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鳴沢氷穴・富岳風穴!行こう山梨へ、富士の麓へ

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公式サイト等で最新情報をご確認ください。

富士山のイメージが強い山梨県。
あの雄大で壮麗な佇まいは様々な映像とともに子供の頃から日本人の記憶には根付いていて、知らない人はいないと言っても言い過ぎではないでしょう。

今回はそんな富士山を抱える山梨県にある富岳風穴鳴沢氷穴を中心にご紹介します!

鳴沢氷穴・富岳風穴のみどころ

富士山観光は見るだけ?自然の起伏を風穴氷穴で楽しもう!!

鳴沢氷穴

富士山観光といえば、富士山を遠くから眺めたり五合目までバスで行ったり、強者であれば登山に挑戦!など楽しみ方も色々あります。
世界遺産に登録されてからは多くの外国人観光客で賑わう場所としても有名です。

富士山が山梨県と静岡県にまたがっていることから、どちらの県からも見ることができますが、見え方や趣のほか見どころは異なります。

富士山そのものにスポットを当てる旅はとてもエキサイティングであり十分な魅力がありますが、実はその周辺にも多くの素敵なスポットが存在します。

富士の樹海として富士山とともに有名な青木ヶ原樹海にある鳴沢氷穴は富士山周辺に多くある見どころのうちのひとつで、地下21mに広がる洞窟です。
そしてそこは夏に足を運んだとしてもちょっと驚いてしまうような低温がキープされています。

山梨や静岡のいわゆる富士山がよく見えるエリアお住まいではない場合には、単純に富士山方面への旅でも非日常でアウトドア要素の詰まるものであるのに加え、アドベンチャー感が強い洞窟や鍾乳洞が加わることで、より一層その要素が色濃くなるのではないでしょうか。

鳴沢氷穴と並んで人気の富岳風穴もまた周辺にあり、こちらもひんやりの平均気温3℃!暑さ知らずというより、少し肌寒く感じるかも知れません。
富士山近辺へお出かけの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか

鳴沢氷穴・富岳風穴での服装

鳴沢氷穴・富岳風穴ともに、夏場も含め内部の温度は年間を通してほぼ一定で低温となるので羽織るものを持参することをお忘れなく。特に寒いのが苦手な女性やお子様は必須です。
 
また、足場が一般的な道路のように整備されているわけではないのでスニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめです。かかとの高い靴や、サンダル履きなどは推奨されません。
 
自然環境となるので、パンツスタイルなどの動きやすい服装がおすすめです。

鳴沢氷穴・富岳風穴のおすすめポイント

昔から愛された天然記念物

鳴沢氷穴

鳴沢氷穴画像

鳴沢氷穴内部

富士山麓の代表的な溶岩洞窟である鳴沢氷穴はその名の通り氷が一年中覆います。それもそのはず、洞窟内部の平均気温は3℃と(さすがに氷点下ではないですが)かなり低温です。

天井から滲み出す水滴は、冷やされて氷柱となっています。この氷柱は例年4月ごろが一番大きくなります。年によって大きさは異なるものの直径50㎝で高さは3mにもなるということもあるのですから驚きです!

洞窟の総延長は153m、幅や高さは内部の場所により異なっていてまさに自然のままの姿です。幅は約1.5m~11m、高さは約1m~3.6mということからもわかる通り、かがまないと進めない場所もあり、そんなところも冒険感を演出してくれる自然の恵みです。

所要時間は一通りぐるっと回って約15分。ぐるっと回ってと書いたのは環状になっているためで、内部を直線で進むというよりは1周回って戻ってくるという具合です。
また足元が悪い箇所があり、スニーカーは必須です。内部はとても滑りやすいので歩行には十分注意してください。

この鳴沢氷穴は、1929(昭和4)年には当時の文部省(現:文部科学省)の天然記念物指定を受けたあと世界にも紹介され、地質学上も貴重な存在となっています。

富岳風穴

富岳風穴画像

冷蔵機器がない時代には天然の冷蔵庫として利用されていたともいわれる富岳風穴も、鳴沢氷穴と同じ平均気温が3℃という内部環境で、昭和初期までは蚕の卵の貯蔵庫に使われていました。

これは孵化を調整して生産性を向上するためだったそうです。また良質の種子を保存して芽吹きをよくする為に冷蔵保存なども行われていました。

冷やすという技術がなかった時代は、天然の冷蔵施設が欠かせないほど本当に氷が役立っていたんですね。そんな時代背景を考えながら見学してみると、ただ通り過ぎるのとはまた少し違ったように目に映るかも知れません。

1100年以上も前から今に続くふたつの洞窟

現在では噴火活動は鳴りを潜めている日本最高峰の富士山も過去には激しい噴火も確認されています。そして今から1100年以上の富士山の噴火により流れ出た溶岩が、徐々に冷え収縮する際に内部ガスが噴出しその後に残った空洞が正に鳴沢氷穴なのです。

また富岳風穴は流出した溶岩流の上部が先に固まり、その下部の溶岩がそのまま流れ続け、その間にできた隙間が固まってできた空洞です。今では世界遺産と認定された富士山の歴史の一端を垣間見れる場所とも言えるかもしれません。

富岳風穴は気泡の多い玄武岩でできていて声が反響しにくいというのが特徴のひとつになっています。

入り口の階段を降りると、そこはまさに別世界!
暗闇体験とアドベンチャー体験が同時に楽しめてしまうなんて素敵ですね!富岳風穴では光苔を見ることもできるので、薄暗い中ならではの光景をお見逃しなく。

ここでしか体験できないことを見つけてください。

ガイドコースもオプションで楽しめます

ガイドコースも魅力のひとつです。

完全予約制のガイドコースは青木ヶ原樹海と鳴沢氷穴富岳風穴の二つを満喫できるガイドツアーです。

青木ヶ原樹海というと少し怖いイメージを持つ方も少なくない(?)かも知れませんが、大原始林が残るエリアは富士箱根伊豆国立公園にも指定されていて、自然に触れに行くに値する場所であることが窺えます。

このツアーコースでは、1都2府8県にまたがる東海自然歩道のうち、山梨県の一部を散策するコースを自然を楽しみながらグングン進みます。

ガイドツアーですから、青木ヶ原樹海の成り立ちや氷穴や風穴と富士山との関わりなどを詳しい解説を実際に目にしながら聞くことができます。

長い距離を歩くので、歩きやすい服装や靴はもちろん水分や夏場でも長袖などをお忘れなく!ガイドコースの詳しい情報はこちらでご確認ください。

このように魅力あふれ、いくつもの楽しみ方ができる2つの洞窟と青木ヶ原樹海エリアに是非一度行かれてみてはいかがでしょうか。
クラブツーリズムでは鳴沢氷穴をコースに含む日帰りバスツアー等が近県から数多く組まれています。(予約方法についてはこちらでもご説明しています。

宿泊やマイカーを使っての旅行も楽しいですが、お手軽に地元のそばからバスに乗るだけで行き帰りは運転や乗り換えなしのバスツアーも検討してみてはいかがでしょうか。
よい旅を!

鳴沢氷穴周辺のホテル・宿泊施設

近隣には周辺を自然に囲まれた、季節の彩りを楽しむことのできる宿泊施設が多数あります。日常から離れた体験のあとは日常から離れた空間でリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。


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鳴沢氷穴を含むバス旅(HIS)
富岳風穴を含むバス旅(HIS)

鳴沢氷穴・富岳風穴の関連イベント・プラン

鳴沢氷穴から車で約1時間のほったらかし温泉はアルカリ性の単純温泉です。歩き疲れ、平均気温3℃のなかで冷えた体をほぐし温めるのはこちらが最適ではないでしょうか。

同じ山梨県内にあるほったらかし温泉は、ゆったりとした露天風呂から富士山や、遠くの山々を眺めることもできれば、夜になると街並みに広がる夜景を眺めることも可能!さらに、日の出の1時間前にオープンするほったらかし温泉は、お湯に浸かりながらの開放感の中で日の出が見れるといく特別感満載の温泉です!!
年中無休ということもあり、初日の出を見るなんて楽しみ方も!(※混雑にご注意ください)

すでに3か月先まで予約でいっぱいというキャンプ場もオープンし、早朝利用も益々便利になった感のあるほったらかし温泉へ氷穴・風穴旅行の際に立ち寄ってみてください。

鳴沢氷穴・富岳風穴の動画

鳴沢氷穴・富岳風穴の基本情報

利用案内

お出かけ・検討の前に注意事項事前にご確認ください

営業日

基本的に年中無休
※臨時休業や天候・洞窟内の状況により変更の場合もあるので事前のお問い合わせをオススメします

営業時間

期間 平日 土日祝
11月16日~ 3月15日 9:00~16:15 9:00~16:15
 3月16日~ 3月31日 9:00~16:45 9:00~16:45
 4月 1日~ 4月15日 9:00~17:15 9:00~17:15
 4月16日~ 4月28日 9:00~17:15 9:00~17:15
 4月29日~ 5月 8日 8:30~17:45 8:30~17:45
 5月 9日~ 7月15日 9:00~17:15 9:00~17:15
 7月16日~ 7月31日 9:00~17:15 9:00~17:15
 8月 1日~ 8月10日 9:00~17:45 9:00~17:45
 8月11日~ 8月16日 8:30~17:45 8:30~17:45
 8月17日~ 8月28日 9:00~17:45 9:00~17:45
 8月29日~10月16日 9:00~17:15 9:00~17:15
10月17日~10月31日 9:00~17:00 9:00~17:00
11月 1日~11月15日 9:00~16:45 9:00~16:45

休業日

無休
※メンテナンス等の臨時休業の場合があります。
事前問い合わせをオススメします

料金

大人:350円(どちらも共通価格)
小人:200円(どちらも共通価格)

両洞窟セット券

大人:600円
小人:300円
※セット券を買うと絵葉書が!!

問い合わせ先

富岳風穴:0555-85-2300
鳴沢氷穴:0555-85-2301
ガイドツアー:0555-85-3089
ネイチャーガイドツアー ページ
(天然記念物 富岳風穴 鳴沢氷穴 公式サイト)

鳴沢氷穴・富岳風穴に関する各種情報ページ

公式サイト
公式サイト(スマートフォン)
ほったらかし温泉

割引関連

鳴沢氷穴の料金が300円になる方法のみんなの優待詳細はこちらから
山梨県の公式観光ガイドアプリからでも割引可能です!
JAF会員なら鳴沢氷穴の入洞料50円割引

鳴沢氷穴・富岳風穴への行き方・アクセス

公共交通機関

富士急行 河口湖駅 → 路線バス 「風穴」または 「氷穴」バス停下車 約30分

中央自動車道 河口湖I.C 約20分
東名自動車道 富士I.C 西富士道路経由 約45分

駐車場

第1駐車場:普通車20台(バス5台)
第2駐車場:普通車70台
第3駐車場:普通車10台(バス4台)

各種地図

鳴沢氷穴

 
富岳風穴

 
ほったらかし温泉

Tea break -Cover Story-

氷のまぼろし

夏の盛りをいよいよ迎えた八月上旬。
各地では、夏祭りや盆踊り、花火大会などイベントが目白押しだ。

そんな街並みをよそに、照り付ける日差しの中で、信号待ちの交差点で首を伝う汗を拭いながら、帰省する当てもない夏休みのことをぼんやり思う。

目の前を浴衣姿の結い髪が、かき氷を手に通り過ぎてゆく。

その瞬間ら頭の中は、氷、こおり、ICEばかり浮かんでくる。

早速検索開始。「夏+日本+氷が見れる場所」。

その場所は、富士近い山梨にあった。
天然記念物に指定されている鳴沢氷穴
いくつもアップされている写真を見ながら、もう行った気になってにやにやしている。

そうだ、前から行きたかった「ほったらかし温泉」にも寄ろうと
再度ルート検索すると鳴沢氷穴から1時間くらいで着けそうだとわかり更にニヤつく。

まだ助手席が空いたままの今年の夏休みも、誰に気兼ねすることのない気ままなものになりそうだ。
そんなことを考えつつ、次の営業先に向かうのだった。