目次
このルートが向いている人・向いていない人
向いている人:
- 限られた日程で南紀の絶景を効率よく巡りたい → 白浜から熊野まで、飛行機+レンタカーなら短期間でも主要スポットを網羅できます。
- リゾート気分と温泉を両立させたい → 白浜温泉は古くから「日本三古湯」のひとつ。海辺のリゾートと歴史ある湯治場を同時に楽しめます。
- 熊野古道や那智の滝など、世界遺産を体感したい → 熊野三山は「蘇りの聖地」として信仰を集め、自然と宗教文化が融合した世界遺産です。
向いていない人:
- 費用を抑えたい(航空券+レンタカーでやや高め)
- 徒歩や公共交通中心の旅を好む
- 長距離運転に不安がある
移動手段と費用目安
- 羽田〜南紀白浜空港:往復航空券は約20,000〜40,000円(時期・便による) → ANA/JALが運航。繁忙期は高めですが、平日は割安になることも。
- レンタカー:軽自動車で1日約6,000円〜、普通車で約8,000円〜 → 白浜空港で借りればすぐに移動開始可能。南紀は車必須のエリアです。
- ガソリン代:2泊3日で約2,000〜3,000円(走行距離により変動)
モデルコース[1日目]南紀白浜到着・リゾート満喫プラン
- 午前:南紀白浜空港着 → レンタカーで移動
- 昼:とれとれ市場で海鮮丼ランチ → 西日本最大級の海鮮市場。マグロや地魚をその場で味わえる人気スポット。
- 午後:円月島の絶景をグラスボートで堪能 → 千畳敷・三段壁で自然の迫力を体感。円月島は夕景の名所。千畳敷は波に削られた大岩盤、三段壁は高さ50mの断崖絶壁。
- 夕方:白浜温泉(崎の湯など)でリラックス → 海を目の前にした露天風呂。古代から続く湯治場の雰囲気を残しています。
- 夜:地元居酒屋で新鮮な魚介料理
モデルコース[2日目]熊野古道の絶景と奇岩巡りプラン
- 朝:白浜発 → 那智勝浦へ移動(約1.5時間)
- 午前:熊野那智大社参拝 → 那智の滝で荘厳な自然美を体感。那智大社は熊野三山のひとつ。滝は落差133m、日本一の大滝。
- 昼:勝浦漁港でマグロ料理 → 「生マグロ水揚げ日本一」。漬け丼やカマ焼きなど多彩なマグロ料理が楽しめます。
- 午後:串本へ移動 → 橋杭岩・ゴジラ岩など奇岩群を巡る。橋杭岩は約850mにわたり大小の岩が並ぶ景勝地。ゴジラ岩は怪獣の姿に見える奇岩。
- 夕方:潮岬灯台で夕景を眺める → 串本温泉宿泊。潮岬は本州最南端。灯台からの眺望は太平洋の大パノラマ。
モデルコース[3日目]穴場絶景と帰路への移動
- 朝:紀伊大島へ → トルコ記念館や海金剛など歴史と自然の融合スポット。記念館は1890年のエルトゥールル号遭難事件を伝える施設。海金剛は荒波が削った奇岩群。
- 昼:白崎海洋公園で白い岩肌と青い海の絶景 → 石灰岩の白い断崖とエーゲ海のような青い海が広がる「日本のエーゲ海」。
- 午後:白浜へ戻り、空港へ移動 → 夕方の便で羽田へ
現地で役立つ裏技・注意点
- レンタカーは空港で即借りるのが効率的。事前予約推奨。
- ガソリンスタンドは白浜・串本・那智勝浦に点在。早朝・深夜は営業外が多いため注意。
- 宿泊は白浜温泉街・勝浦・串本の3拠点で分けると移動がスムーズ。
- 熊野古道の一部は歩きやすい靴必須。雨天時は滑りやすいため注意。
【詳細情報まとめ】観光・交通データ
- 地図:主要スポットをGoogleマップで連携
- 駐車場:円月島・千畳敷・那智の滝・橋杭岩などに無料/有料あり
- 所要時間:各スポット間の移動は30分〜90分程度
- 関連動画:熊野古道・白浜温泉の紹介映像リンクあり
- 各施設料金:グラスボート約1,200円、潮岬灯台展望台約300円など
