秘境の地としても人気の三好市をお得に楽しめるチャンスなので、ぜひお見逃しなく。
目次
平家伝説残る秘境で祖谷のかずら橋を渡る!!
徳島県三好市祖谷。祖谷はいやと読みます。
全国にあまたある平家の落人伝説ですが、徳島県三好市にある祖谷にも平家伝説が残っています。
そして最近特に人気なのが「祖谷のかずら橋」です。この趣きある吊り橋についてご紹介します!
祖谷のかずら橋の魅力
「祖谷のかずら橋」は平家の落人が追っ手の進入を防ぐためにシラクチカズラ(約5トン)で編んだといわれています。国の重要有形民俗文化財に指定されている貴重な橋でありながら渡ることができます。
歩くとぎしぎしと揺れるのでまさにスリルを味わうにはうってつけです!このスリルが吊り橋の醍醐味でもあるのですが、そのドキドキは本物で「何度渡っても怖い!」という声が相次いでいます。
この「祖谷のかずら橋」ですが、長さは45m・幅は2m・高さ14mで、昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設だったといいます。
現代においては観光スポットとしての意味合いが色濃いですが、現在まで受け継がれていること自体が、手付かずの自然の中にありながら人々に重用されてきたことが窺い知れます。貴重なこの橋は3年ごとに架け替えが行われ現在でも大切にされています。
吊り橋が歩くたびに揺れるスリルはもちろんですが、この橋の醍醐味はやはりそのロケーションにあります。絶景を楽しみながらスリルも同時に味わえる一度に二度おいしい橋です。
この絶景をさらに装飾するようにライトアップも実施されています。ライトアップ時間は日没後からとなるので営業時間終了後ということになります。そのためその時間に橋を渡ることはできないのですが、大自然の漆黒の闇に浮かび上がる「祖谷のかずら橋」や「琵琶の滝」の幻想的な光景は見逃せません!!
しかもこのライトアップは年中無休で行われており、どの季節に行っても楽しむことができるので日中に橋を渡る体験やまわりの景色を楽しむだけではなく、是非夜のライトアップもお見逃しなく!!
ライトアップの時間は19:00~21:30です。新緑の頃ももちろん素敵ですが、特に紅葉の時期は幻想的な雰囲気がより深まるのを感じられるのではないでしょうか。
夏は水辺で木々に遮られ避暑に、秋は紅葉を、春は新緑や群生した山藤と、どの季節も楽しめるうえに冬場は雪景色を見ることもできる場合もあります。ん。
春に咲き乱れる山藤
祖谷のかずら橋周辺では4月中旬から下旬にかけて美しい山藤が咲き乱れます。
まるでかずら橋を覆うようにデコレーションする山藤は春の訪れと共にふんわりとした優しい匂いを漂わせ彩を添えます。
紅葉や新緑が有名なこの一帯ですが、この時期しか見ることの出来ない美しい山藤の色彩は観光で訪れる人にも人気でちょっとした写真撮影スポットになっています。
秘境感あふれるこの場所に春を感じにお出かけになるのはいかがでしょうか。
かずら橋と山藤の様子がわかる素敵な動画をご紹介します(2:18頃から山藤が登場します)
紅葉の見ごろ
紅葉の見ごろは例年11月上旬~11月中旬頃です。
このシーズンには紅葉の素晴らしい景色や夜のライトアップとのコラボレーションも楽しめます。
冬場には雪も降るエリアです。雪の日だけでなく山間という場所柄すべてが歩きやすい道ではないので足下・履物には十分ご配慮ください。
秘境、そして揺れる橋と渓谷、うっそうと茂る木々。
自然を満喫するにはうってつけの場所です。
ただし3年に一度の橋の架け替え工事期に当たってしまうと橋を渡ることはできないので事前にご確認のうえ足を運んでみてください!
迫力ある琵琶の滝も併せて見たい場所
「琵琶の滝」は近い場所にあるので日中も併せて堪能してみたい場所です。「祖谷のかずら橋」を渡り左に約50m程度進むと落差50mという「琵琶の滝」に出会えます!50mといえばビルでいうと15階から20階建に相当する高さですから水量の多いときには結構な迫力です!
また、一直線の水流、滝壺に癒されること間違いなし。「祖谷のかずら橋」を渡られたら是非お見逃しなく!
秘境感漂い、絶景や自然を堪能できる祖谷渓へ足を運んでみませんか。
祖谷 かずら橋の動画
秘境感漂う雰囲気をどうぞ!
素敵な動画をご紹介します!
祖谷 かずら橋・野猿の基本情報
利用案内
営業日時
- 4月 1日~ 7月20日 7時00分~18時30分
- 7月21日~ 8月31日 6時30分~19時00分
- 9月 1日~ 9月30日 7時00分~18時30分
- 10月 1日~11月30日 7時00分~17時30分
- 12月 1日~ 2月12日 8時00分~17時00分
- 2月13日~ 3月31日 8時00分~18時00分
料金
大人 :550円
小人(小学生):350円
問い合わせ先
三好市観光案内所
連絡先:0120-404-344
祖谷かずら橋に関する各種情報ページ
祖谷かずら橋への行き方・アクセス
公共交通機関
JR徳島駅から
徳島駅(JR線)→ 大歩危 駅
※特急利用で途中阿波池田駅で乗り換えます。自由席利用で 3,280円
→ 四国交通バス(かずら橋又は久保行き)→かずら橋バス停下車 →徒歩約5分 →祖谷のかずら橋 約2時間30分
※バスは4月~11月の期間、土曜日、日曜日、祝祭日には1時間に1本程度運行
但し、平日には2~3時間に1本になるので注意が必要
車
→ 伊予街道/国道192号線→ 吉野川バイパス/国道11号線 →徳島自動車道 →高速井川池田IC
→ 国道32号線 → 県道45号線 →県道32号線 →祖谷のかずら橋 約2時間
駐車場
あり
かずら橋夢舞台(市営駐車場)
大型バス: 20台
乗用車 : 350台
大型バス:1,540円
中型バス:1,030円
普通車 : 510円
バイク : 210円
※近隣にも他駐車場があります
※かずら橋により近い駐車場はこちら(かずら橋夢舞台ではありません)
※駐車可能台数はかなり少なめなのでご注意ください
祖谷かずら橋の地図
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