修善寺温泉は伊豆でも有数の人気観光地です。今回はそんな修善寺温泉への交通手段別のアクセス方法と駐車場情報、温泉街周辺のおすすめ観光スポットを8ヶ所紹介していきます!
「伊豆の小京都」と言われている通り、情緒あふれるスポットが満載です!
目次
修善寺温泉とは?
807年(平安時代初期)に弘法大師 空海によって開かれたとされる「修禅寺」を中心とした門前町です。そして、同じく空海によって湧出されたと伝わる「独鈷(とっこ)の湯」を中心とした温泉地でもあります。
(独鈷の湯は伊豆最古のいで湯ともいわれています)
街なかの各スポットには、京都にちなんだ名称(桂川や渡月橋、竹林の小径など)が付けられていて、その雰囲気もあいまって『伊豆の小京都』とも言われています。
また、夏目漱石や芥川龍之介などの名だたる文豪が愛した宿が多くあることでも知られています。
修善寺温泉への行き方・アクセス方法
まずは修善寺温泉へのアクセス方法を交通手段別で詳しく解説していきます。
公共交通機関で行く場合
修善寺温泉の最寄り駅は伊豆箱根鉄道 駿豆線(すんずせん)の修善寺駅です。
そこから路線バスに7分ほど乗ると修善寺温泉バス停に着きます。
また、伊豆箱根鉄道 駿豆線は三島駅から出ているので、東海道新幹線やJR東海道本線から乗り継ぐこともできます。
修善寺駅から修善寺温泉へのバス便
修善寺駅南口のバス乗り場から、伊豆箱根バスもしくは東海バス「修善寺温泉 行き」に乗車して約7分、「修善寺温泉 バス停」で下車
料金は220円(大人・片道)です。
(2022年2月時点での情報)
三島駅から修善寺駅への電車
三島駅から修善寺駅までは伊豆箱根鉄道 駿豆線で約40分で行くことができます。
料金は520円(大人・片道)です。
(2022年2月時点での情報)
※駿豆線ではSuicaやPASMOなどのICカードの利用ができないのでご注意ください
伊豆箱根鉄道の時刻表
※「駿豆線」→「時刻表」の項目をご確認ください
東京駅から特急 踊り子号で行く場合
東京駅や品川駅、横浜駅からは特急踊り子号に乗ることで、修善寺温泉駅まで乗り換えなしで行くことができるので便利です。
サフィール踊り子号は修善寺駅にはいかないのと、下田駅行きに比べると運行本数がとても少ないのでご注意ください。
大人片道料金(東京駅から)
※通常運賃・特急券料金の合算金額です
指定席:4,610円
グリーン席:6,880円
※自由席はありません
(2022年2月時点での情報)
乗車時間目安
約2時間10分
特急踊り子号の時刻表(東京駅発)
(ジョルダン公式サイト)
車で行く場合
修善寺道路(国道136号有料バイパス)の修善寺ICより約5分
※温泉街は一部区間で一方通行規制が敷かれているのでご注意ください
修善寺温泉エリアの駐車場情報
修善寺温泉エリアの駐車場マップ
(赤色「★」マークは独鈷の湯(温泉街の中心)、紺色「P」マークが駐車場です)
プリモ商事駐車場
独鈷の湯まで徒歩約0分
マップコード:116 186 079*30
独鈷の湯や修禅寺の目の前にある駐車場です。修善寺温泉の中心にあるので各スポットを巡るのに便利ですが、駐車料金が他と比べると割高な印象です。
駐車料金
520円/1時間
(最大料金の設定なし)
収容台数(目安)
20台ほど
みよしや駐車場
独鈷の湯まで徒歩約3分
マップコード:116 156 888*64
桂川の右岸にある古美術屋みよしやさんが運営している駐車場です。1日400円ととてもお得な駐車料金ですが、収容台数が5台ほどなので駐車出来たらラッキーです。
駐車料金はみよしやの店内で支払います。
駐車料金
400円/1日
収容台数(目安)
5台ほど
小山駐車場
独鈷の湯まで徒歩約6分
マップコード:116 186 002*66
修善寺駅から行くと一番奥の方にある駐車場で収容台数の多さと最大料金の設定があるのが魅力的です。
外湯施設(日帰り温泉)「筥湯(はこゆ)」の利用時に駐車券を提示すると、3時間分の割引サービスを受けられます。
駐車料金
300円/3時間まで
100円/以降1時間ごと
500円が最大料金(24時間)
収容台数(目安)
80台ほど
有料駐車場(2ヶ所あり)
独鈷の湯まで徒歩約2分
マップコード:116 186 114*74
筥湯(はこゆ)の近くにある駐車場で月の庭パーキングと菊屋駐車場が隣りあっています。
最大料金があり、収容台数も多めなので人気の駐車場です。
駐車料金
400円/1日
収容台数(目安)
月の庭パーキング:50台ほど
菊屋駐車場:30台ほど
鈴木パーキング
独鈷の湯まで徒歩約3分
マップコード:116 186 028*15
最大料金があり裏路地にある穴場の駐車場です。
駐車料金
400円/1日
収容台数(目安)
15台ほど
修善寺で巡りたい定番観光スポット8選
修善寺の温泉街は山あいに密集しているのでほとんどの観光スポットは徒歩で巡ることができるのも人気の一因です。
「独鈷の湯」を中心として、そこから徒歩での所要時間を入れた形で紹介していきます!
1.独鈷の湯
修善寺を代表する観光スポットです。弘法大師 空海が湧出させたという伝説が残っています。
現在は法律上、足湯も含めて入浴ができませんが、周囲に2つの足湯施設(無料)があり、多くの人でにぎわっています。
「独鈷の湯で修善寺温泉の歴史を感じる!周辺の足湯情報も紹介」の記事で詳しい情報を紹介しています。
2.竹林の小径
独鈷の湯から徒歩約3分
竹林の中を散策できるスポットで修善寺に訪れた人のほとんどが観光するほど人気です。
規模としては大きくはないものの、川のせせらぎを聞きながら散策できることや、夜のライトアップが幻想的だと好評です。
「修善寺『竹林の小径』のライトアップ時間やアクセス・駐車場情報」の記事で詳しい情報を紹介しています。
3.筥湯(はこゆ)
独鈷の湯から徒歩約3分
修善寺温泉に唯一ある外湯(共同浴場)施設で2000年にオープンしました。
内風呂のみのシンプルな構造ですが総ヒノキ造りの湯船をはじめ、新しい施設ながらも古き良き雰囲気を残していて落ち着くと口コミ評価が高いです。
「筥湯(修善寺温泉)で日帰り入浴!アメニティや駐車料金割引も紹介」の記事で詳しい情報を紹介しています。
4.修禅寺
独鈷の湯から徒歩約1分
修善寺という地名の由来にもなっている空海が開いたとされる名刹です。
桜や紅葉の名所としても知られているほか、境内には多くの個性的な石像が安置されていたり、弘法市などのイベントも多数開催されています。
「修善寺温泉の中心『修禅寺』の見所や御朱印情報・アクセス方法を紹介」の記事で詳しい情報を紹介しています。
5.修善寺虹の郷
独鈷の湯から徒歩約30分
(修善寺温泉バス停から路線バスに乗れて約7分です)
修善寺温泉街の北側にある広大な花と緑のテーマパークです。日本をはじめイギリスやカナダの街の雰囲気や庭園が楽しめるほか、ミニSLで園内を移動する体験が人気です。
また、紅葉の名所でもあり、見ごろの時期には園内がライトアップされて多くの人が訪れます。
「修善寺虹の郷の見所や紅葉の見ごろ・バスでのアクセス方法を紹介」の記事で詳しい情報を紹介しています。
6.修善寺 日枝神社
独鈷の湯から徒歩約2分
修禅寺に隣接する神社で巨木が林立しているパワースポットです。
様々なご利益を授けてもらえますが、特に子宝祈願が人気です。境内には樹齢850年ともいわれる2本の杉が根元でつながっている「子宝の杉」が鎮座していて、その木に祈願をするのが人気です。
「修善寺 日枝神社–アクセス・駐車場・見どころ情報」の記事で詳しい情報を紹介しています。
7.指月殿(しげつでん)
独鈷の湯から徒歩約5分
修善寺で非業の死を遂げた鎌倉幕府二代将軍・源頼家の冥福を祈るために、実母の北条政子が寄進したとされる経堂で伊豆最古の木造建築とされています。
周辺には頼家やその家臣のお墓があるとともに、「お伺い石」という縁結びを占う石も安置されています。
「指月殿(しげつでん)–アクセス・駐車場・見どころ情報」の記事で詳しい情報を紹介しています。
8.修善寺自然公園
独鈷の湯から徒歩約30分
(修善寺温泉バス停から路線バスに乗れて約5分(もみじ林前バス停)です)
温泉街の北側にあり、虹の郷とも隣接した自然公園で桜やツツジ、キンモクセイなどの花が楽しめることでも人気です。
特に人気なのが1haもの広大な敷地に1,000本も植えられているという紅葉する樹木群です。見ごろの時期には紅葉祭りも開催され、出店なども並びます。
「修善寺自然公園–アクセス・駐車場・紅葉・見どころ情報」の記事で詳しい情報を紹介しています。
番外編:イベントも多数開催!
修善寺温泉は四季の移ろいを感じられる温泉地として様々なイベントを開催しているので、その一部を紹介します。
修善寺梅林 梅まつり
修善寺自然公園の近くには伊豆屈指の本数を修善寺梅林があり、見ごろの時期には「梅まつり」が開催されます。
キャンドルナイト in 修善寺温泉
修禅寺の境内を1,000本ものロウソクが優しく照らすライトアップイベントで例年、お盆~8月下旬ごろに開催されます。
もみじライトアップ
紅葉の見ごろを迎える時期に修善寺一帯で開催されるお祭り「もみじ散策」での人気プログラムが「もみじライトアップ」です。前述の修善寺虹の郷で実施されます。
まとめ
・修善寺温泉の最寄り駅は伊豆箱根鉄道の修善寺駅
・修善寺駅からは路線バスで温泉街まで行くことができる
・東京方面からは特急踊り子号や高速バスで乗り換えなしでアクセスするのも可能
・温泉街には有料駐車場が点在しているものの、収容台数は少なめなので早めに確保したいところ
・独鈷の湯を中心に観光スポットが密集しているので日帰り観光もできる
伊豆の小京都「修善寺」は温泉と観光一緒に楽しめるのでおすすめです!
修善寺温泉の基本情報
利用案内
問い合わせ先
伊豆市観光協会 修善寺支部
0558-72-2501
修善寺温泉に関する各種情報ページ
修善寺温泉の散策マップ(裏)
※散策マップは容量が大きいPDFファイルですのでご注意ください
修善寺温泉の地図
静岡県伊豆市修善寺838-1
(修善寺温泉旅館協同組合)