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犬吠埼で初日の出!日本で一番早い初日の出って本当!?
日本で一番早い初日の出が千葉県?
ご存知ない方にとっては意外ですよね。国立天文台の公式サイトによると島嶼部や山岳部を除くと犬吠埼が一番早いとのことで、これは季節にもよるようですが、初日の出に関しては北海道の納沙布岬よりも早いのです。
小笠原の母島や富士山などの標高が高い場所の順で、初日の出の時刻は実際には「犬吠埼」より早いのですが、平地だとここ「犬吠埼」が一番!年明けの初日の出を1番乗りなんて縁起がよさそうですよね。ぜひ「犬吠埼」の初日の出を拝みに行きませんか。
また、やはり年初の1番はじめの催しである初日の出や初詣なので例年大変な賑わいをみせます。
そのためお車でお出かけの方は大晦日のうちには出発がおすすめです。かなり近くまで来ているのに「あ!間に合わない」ということにもなりかねません。是非銚子電鉄などの交通機関をご利用も検討なさってください!公式発表でも公共交通機関の利用を推奨しています。
周辺には宿泊施設もあり、なんとお風呂から日の出を眺められるなんて場所もあるんです!年末からゆったり宿泊というのも贅沢な1年の始まりですよね。じゃらんで犬吠埼近辺の絶景旅館・風呂を探す
ただ、雲がかかってしまうことも多く、水平線からの日の出の瞬間が見えないことが多いのも事実です。
年始の運試しと考えてチャレンジするのはいかがでしょうか?運よく見れても、運悪く雲の上に出たときに見えてくる日の出であっても、晴れていれば日は昇るので美しい日の出は楽しめます。
辺りが徐々に明るくなり始め、神々しく輝く2022年の初日の出を楽しめます。また寒さが気になって初日の出どころではない ということがないように防寒対策はしっかりと準備のうえお出かけください。
それでも冷えてしまったという場合は、近隣の宿泊施設で日帰り温浴などを楽しんで温まってから初詣へお出かけするのはいかがでしょうか
日本の平地で一番早い初日の出ではないですが、日の出自体は一年中見ることができます!
海から昇る日の出は、いつ見ても美しいので、初日の出に限らず是非訪れてみてください。
近くには犬吠埼灯台もありますので、是非立ち寄られてはいかがでしょうか!
ストリートビューでの犬吠埼灯台からの景色
初日の出は地球の丸く見える丘展望館からも!
銚子で一番高い場所にある地球の丸く見える展望館からの初日の出観賞もおすすめです!銚子で一番高い場所ということは平地で一番早い初日の出をその中でも一番早く見ることができます!
例年は特別に元日の特別営業がされ、5:30から開館となります。初日の出の時間の頃(6:46頃)と8:00からは銚子はね太鼓保存会による新春初打ちと獅子舞が披露されます。カフェや売店もオープンしていますので初日の出に一番乗りしてみませんか!
地球の丸く見える丘展望館
問合先:0479-25-0930
住所:銚子市天王台1421-1(2日以降は通常営業)
入館料:大人 420円/小人 200円/65歳以上 360円
お得チケット
地球の丸く見える丘展望館の入館料と銚子ポートタワーの入場料の共通券がセットになったお得チケットが販売されています。
共通券は700円
銚子ポートタワーの大人料金が420円で、地球の丸く見える展望館の大人料金も420円ですから、140円お得にご利用になれます。
銚子ポートタワーから地球が丸く見える丘展望館までは車で約15分ほどなので、お時間があれば両方回ってみてはいかがですか。
犬吠埼の新名所 犬吠テラステラス(INUBOW TERASU TERRACE)も見逃せない
犬吠テラステラスの基本情報はこちらの記事からご確認ください
2018年末にプレオープンした「犬吠テラステラス」がいよいよ2019年元旦にグランドオープンしました。
地元産の加工品などを扱うウィークエンドマルシェを不定期で開催したり、銚子市から外房エリアの九十九里やいすみ市周辺を代表する商品が並ぶセレクトショップがあったります。
他にも2Fのテラスからは美しい朝陽や夕陽を眺めることができ、デザインベンチも用意されている嬉しいスペースで、施設内で購入した商品の持込みも可能です。
また、体験型のワークショップ等が開催されたりするのでご興味があれば是非参加してはいかがでしょうか。アクティブな方であればレンタサイクルの利用もオススメです。
観光案内スペースやカフェも併設されているので、銚子観光や犬吠埼観光の拠点としても大活躍しそうな「犬吠テラステラス」に是非一度足を運んでみてください!本当にオシャレスペースですよ!犬吠テラステラスをgoogle map で見る
2023年は犬吠テラステラスの展望テラスからも初日の出を観賞することができます(ふるさと納税)。
事前予約制(さとふる)となっているので席がなくなり次第募集は終了です!(2023年分完売)席の形態や、場所によって料金も異なるので詳しくは犬吠テラステラス公式サイト 初日の出 特別観覧展望席よりご確認ください。
営業情報その他詳細については、公式サイトをご確認ください。
イオンモール銚子から見る初日の出
近隣のショッピング施設イオンモール銚子でも初日の出を見ることができます。
通常は10:00 OPENですが、元日は5:30から駐車場の開放され、7:00にはショップも開店するので初日の出を見て冷えた体をショッピングやお食事で温めることができます。
駐車場情報や交通規制の情報は銚子市 公式サイトの最新情報をご確認ください。
直接お問い合わせください。
2024年元日 交通規制情報
非常に人気の高い初日の出スポットである犬吠埼では元日に交通規制が実施されます。
安全確保や混雑緩和のための施策なので、事前にご確認の上初日の出の時刻に間に合うよう時間に余裕をもって行動することがオススメです。
以下銚子市公式サイトより転載
・元日の未明から初日の出を目的に犬吠埼を訪れる車で周辺道路が大変混雑します。
・そのため犬吠埼周辺では交通規制が敷かれ、午前2時から9時までは犬吠埼へ車で近づくことはできません。
・犬吠埼周辺の駐車場は、例年、午前2時頃には満車になります。
・交通規制区間での路上駐車や逆走は交通違反の対象となりますので現地の規制に従って走行をお願いいたします。
日の出の直後から駐車場を出庫する車で周辺道路が激しく混雑しますのでご注意ください。
銚子市 公式サイト
詳細は銚子市初日の出インフォメーション(銚子市 公式サイト)をご確認ください。
犬吠埼の日の出の動画
美しい日の出の映像をお楽しみください!
素敵な動画をご紹介します!
犬吠埼灯台の基本情報
利用案内
営業日
年中無休
営業時間
8:30~16:00
休業日
荒天等の場合に休業の場合あり
料金
大人:200円(小学生以下無料)
問い合わせ先
犬吠埼灯台
連絡先:0479-25-8239
犬吠埼に関する各種情報ページ
初日の出・新年関連
新年のイベント2022
初日の出スポットとして大人気の犬吠埼では年始にかけて交通規制が敷かれます。一方通行になるなど、通常のルートが使用できなくなる場合があるので事前にご確認されることをおすすめします。
銚子市 公式サイト 2024年銚子市初日の出インフォメーション
船上から初日の出なんて贅沢クルーズはいかがですか。銚子の海と太陽を全身で感じることができます。
初日の出クルーズページ(大人:4,500円/小人:2,500円)
※2023年は11月18日から受付が始まっています!
銚子電鉄
銚子市観光協会 お知らせ(銚子電鉄は1/1~1/3まで特別ダイヤで運行します)
2024年 初日の出情報(交通規制情報含む)
犬吠埼への行き方・アクセス
公共交通機関
銚子電気鉄道 犬吠駅下車 徒歩約15分
以下、初日の出関連の鉄道情報です。
JR東日本ニュース(PDF)
※初日の出関連の列車情報が確認できます
※両国発
車
東関東自動車道 潮来I.C 約1時間
駐車場
あり
※君が浜しおさい公園無料駐車場です
犬吠埼の地図
Tea break -Cover Story-
しるす
沖の向こうにたなびく雲が、白さを増してゆく。
去年を懐かしんだのはついさっき。
寒いし、眠いのにやめられない習慣。
僕らは有限で、時間は無限。
有限は無限を無限たらしめ、無限は有限を内包する。
何かがあるから、何かが存在する。
時計を見れば時間はわかるし、カレンダーを見れば日付はわかる。
でも、今日という日にしるしをつけることは出来ないんだ。
確かに僕は行ったんだ。
確かに僕はみたんだ。
そんな記憶がいくつもしるしをつける。
僕の背丈はいつしか大きくなっていって、そしていつしか止まる。
いつしか年を取っていって、いつしか止まる。
今目の前で待っている、まばゆい光の天体ショウもいつかは止まるのだろうか。
それを生きている間に、この有限の命が尽きるまでに、確かめることはできないだろうけど。
身近なひとが亡くなったときに、そのひとのしるしをたどってみたり。
身近なひとが晴れましく誰かと結ばれるとき、そのひとのしるしをたどってみたり。
検証のしようがな誰かのなかにだけあるしるしも、いくつかの写真や動画、目撃者の証言とともにたどることは出来る。
そして、まもなく平成の終わりが近づき、また何かの新しい名前のついた世界がはじまる。
そう、つかみようも、確かめようもないものを、感じるように、惜しむように、名前を付けてあることにする。
今日が、いまが、あの日が、明日が、テレビや映画や小説やその他多くの制作物と同じようなフィクションではなく。
ドキュメンタリーなんだという証拠にしるしをつける。
ここに確実にいた。
あのとき、確実にそれは起こった。
なんて言いながら。
あと何度この朝日を見て「今年が始まった」なんて、僕だけが知っているノンフィクションはしるしをつけるのだろう。