玄武洞正面画像

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玄武洞で迫力の自然美に触れる!渡し船などアクセス情報も紹介

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2022年9月1日(木)~30日(金)には玄武洞公園のライトアップ及び特別イベントを実施。詳細は夜間ライトアップのお知らせ(玄武洞公園 公式サイト)をご確認ください。


国の天然記念物 玄武洞を体感!!複数の洞窟は圧巻!!

京都府の丹後から兵庫の但馬御火浦(たじまみほのうら)を経由し鳥取県の鳥取砂丘までの日本海に面する約75kmの海岸線を中心とするのが山陰海岸国立公園です。このうち専有面積では兵庫県が断トツのトップです。

その山陰海岸国立公園に含まれる「玄武洞」は国の天然記念物に指定されている兵庫県豊岡市に位置する洞窟・絶壁です。

約160万年前の噴火により噴出したマグマが冷却され玄武岩溶岩の層が形成されました。今でも玄武岩のみごとな柱状節理(岩石の割れ目)を見ることができます。玄武洞公園には、他にも「青龍洞」「白虎洞」「南朱雀洞」「北朱雀洞」の洞窟が整備されています。

「玄武洞」は割れ目(節理)が顕著で切り出しやすかったことから、人々が採掘しその採掘跡が洞窟として残ったそうです。そのため洞窟は天然のものではなく採掘跡地ということになりますが、現在でも玄武岩の柱状節理によって洞窟内に亀甲上の天井や石柱などが見られます。「玄武洞」の名の由来は江戸時代に幕府の儒学者がここを訪れた際に、伝説上の動物「玄武」の姿に見えるということで「玄武洞」と名付けたと言われています。

2009年には玄武洞公園を含む山陰海岸国立公園が「山陰海岸ジオパーク」として日本ジオパーク認定を受けており、その翌年の2010年には世界ジオパーク認定を受けました。

「玄武洞」では有料ですが30分で2洞、または60分で5洞を回るガイドツアーも実施されていて好評を博しています。

国立公園でもありジオパークでもある玄武洞公園へ是非行かれてみてはいかがでしょうか。

玄武洞のみどころ

玄武洞公園

玄武洞公園は国指定天然記念物である「玄武洞」を中心として整備され、現在は山陰海岸国立公園の一部です。「玄武洞」は、塩基性の火山岩の総称「玄武岩(英名:basalt)」の由来になっています。

玄武洞公園は「玄武洞」のみならず、冒頭でお伝えした「北朱雀洞」「南朱雀洞」「白虎洞」「青龍洞」を含みます。このうち「玄武洞」「青龍洞」の二つが天然記念物に指定されています。

「青龍洞」は最も長い柱状節理を見ることが可能で、長さが15mを超えるものもあります。自然が造り出したその迫力は圧巻です。

青龍洞画像

青龍洞

また、特に人気なのが秋の紅葉シーズンです。紅葉の名所としても知られており、柱状節理のダイナミックさと秋の紅葉の儚さがマッチしていてとても美しい自然美を堪能できます。但しバスツアー等も企画されているので、混雑を避けるのであれば早い時間のお出かけがオススメです。

玄武洞ミュージアム

2018年3月にリニューアルオープンした玄武洞ミュージアムは有料施設でありながら、その料金の価値があったという声の多い満足度の高い施設です。

展示施設は「岩石ゾーン」「鉱物ゾーン」「化石ゾーン」「杞柳ゾーン」に別れていてそれぞれ見どころが異なります。

岩石ゾーン

ここでは中に入ることのできない「玄武洞」のつくりだす六角柱を見ることができます。それ以外にも山陰海岸で昔歩いていたゾウの足跡が多く発見されたことにちなんで全長7.6mの大きなアジアゾウ(ステゴドン)が展示されています。

鉱物ゾーン

ここでは世界一のアマゾナイトやブラックライトを当てると様々な色に変化するものもある光る石を展示しています。他にも美しい音を奏でるカンカン石の楽器やくねくね曲がる?こんにゃく石と体験展示もあるので必見です。

化石ゾーン

文字通り化石の世界など化石に関して展示しているゾーンです。ティラノザウルスやディメトロドン、動き出しそうな魚など生命の進化を辿る迫力の展示をしています。

杞柳ゾーン

伝統的工芸品である「豊岡杞柳細工」の変遷やその技術の他に世界の柳細工の展示もされています。行李(こうり)といって柳や竹で編まれた衣類などを納める直方体の入れ物なども豊岡発祥ということで展示されています。

ランチもできるカフェやお土産も揃うショップ

テラス席もあるカフェでは素晴らしい景色を堪能しながら食事を楽しむこともできます。但馬牛のハンバーグや但馬牛カレーなど但馬牛を使ったメニューもあり、カステラや甘酒等の甘味も味わえます。

ショップではお菓子などのお土産の他に石のアクセサリーや鞄で有名な豊岡らしく、豊岡のかばんや豊岡杞柳細工(とよおかきりゅうざいく)の柳バッグ等少々お値段は張りますが手の込んだものを取り扱っています。

「玄武洞」を堪能した後の休憩に立ち寄ってみてはいかがですか。

玄武洞の渡し船

交通機関を利用して「玄武洞」へ行かれる場合は最寄駅のJR山陰本線 玄武洞駅から渡船を利用することになります。玄武洞公園は玄武洞駅から見て円山川の対岸となるため船以外の交通手段がありません。(※徒歩で橋がある場所まで歩き渡ることもできますが、1時間以上はかかります)

ボートは基本的に事前予約となるので予約忘れのないよう気をつけてください。

片道大人300円・子供150円の船は約3分ほどで対岸へ連れて行ってくれます。陸路はありますが、電車を使い船を使いやっとたどり着くというプロセスもまた旅の行程を盛り上げてくれる材料になります。

但し荒天などの場合は欠航となるので事前に天気等を確認の上予定を組むことがオススメです。玄武洞ミュージアム 10日間天気

玄武洞の渡船の映像をご紹介します

玄武洞のガイドツアー

「玄武洞」ではNPO法人玄武洞ガイドクラブによるガイドツアーを実施しています。

所要時間

2洞コース(玄武洞~青龍洞)約30分
5洞コース(玄武洞~青龍洞~白虎洞~南朱雀洞~北朱雀洞)約60分

※ガイドなしですべてを回っても1時間程度で見て回ることができます

料金

個人
2洞コース:300円
5洞コース:500円

団体
2洞コース: 7名~25名迄 2,000円
      26名~46名迄(バス 1台ごと)3,000円
5洞コース: 7名~25名迄 3,000円
      26名~46名迄(バス 1台ごと)4,000円

「玄武洞」だけではなく、渡船やガイドツアーのほか玄武洞ミュージアムの展示など様々な楽しみ方のある玄武洞公園へ足を運んではいかがでしょうか。

豊岡市 玄武洞の動画

玄武洞の素晴らしい動画をご紹介します!

豊岡市 玄武洞の基本情報

利用案内

※情報は変更になる場合もあるので運営元にお問い合わせすることをお勧めします。

営業日

無休

営業時間

終日

休業日

無休

料金

無料

ガイドツアー

30分2洞コース: 1人 300円
60分5洞コース: 1人 500円

問い合わせ先

豊岡観光協会
連絡先:0796-22-8111
※ガイドコースについてはNPO法人玄武洞ガイドクラブよりご確認ください。

豊岡市 玄武洞に関する各種情報ページ

玄武洞公園(豊岡市観光公式サイト)

文化庁公式サイト 史跡名勝天然記念物 玄武洞ページ

豊岡市 玄武洞への行き方・アクセス

公共交通機関

JR山陰本線 または 京都丹後鉄道 豊岡駅 よりタクシー利用 約10分
JR山陰本線 城ケ崎温泉駅 よりタクシー利用 約10分

JR山陰本線 玄武洞駅 より 渡し舟(営業時間8:00~18:00)
※但し事前予約が必要 予約先 玄武洞ミュージアム 0796-23-3821

豊岡市街から県道548号線経由 約15分

駐車場

あり(玄武洞ミュージアム)

豊岡市 玄武洞の地図

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