全国の都市部からのツアーも多く組まれ、ますます参拝に訪れる方が増えている出雲大社
出雲大社はいづもたいしゃとして広く認識されていて、この名称を聞いたことがないという方は少ないのではないでしょうか。
島根県の出雲大社はいづもたいしゃではなくいづもおおやしろと読みます。
また複数ある全国の出雲大社の分社に関してはいづもたいしゃの読み方が正式で、単におおやしろという場合は島根県の出雲大社のことを指します。
呼び方ひとつとってもこのような逸話があり、まだまだ奥が深い出雲大社の魅力をご紹介します。
目次
ご利益は縁結び!他にもまだまだある出雲大社のみどころ
出雲大社の魅力を味わう
神の国・神話の国 島根の中心としての出雲大社
島根県は一般に神の国・神話の国として広く知られていて、現在でも県内の至るところに多くの神々をお祀りする歴史ある神社があります。そんななか、数多ある神社の中心と言えるのが大国主大神をお祀りする出雲大社なのです。
全国に多くの分祠を抱える「出雲大社」ですが、本家の荘厳な雰囲気や広大な敷地で感じる空気は他には代えがたいものがあります。
その人気ゆえに多くの参拝客が訪れる出雲大社は、米子鬼太郎空港からは公共交通機関を使用して約1時間半程度の場所に鎮座されています。
ちょっとしたお出かけついでのように手軽に参拝に行ける場所ではないですが、わざわざ行く価値のある場所といえます。
長い距離を時間をかけて行くのですから出雲大社の様々な側面や奥深い魅力をじっくりと堪能したいものです。行き帰りの時間を考慮してより長く触れるために、近隣にお住まいではない場合には宿泊の検討もオススメします。
例えば早朝の参拝は宿泊だからこそ味わえ清々しいですよ。※3月~10月は6:00~、11月~2月は6:30~参拝できます。
式年遷宮と歴史
平成の大遷宮(式年遷宮)も2008(平成20)年から2016(平成28)年にかけて遷宮が執り行われて完了しました。
次の遷宮は60年の先になるのですから希少であり、重要な出来事です。
遷宮は本来的な意味合いではこれまでの社殿から別の社殿へと神様をお遷しすることを意味しますが、歴史的には社殿を修造する場合にも遷宮という言葉が使われてきました。
近年の出雲大社の遷宮はこの修造遷宮を行っています。これは、出雲大社の本殿は国宝指定されていて、歴史的文化財としての価値を後世に伝える役割を担っているためです。
また遷宮には神殿の佇まいを新たにするだけでなく、それにより神様の御力が清新に若々しく蘇るという重要な意味合いがあるとされています。その意味からいえば2019年現在は非常に若々しく御力が漲っている状態といえるのではないでしょうか。
出雲大社の歴史は古く『古事記』や『日本書紀』にも記載があるほどで、
大国主大神様が国づくりされた日本の国土を、皇室の御祖先神である天照大御神様に〝国譲り〟された際、そのご功績を称えて壮大な御神殿(御本殿)が創建され、大国主大神様がお鎮まりになられたと記されています。
出雲大社 公式サイト
古事記が記されたのが712年とされていますから、それ以前には創建されていたことになるので出雲大社が相当長い年月を経ているというのはうかがえます。
これほどの長い歴史を経て、近代化も進み世の中が広く変化した今なお人々を魅了し続ける9出雲大社には、それに見合うだけの魅力があるといえるのではないでしょうか。
縁結びの神様としての側面
出雲大社に祀られている大国主大神は「縁結びの神様」として遠い昔から信仰されてきましたが、ここでいうところの縁結びの御縁というのは現代でいうところの男女間の御縁という面だけではありません。多くの縁結びにご利益がある神社と同様に、人々を取り巻くすべての環境やつながりという意味合いでの御縁を意味しています。
誰かの引き立てで新しい顧客ができた、まったく予測していなかった希望の地へ行くことができた等の御縁もまた人を幸せにしてくれるように、人と幸せとの御縁を結んでいただける広義での「縁結びの神様」と言われています。
恋愛や縁談だけでなく、何かに行き詰ったときにも是非心を空にして参拝してみてはいかがでしょうか。
縁結びにご神徳のある多くの神社同様、本来必要とされる運命の御縁に出会うために不要な縁が切れることもあるともいわれます。参拝後のご利益を慌てずに、ひとつひとつの出会いや別れに注意していると素晴らしい御縁があるかもしれません。
参拝経路と他の神社とは異なる参拝方法を知ろう
「出雲大社」には本殿の周辺にも複数の社殿がありますが、まずは本殿前の八足門(やつあしもん)にて本殿にお参りをし、本殿周辺の垣(瑞垣-みずがき)を左回りに進みながら各社殿をお参りします。
参拝方法は、一般的な神社が「2礼2拍手1礼」というのが通例なのに対し、出雲大社では「2礼4拍手1礼」で参拝します。これは本殿のみならず各社殿においても同様です。
また、5月14日の例祭(勅祭)の時には「2礼8拍手1礼」にて参拝します。数字の8が古より無限を意味することから、神様を限りない拍手で讃えるという意味合いがあるそうです。少し他の神社とは違う参拝の作法となるのでお間違いのないように参拝の上、素敵な御縁を手にしてください!
境内には立派な松の木や、何とも言えない荘厳で独特な雰囲気などここでしか味わえないものがたくさんあります。
御朱印やお守り 御祈祷は!?
お守りやご祈祷は郵送も可能!多忙な方はご検討を
ご祈祷は受付時間が決まっているので、その時間に合わせて申込が必要です。但し個人の場合と団体の場合で、ご祈祷にかかる初穂料にも違いがあるので注意が必要です。
ご祈祷に関する基本情報
ご祈祷時間|9:00~16:30(受付は8:30~)
ご祈祷料 |5,000円/8,000円/10,000円以上(公式サイト上では「お気持ちでお納めください」の記載あり)
※予約不可
※団体の場合電話にて要問い合わせ。電話の際に「団体祈祷希望」の旨お伝えください
問合せ |0853-53-3100
郵送でのご祈祷・御神札・お守りについて
質問:郵送でのご祈祷、また御神札・御守の申し込みはできますか?
事情によりご参拝が叶わない方々には、郵便でのお申し込みをお受けいたしています。
[郵送でのご祈祷のお申し込みについて]
①ご住所 ②お名前 ③生年月日 ④電話番号 ⑤願意(お願いごと)
を明記いただき、ご祈祷料を添えて現金書留にてお申し込み下さい。
ご祈祷料は5,000円、8,000円、10,000円以上(お気持ちでお納め下さい)
お申し込みをいただいた後、出雲大社の御神前にてご祈祷のおまつりをご奉仕し、御神札を郵送させていただきます。
送付先 〒699―0701島根県出雲市大社町杵築東195
出雲大社社務所 祈祷係宛[郵送での御神札・御守のお申し込みについて] 郵送での御札・御守の申し込みについては、初穂料が異なる場合があり、別途送料をお納めいただきます。詳しくはお電話かメールにてお問い合わせ下さい。
《問合わせ先》TEL0853-53-3100(代表)
出雲大社 公式サイト
このように、どうしても参拝が叶わない方は郵送という手段があります。出雲の神在月に八百万の神々が集う霊験あらたかな出雲大社のお守りですから信心があればかなりの威力で御守りいただけるかもしれませんね。
出雲大社はひとつじゃない?各地の出雲大社
関東では東京・神奈川にもある出雲大社
出雲大社を宗祠と仰ぎ出雲大社の信仰や教えを広める布教組織として出雲大社教が活動していることはあまり知られていません。
出雲国造は出雲大社宮司として大国主大神の祭祀を執り行い、同時に大神の御杖代として教団の中心に立ち、管長は国造の下にあって教務の全般を統率するといいます。
2018年時点では第八十四代の千家尊祐国造が出雲大社宮司、千家隆比古出雲大社権宮司が出雲大社教管長としてお仕えされています。
そして、この出雲大社教には「おしえのにわ」と言われる分祠・分院・教会・講社が存在します。そのうち東京分祠は港区六本木に、相模分祠は神奈川県秦野市に、朝霞教会は埼玉県朝霞市にそれぞれ鎮座します。
出雲大社 東京分祠
東京分祠は、六本木ヒルズやテレビ朝日でもおなじみの港区六本木に位置します。大都会のど真ん中というロケーションであるため、深い森や長い年月をかけ成長した大きな木が周りを取り囲むという独特な空気を感じること佇まいとはいきませんが、ビルの杜に囲まれた都会的な出雲大社を体感できるはずです。
参拝方法・手順
参拝方法については基本的にすべての出雲大社で同様になります。※経路などは立地などにより異なる場合もあります。
まずは手水舎。この手水舎は穢れを落とす場所で清らかな身体で神様の前に向かう為のお清めの場所なので、まずは気持ちを落ち着け姿勢を正しく保ちます(意義を正すというそうです)
手水舎に置いてある柄杓を右手に持ち水をとる →左手にその水を注いで洗う →続いて柄杓を左手に持ち水をとり、右手にその水を注いで洗う
→左手の柄杓を右手に持ち替え、左手のひらに一口分の水を受け口をすすぐ(直接柄杓に口はつけるのはNG)→口をすすいだ後、柄杓を右手に持ち水をとり、左手にその水を注いで洗う
→柄杓を立てて洗い流す →柄杓を元の位置に戻します。
以上が手水舎での手順です。続いて神前での拝礼作法です。
神前で気持ちを落ち着け姿勢を正しく保ちます(意義を正します)→ 背中を丸めず真っ直ぐにし腰を15度に折って揖をする(おじぎ)
拝(一拝目)
背中を丸めず真っ直ぐにし腰を90度に折り拝をする
拝(ニ拝目)
自分が心に思っている事を祈念しながら、背中を丸めず真っ直ぐにし腰を90度に折り拝をする
四拍手
静かに両手を胸高に伸ばし、四拍手(右手を少し下にずらし四度び打つ)
一拝
背中を丸めず真っ直ぐにし腰を90度に折り拝をする
背中を丸めず真っ直ぐにし腰を15度に折って揖をする(おじぎ)
以上が拝礼作法です。
一般的な神社と(拍手の数等)異なりますが、すべての出雲大社でこの拝礼作法は同一なので覚えておいてはいかがでしょうか。
出雲大社 東京分祠 基本情報
住所:東京都港区六本木7丁目18-5
電話:03-3401-9301
最寄:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」
公式:http://www.izumotaisya-tokyobunshi.com/index.htm
出雲大社 相模分祠
小田急小田原線の秦野駅から徒歩で約30分の場所に鎮座されている相模分祠は、とても自然豊かな場所にあります。運行本数は少ないですがバスも利用可能です。
相模分祠は湧水も有名で、日本名水百選で1位を取ったこともあるとか。ペットボトルを持参で訪れる参拝客もいるほどなので是非味わってみてください。
また無料の占いメルマガなども実施されているので、ご興味のある方は公式サイトからご登録されてみてはいかがでしょうか。
出雲大社 相模分祠 基本情報
住所:神奈川県秦野市平沢1221
電話:0463-81-1122
最寄:小田急小田原線「秦野駅(北口)」よりバス【5番線乗り場】又は 徒歩約30分
バス詳細
・【秦55番系統 土橋経由 渋沢駅北口行】→【保健福祉センター前】または【宮の上】停留所下車 徒歩約3分
・【秦18番系統 畑中経由(日立製作所経由)渋沢駅北口行】→【畑中】または【出雲大社入口】停留所下車 徒歩約3分
・【秦15番系統 震生湖経由 万年橋行き】→【畑中】停留所下車 徒歩約3分
公式:http://www.izumosan.com/index.html
出雲大社 朝霞教会
埼玉県朝霞市に位置する朝霞協会は、ここまでにご紹介してきた分詞と異なり教会となります。出雲大社教の中では分詞などの分類が細かく決められており分祠・分院・教会・講社となるわけですが、埼玉県朝霞市の出雲大社は教会に当たります。
御祭神は出雲大社(島根)よりご分霊をいただいている大国主大神ということに変わりはないので御神徳は霊験あらたかかつ広大で「大きなご縁」を結んでいただけます。
東武東上線「朝霞駅」からも近く、とてもアクセスが良いです。こじんまりとはしていますが、あの出雲大社と同じご神徳なので初詣など多くの参拝者で賑わいを見せています。
ご紹介してきた関東の3つの出雲大社もそれぞれ成り立ちは異なりますが、本家の出雲大社と同様のご祭神をお祀りされておりご神徳も同様です。
すばらしさや歴史、佇まいなど本家の出雲大社と比することはできませんが、関東の出雲大社にも是非参拝に行かれてはいかがですか。
出雲大社 朝霞協会 基本情報
住所:埼玉県朝霞市本町2-20-18
電話:048-463-3720
最寄:東武東上線 朝霞駅(南口)徒歩約5分
公式:https://izumotaisha-saitama.com/
今回ご紹介した他にも、遠くハワイやマレーシアをはじめ、国内でも北海道から沖縄まで幅広く分祠・分院・教会・講社(沖縄のみ分社)が点在します。出雲大社本社への参拝が叶わない場合は、お近くの出雲大社を探してみてはいかがでしょうか。
御守・お札と御朱印
出雲大社にはよく知られている縁結びの他にも多くのご利益ある御守やお札があるのをご存じでしょうか。
縁結・壮気健全・厄除・開運・安産・長寿・学業・カードタイプと幅広く授与いただけます。
特にカード型の御守りはお財布やパスケースなどに入れやすいという声も多く人気です。お守りは家に飾っておくものではなくご自身と一緒に持ち歩くものということから、最近では様々な神社で形状も多様化しています。出雲大社への参拝の際には、ご自身の生活に合うものをお選びください。
御守と並んで授かる方が多いのがお札です。御玉串と言われる神社のお札である「神札」で神棚にお祀りする必要があります。このほかにも玄関を守ってくださる「関札守護札」や家に悪い病気が入るのを防いでくださる「悪病除札」など特定の目的を持ったお札や木製の木札などもあります。
そして御朱印ですが出雲大社の社務所と神楽殿の2か所で授かることができます。
また多くのところで「北島国造家四脚門(きたじまこくそうしきゃくもん)」が同じく「出雲大社」の御朱印として目にすることがありますが、厳密には出雲大社から出た「出雲教」がベースとなっています。「出雲大社教」「出雲教」ともに「出雲大社」をお護りする、またご祭神である「大国主大神様」という点では相違はありません。
出雲大社についてご紹介してきました。参拝に行かれると実感されると思いますが、やはり実際の出雲大社敷地の大きさも含め荘厳な雰囲気が漂い他に類するものがない清浄さが溢れています。
参拝に訪れて素敵な御縁を授かることをオススメします。
首都圏や各地から出発する豊富なツアー
東京からのアクセスは寝台特急も!日本全国からのツアー情報等
「サンライズ出雲」は東京~出雲市を結ぶ寝台特急。JR東日本エリアから発車するこの列車は夜間に発車する寝台特急のため、寝ている間に目的地まで到着できるという利点もあり非常に人気が高く、旅行代理店のツアーなども組みこまれています。
個人でチケットを取る場合、これまではJR東日本のみどりの窓口へ直接出向いて購入する必要がありました。
2019年7月1日より「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」えきねっとに登場
様々な形態の席が用意されている「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」で、ノビノビ座席はカーペット敷きスペースで横になることができる座席で、運賃+指定席特急料金で利用できる人気のシート。
2019年7月以前は予約に行ったけれど満席でチケットを取れなかったということもありましたが、えきねっとから利用可能になりこうした残念な結果を避けられそうです!
申込時に座席位置の指定はできません。きっぷの受け取りはJR東日本エリアのみとなっており、出雲市駅・高松駅などエリア外では受け取ることができないので御注意を。
また個室A寝台や個室B寝台などの個室シートはえきねっとでは引き続き取扱対象外となるのでこちらもご注意ください。
それでも、これまで一切えきねっとでの取り扱いがなかったので非常に便利になるのは間違いありません。今後の対象シートの拡大にも期待したいですね。
予約にはえきねっとへの会員登録が必要です。JR東日本「えきねっと」の無料会員登録はこちらから。
では、「サンライズ出雲」で行く島根県へのツアーも充実しています。夜出発で飛行機以外の選択肢にいかがですか。
ツアー会社各社で異なる豊富なツアー
出雲大社の知名度の高さを表すように年間を通して多くの参拝客が足を運びます。
需要が非常に高いことから、旅行代理店の取り扱いも多く日本全国の様々な場所から出発するツアーが種類も豊富に販売されています。
首都圏や関西発の旅行に強いHISでは出雲大社特集ページで特集されており、出雲大社を訪れる方に人気の玉造温泉や宮島・厳島神社がセットになったプランなど魅力的なツアーが多数販売されています。
JTBの出雲大社の特集ページでは宿から選べるツアーや添乗員付きツアー等を選ぶことができます。
日本旅行の出雲大社旅行・出雲大社ツアーページでは、宿泊プラン、JRと宿泊のセットプラン、航空と宿泊のセットプランや女子旅など豊富なプランが販売されています。
複数の旅行代理店やサイトで、それぞれ特色のある魅力的なツアーが販売されているので自身にあったサイトからお気に入りの御縁結びの旅を見つけてください。
>>J-TRIPならJAL利用なのに、ホテルもセットの格安島根旅を楽しめちゃう
2023年初詣情報
神社で一番の人出が予想されるのは初詣ではないでしょうか。現代において日本において初詣は正月の風物詩であり続けています。
初詣の人出でいえば東京の明治神宮がかなりの参拝客でにぎわうことが有名ですが、出雲大社にも例年約50万人の参拝客が足を運びます。そのため元日を含む正月の期間は大変な混雑が予定されます。
車でのアクセスは可能ですが交通規制があるうえに駐車場が停められないケースも考慮が必要です。
一畑電車の途中駅に臨時で開放される無料駐車場を利用の上、そこから一畑電車を利用するプランもご検討ください。(いわゆるパークアンドライド)
2023(令和5)年の出雲大社 初詣に関する交通規制の情報が発表になっています。
交通規制は2022(令和4)年の12月31日 22:00から始まり翌 1月1日 4:00まで実施されます。また三が日は9:00~16:00まで実施されます。
交通規制の実施期間は、渋滞情報・駐車場の空き情報がわかる特設サイトが例年は開設されます。
URL:http://www.taisha-jutai.com
出雲大社 近隣駐車場
出雲大社周辺渋滞・駐車場情報提供サイト(初詣期間限定)もご確認ください。
対象の駐車場を選択すると収容台数を確認できます。
初詣 公共交通情報
公共交通機関は一畑電車が運行します。一畑電車の2021-22の年末年始運行状況は以下の通りです。
2022年12月30日(金):休日ダイヤ
2022年12月31日(土):休日ダイヤ
2022年1月1日(日)~3日(火):休日ダイヤ
※1月1日(土)~3日(月)は、松江しんじ湖温泉駅10時50分発 ⇒出雲大社前駅12時04分着 の臨時列車(各駅停車)を運行します。
※この期間以降は通常ダイヤに戻ります。
詳細は【正月運行】一畑電車の正月特別ダイヤ運行について(しまね観光ナビ)をご確認ください。
宿泊参拝で周辺観光も楽しもう
出雲大社へ参拝の前に足を運びたい稲佐の浜
島根に着いたら真っ先に出雲大社へ参拝したい!という気持ちを抑え、まず足を運んでみたいのが稲佐の浜です。
出雲大社から徒歩で約15分ほどのこの場所で、毎年旧暦の十月(神在月)に出雲大社に全国から集う八百万の神をお出迎えする「神迎神事」が執り行われます。
そのせいもあり、この場所が神々しく厳かに感じるという方も少なくありません。古事記や日本書紀にもこの場所について記した部分があり古くから大切にされてきた神聖な場所でもあります。社もあるので参拝もお忘れなく。
見晴らしもよく景色も良いことから多くの人が訪れる場所というのもありますが、それならば出雲大社の参拝の後に訪れても良いはずです。ですが、ここに立ち寄っていただきたい理由はそれだけではありません。
出雲大社によく寄せられる問い合わせの中に、「御砂」を持ち帰れる御社はどこか? というものがあります。
「砂を持ち帰るなんて良いの?」と思われるかもしれませんが、実は御本殿後方の八雲山裾に鎮座の「素鵞社(そがのやしろ)」から「御砂」を持ち帰ることができます。
これには古くからの信仰があって、「素鵞社(そがのやしろ)」のこの御社殿の床縁下の御砂をいただき帰って御守としたり、参拝者の屋敷の土地や田畑に撒き清めて神様のご加護をいただくというものです。
この信仰に関係するのが稲佐の浜です。「御砂」をすべての参拝者がただいただいて帰るだけではいけなくて、まず初めに稲佐の浜の浜辺の砂を掻き採って「素鵞社(そがのやしろ)」をお参りし、稲佐の浜で搔き採ってきたその砂を床縁下に置き供えたあと、もともとこの場所にあった「御砂」をいただいて帰るというところまでが一連の作法になっています。
その為にまずは稲佐の浜や弁天島などお参りし、浜辺の砂をお持ちになる必要があります。小瓶や砂のこぼれない袋等をお持ちになると便利です。
近い場所に神在月に八百万の神々が会議を行う出雲大社 上宮や出雲大社 上宮も併せてご参拝になってはいかがでしょうか。
稲佐の浜から出雲大社
素鵞社(そがのやしろ)
参拝の後は温泉も楽しめる宿で
出雲大社への参拝を含め宿泊で島根県を訪れる方は、有名温泉地の松江市の玉造温泉や宍道湖温泉を訪れる方も少なくありません。
どちらも素晴らしい温泉地で評価も高いです。
ただ出雲大社から少し時間がかかってしまうのも事実。
そんな方は出雲で天然温泉を楽みませんか。出雲大社前駅にもほど近い場所にも温泉宿があるのでご検討ください。
月夜のうさぎは日帰り温泉プランなどショートステイも充実した女性にも人気の温泉宿です。海の幸のバイキングやなど食事も充実しています。
もちろん温泉も大人気です。(出雲大社駅からは徒歩約15分 出雲大社までは徒歩約8分)
いにしえの宿 佳雲は露天風呂客室などの用意もある豪華プランも人気。別邸や貸切風呂などちょっと贅沢な時間を出雲大社のお膝元で楽しむことができます。
何かの転記や自分へのギフトに、特別な人と一緒に素敵な時間を過ごしたいという時には特にオススメです。(出雲大社駅からは徒歩約15分 出雲大社までは徒歩約8分)
出雲ひのみさきの宿ふじはオープンキッチンのビュッフェや、全客室がオーシャンビューというロケーションが人気の宿です。温泉も源泉で24時間利用可能(男女入替)
出雲大社からは残念ながら徒歩圏内ではありませんが、車を利用すれば20分かからずたどり着けます。またバスも利用可能です。
出雲大社周辺にも素敵な温泉宿がありますので宿泊もご検討ください。神門通りにも素敵なお店が並び、出雲そばのお店もたくさんあって目移りするほどなので宿泊拠点が出雲大社に近いと何かと便利です。出雲大社を含む周辺観光や、関連する摂社や末社なども満喫するにはオススメです。(出雲大社周辺の観光MAP PDFはこちら)
出雲大社の動画
素敵な動画をご紹介します!
出雲大社の基本情報
利用案内
※情報は予告なく変更になる場合がありますので事前に御確認することをオススメします。
開門時間
期間 | 開門時間 |
---|---|
3月~10月 | 6:00~20:00 |
11月~2月 | 6:30~20:00 |
問い合わせ先
出雲大社社務所
連絡先:0853-53-3100
出雲大社に関する各種情報ページ
出雲大社への行き方・アクセス
公共交通機関
一畑電車 出雲大社前駅下車 徒歩約5分
JR山陰本線 出雲市駅下車 一畑バス出雲(大社・日御碕・宇竜行き)にて約25分
車
山陰自動車道 出雲I.C 約20分
駐車場
あり