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富山立山は日本三大霊地であり日本三霊山 そこは美しさの宝庫だった!!

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富山立山は日本三大霊地であり日本三霊山 そこは美しさの宝庫だった!!

立山黒部アルペンルートで有名な立山ですが、霊地としての側面も持ちます。
そして、国内で現存する「氷河」も、この立山連峰で初めて発見されてました。

冬は雪深さや一年中豊富な海の幸も好評の富山の中で、一際人気のある立山連峰についてご紹介します!

立山の歴史を振り返る・山岳信仰と登山道

万葉の時代(およそ7~8世紀)からそこに「神」が宿るとされてきた立山は、富士山などの有名な霊山と共に山岳信仰の対象でした。そのため、軽々しく山に立ち入ること、入山することは慎まれ、代わりに麓には社が設けられその場所から拝み見るというのが主流でした。

万葉集にも多くの歌が詠まれている立山は地獄でもあり、また極楽でもあると考えられていたようです。太古の昔に起きた水蒸気爆発による爆裂火口の荒涼としたその光景を地獄に見立て、浄土山や海堂平の夏に見る多種多様な高山植物が極楽浄土に見立てられたのかも知れません。

冬になると完全に雪に閉ざされ、夏の頃まで残雪が残る光景は自然をそのままの姿で受け入れていた時代にはとても貴重な存在に映ったのではないでしょうか。天に近い場所というのはそれだけで特別な場所だったのでしょう。

平安に入り仏教思想が日本にも広まると、それまでの意味合いに加えて立山にも仏教の山としての意味付けが付加されるようになり、立山は神仏習合の山岳信仰の地という顔を持つようになります。江戸時代に入ると、遠方からも立山に足を運ぶ人が多くなりますが・・・。

明治に入り神仏分離のもと廃仏毀釈の気運の高まりとともに、神仏習合の側面を持っていた立山への参拝者はどんどんと減少してゆきました。

このことを期に、それまで女人禁制だった立山は通行禁止ルートも解禁され、その稀有な自然を楽しむための山へと姿を変えていったのです。

今では、山岳信仰とは無縁な海外からも多くの登山愛好者が訪れるという立山は、その側面を変えながらも人々を魅了する力のある場所なのでしょうね。

富山から長野まで!!やっぱり立山黒部アルペンルート

立山黒部アルペンルートは北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルート。総延長は約40kmm、最大高低差は1,975m。このルートのほぼ全てが中部山岳国立公園内に位置します。

富山県の立山町「立山駅」から長野県の大町市「扇沢駅」までは、乗り物を乗り継いぎながら、気軽に雲の上に広がる立山・黒部の雄大な自然を堪能できます。その道中には、いくつもの景勝地を通ることになりますので、みどころは尽きません!

雪の大谷のスケール感に圧倒される

雪の大谷画像

雪の大谷

全国区で人気の「立山黒部アルペンルート」と聞いて思い浮かぶ風景としては「雪の大谷」ではないでしょうか。雪壁がそそりたつその姿は圧巻で、降雪量に左右されるものの年によっては20mを超える高さになるというのですから驚きです。

また、バスツアーなども開催されていて、雪解けをした町から一気に銀世界へまるで季節を遡っているかのような錯覚に陥るかも知れません。ひと冬かけて降り積もった雪はきっと「来てよかった」と言わせてくれるのではないでしょうか。ここでしか見られない景色を是非堪能してください。

各エリアからのツアー(日帰り)をYahooトラベルで検索する

黒部ダムの迫力

黒部ダム画像

黒部ダム

迫力満点の放水も魅力な「黒部ダム」は、無料観光スポットとしてもその人気を確かなものとしています。 6月の下旬から10月の中旬までの間この迫力の大放水を見たくて多くの人が集まります。

ダム展望台から「黒部ダム」を一望したり、外階段を下りてダムの高さを目の当たりにすることもできます。他に新展望広場やレインボーテラスと呼ばれるテラスもあり、そこからは上から覗くように見るのではなく、眼前に迫力の光景を見ることができます!!

黒部ダムと虹画像

黒部ダムと虹

晴れた日には強烈な水しぶきが作る虹を見ることができるかもしれません!

周囲に3,000m級の山々に囲まれていて春もまだ周囲には雪の残る風景が美しく、夏の新緑が青々とする頃でもとても涼しく快適に過ごすことができます。脱ぎ着できる上着があると安心かもしれません。その後山頂に雪がつき始めると秋が訪れ、山は次第に秋色に染まります。

周りの山々も季節ごとに楽しめる「黒部ダム」にも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

黒部ダム観光放水

黒部ダムの観光放水日程

実施期間

6月26日~10月15日

実施時間

6月26日~ 7月31日 6:00 ~ 17:30
8月 1日~ 9月10日 6:30 ~ 17:00
9月11日~10月15日 7:00 ~ 16:30

トレッキング・ロープウェイ・雲海まで!!

立山駅から立山ケーブルカーを利用すると、およそ7分をかけ標高500mの世界へ。そこには駅周辺とは思えない立山杉の巨木「美女杉」がそびえたち、その付近にはブナの原生林が広がります。日本有数の原生林の宝庫として知られる美女平で、森林浴やバードウォッチングを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

また、美女平から高原バスに30分ほど揺られ、弥陀ヶ原へ向かうとそこはもう高山の世界。ここはラムサール条約に登録されています!!

高山植物の宝庫のなかを池塘(池沼)をトレッキングできる絶景ポイントです。さらに20分ほど歩けば立山カルデラを一望できる展望台へも行くことができます。普段大自然の中をあることがなかなかできないという方にはおすすめの場所!!

弥陀ヶ原から高原バスで約20分走ると室堂(標高2,450m)に到着します。観光と登山の拠点として有名で、多くの人でにぎわいます。弥陀ヶ原付近にはホテルもあるため、満天の星空を天近くで眺めたり、そして「雲海」越しの朝陽をみるというよう体験ができることもあります!

是非宿泊も検討に入れてみてはいかがでしょうか。

みくりが池画像

みくりが池

弥陀ヶ原から歩いて10分のところにある「みくりが池」は見逃せません!!湖面に映るその雄大な浄土山の姿など、人々を魅了してやみません。また、「地獄谷」も見ておきたい場所!ですが、風向きによってはガスの影響で立ち入り禁止にもなるエリア。このような影響は火山である場所の宿命ですが、その迫力は見るに値しますので是非チャンスがあればお立ち寄りください。

地獄谷はバスターミナルから約35分程度かかります。

室堂からトロリーバスを利用し10分ほどで大観峰駅に到着します。この駅は断崖絶壁にせり出すように建っているので屋上のみ利用できるのですが、展望台から黒部湖や後立山連峰をぐるっと見渡した景色は立山黒部アルペンルートでも最上級の美しさです!!

ロープウェイ画像

ロープウェイ

いよいよ黒部平へ向け「立山ロープウェイ」へ。このロープウェイのすごいところは支柱が一切ないところです!!雪崩が起きやすく、その勢いに巻き込まれて支柱が飲み込まれたり、流されてしまうことを見越して支柱のない形で設置されましたが、そのおかげで邪魔のない景色を堪能できる空中散歩が楽しめます。

黒部平

このように立山には様々な魅力ある場所が多くあり、途中で引き返すこともできますし、1日かかるフルタイムのバスツアーなども組まれています。また長野側から山を越えてくる方や長野側へと越えて行かれる方もおり、いろいろな楽しみ方ができる場所です。そして何より、自然がそこに必ずあります。高地であるため、服装などに注意が必要ですが、忘れらえない思い出を作れる場所へ是非一度行かれてみてはいかがでしょうか

立山の動画

アルペンルートもありの魅力いっぱい。
素敵な動画をご紹介します!

利用案内

営業日

4/15~11/30(2019年実績)
※2020年は新型コロナウイルスの影響により途中休業等がありました。
状況により変動の可能性があるので公式サイトをご確認ください。

営業時間

公式サイトで時刻表をご確認ください

休業日

12/1~4/9(予定変更の可能性があります)

料金

運賃は立山黒部アルペンルート 公式サイトをご確認ください

問い合わせ先

立山黒部貫光株式会社
連絡先:076-432-2819
メールフォーム

立山に関する各種情報ページ

立山黒部アルペンルート
富山県[立山博物館]
とやま雪の文化 立山の雪ページ

立山への行き方・アクセス

公共交通機関

電鉄富山駅→立山駅 約1時間20分

マイカーでの入山はできません

駐車場

なし(立山駅周辺の駐車場を利用し公共交通機関を利用)

立山の地図

追加情報-立山の紅葉

立山の紅葉も見逃せません!北海道と同じほど早く色付き始める立山の紅葉は、山頂付近から麓へと進んでゆきます。

紅葉が早い立山室堂のライブカメラ(富山テレビ)はこちらから

9月中旬頃から色付きが始まるこのエリアは標高およそ2450mとかなりの標高です。室堂ターミナルは駅として日本最高所に位置します。展望テラスやレストランなど眺望を楽しんだり、素敵な景色のなかで過ごす時間を楽しめる施設が充実しています。

付近にはアルペンルートを代表する名所が多く、宿泊施設・ホテルも周辺にあるので宿泊して星空や遠景を楽しんだり、落ちてゆく夕日の美しさなどにふれ、朝からトレッキングをするのもおすすめです。

室堂の夕焼けの素敵な動画をご紹介します。

室堂駅から程近いホテル立山のfacebookでは、不定期に周辺の様子を投稿しているのでぜひチェックしてみてください。

黒部ダムやロープウェイからも当然美しい紅葉を見ることができます。紅葉の空中散歩はリピートしたくなるほどの美しさです。

同じ立山の紅葉でも見る場所によって全く異なる表情を見ることが出来るので、9月中旬から11月上旬にかけて訪れた時期によって紅葉の絶景スポットは移動します。ご紹介した以外にもたくさんの紅葉絶景スポットがあります。旅行時期によって紅葉の前線を追いかけながら立山を楽しんでみてはいかがでしょうか。

紅葉シーズンには紅葉の最新情報を公式サイトにて更新されるので、あわせてチェックしてみてください。

よい旅を!

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