雲海と聞くと、飛行機に乗った時や富士山などの高い山から見るイメージを持っている人も多いと思います。
実はそんなことはありません!
日本全国にはお手軽に雲海が見られる名所がたくさんあるので定番から穴場、秘境までエリア別にまとめてみました!
本格的な登山が必要ないスポットを中心に雲海が発生しやすい条件や時期と一緒に紹介していきます!
目次
雲海が発生しやすい条件や時期
雲海とは読んで字のごとく「雲や霧が海のように見える自然現象」です。
飛行機や高山からは水平線に広がるような雲が広がる光景を見ることができますが、今回ご紹介している各スポットは主に霧による雲海をご紹介していますので、霧による雲海の発生条件や時期をご紹介します。
最も多く、ポピュラーな霧・雲海は放射霧(ほうしゃぎり)と言われるもので発生条件は以下です。
1.発生するポイントでの湿気がある
(前日に湿気の滞留や雨が降るなど)
2.放射冷却で地表が冷やされる(晴れる)
3.水蒸気を含んだ冷えた空気がその場でとどまる(風がない)
4.冷やされた空気が飽和状態に達して霧が発生する
5.上空が地上より気温が高い状態(逆転層)になっている
この現象は盆地や山間で寒暖差が大きくなる春と秋によく発生します。
その他にも様々な霧の種類があります。
蒸気霧による雲海
湖や川の水温が地上の気温よりも高い際に、冷たい空気がそこに流れ込むことで水面が蒸発して発生する霧で、主に秋から冬にかけて発生がしやすいです。
雨あがりでの雲海
雨が降った後に晴れると保水をした地面から水蒸気が放出されて、夜から明け方の急な冷え込みで発生する霧で、秋の盆地で発生しやすいです。
雲海を見るおすすめの時間
日の出直前~8時くらいまでの早朝が一番きれいに見えます。
※気象条件が整わなければ発生しないので見られない場合もあります
※冷え込む季節かつ、早朝で高い場所から見る現象ですので防寒対策があると安心です
北海道・東北エリアの雲海スポット
北海道
星野リゾートトマム 雲海テラス
(北海道勇払郡占冠村)
今や全国に点在する「雲海テラス」の火付け役と言っても過言ではない大人気スポットです。
周囲には「クラウドウォーク」や「クラウドプール」などフォトジェニックなスポットも多数設置されています。
毎年グリーンシーズン(例年5月~10月)にのみの開場ですが、ウィンターシーズンには「霧氷テラス」になり1年中楽しめます。
雲海が発生しやすい時期
6月・7月
※グリーンシーズン全体での雲海の発生確率は30%~40%ほどです
星野リゾートトマム 雲海テラスへのアクセス情報やゴンドラ料金などの基本情報はこちらの記事で紹介しています
知床峠
(北海道斜里郡斜里町)
世界自然遺産、知床半島のほぼ中心にある知床峠は「知床八景」にも数えられる人気の景勝地です。
ここからは山から海にかけて発生する雲海を眺めることができます。
雲海の他にも、羅臼岳のすそ野に広がる紅葉(例年10月上旬~中旬)を楽しめるスポットとして多くの人が訪れます。
雲海が発生しやすい時期
10月
知床峠の見どころやアクセス・駐車場情報などの基本情報はこちらの記事で紹介しています
岩手県
高清水展望台
(岩手県八幡平市)
岩手県の展望と雲海のスポットとして有名なのが遠野市にある「高清水展望台」です。
ここは標高770mの地点から遠野市内を一望できるスポットとして、朝ドラをはじめ多くのドラマのロケ地にもなっています。
遠野市街から車で約30分で行くことができるのもおすすめするポイントです。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~11月中
※高清水展望台への道路は降雪状況により、11月下旬か12月上旬ごろから冬季通行止めとなります
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
安比高原スキー場
(岩手県八幡平市)
国内屈指のスノーリゾートとして名高い安比高原は、実は雲海スポットでもあります。
夏から秋にかけて週末や長期休暇期間には早朝から「雲海ゴンドラ」が運行され多くの人が訪れます。
広大な盆地に発生する雲海の発生率は70%以上(過去3年の平均値)と驚異的です!
南側に鎮座する岩手県の象徴、岩手山の雄大な姿を一望できる点もおすすめです。
雲海が発生しやすい時期
6月下旬~10月中旬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
関東エリアの雲海スポット
神奈川県
大観山展望台
(神奈川県湯河原町)
箱根の観光道路、箱根ターンパイクの箱根側の出入口付近にある大観山(たいかんざん)の展望台からは富士山から芦ノ湖に広がる雲海を見ることができます。
この展望台には無料で行くこともできます。
雲海が発生しやすい時期
11月~1月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
埼玉県
美の山公園
(埼玉県秩父郡皆野町)
埼玉の人気観光スポット秩父を一望できる展望台もある夜景100選の美の山公園(みのやまこうえん)からは秩父盆地で発生する雲海を見ることができます。
24時間開放かつ入園無料ということもあり、夜明け前の夜景と雲海を一緒に見ようと車中泊をしながら鑑賞をする人も多いです。
雲海が発生しやすい時期
10月~11月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
宝登山
(埼玉県秩父郡長瀞町)
関東の川下り・ラフティングスポットとして人気の長瀞(ながとろ)エリアの雲海が見られるスポットです。
登山先や梅の名所としても人気ですが、雲海が発生しやすい秋にロープウェイが「雲海観賞便」として早朝から特別運行されるのでお手軽に雲海を楽しめます。
雲海が発生しやすい時期
10月下旬~11月と5月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
三峯神社
(埼玉県秩父市)
関東屈指のパワースポットとして有名な三峯神社(みつみねじんじゃ)は奥宮への遥拝殿から雲海が望めるスポットとしても近年、人気が高まってきています。
雲海が発生しやすい時期
10月下旬~11月と5月
(年によっては7月頃にも発生率が高くなることもあります)
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
千葉県
鹿野山九十九谷展望公園
(千葉県君津市)
房総三山にも数えられる鹿野山(かのうざん)から、上総丘陵「九十九谷(くじゅうくたに)」を一望できる雲海スポットです。
車で君津ICより約30分でアクセスできる無料スポットというのもおすすめのポイントです。
雲海が発生しやすい時期
春と秋
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
群馬県
赤城山・鳥居峠
(群馬県前橋市)
上毛三山のひとつ、赤城山にある鳥居峠では桐生市や茨城方面に広がる雲海を見ることができます。
無料駐車場が併設されていて車を降りてすぐに展望スペースに立てます。
赤城山の紅葉を楽しめたり、夜景やご来光スポットとしても人気です。
雲海が発生しやすい時期
6月~11月頃
(特に秋に発生頻度が多くなります)
※赤城山では11月頃から降雪や路面凍結をすることがあります
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
栃木県
霧降高原・キスゲ平園地
(栃木県日光市)
人気観光地、日光にある雲海スポットです。春はニッコウキスゲの一大群生地として多くの人が訪れます。
長い階段を上ると天空のテラスがあり、そこからの雲海の風景が人気です。無料で利用できる点もうれしいポイントです。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~12月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
鎌倉山
(栃木県芳賀郡茂木町)
標高200mの低山で見られる雲海スポットです。
那珂川県立自然公園に属しているので、周辺には散策できるポイントや里山の風景を楽しむことができます。
雲海が発生しやすい時期
10月下旬~12月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
茨城県
三王山自然公園
(茨城県常陸大宮市)
標高300mの展望塔のある公園です。茨城県での桜と紅葉、バーベキューのスポットとしても人気です。
雲海が発生しやすい時期
春と秋
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
甲信越エリアの雲海スポット
山梨県
甘利山
(山梨県韮崎市)
レンゲツツジの名所として名高い甘利山(あまりやま)ですが、富士山+雲海・夜景スポットとしても人気です。
展望ポイントの近くまで車で行くことができる無料スポットという点もおすすめです。
雲海が発生しやすい時期
春~初夏、秋~冬
※毎年11月下旬~4月末まで道路が麓から冬季閉鎖されます
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
新道峠
(山梨県南都留郡富士河口湖町)
※展望台工事に伴い、新道峠へ続く林道は2020年11月30日(予定)まで通行禁止となっています
富士山と雲海の眺望スポットとして全国的に有名なスポットが新道峠(しんどうとうげ)です。
富士山のすそのから河口湖に広がる雲海を第一と第二の2つの展望台から堪能することができます。
※新道峠に続く林道は積雪のため、冬期通行禁止になります
(例年4月下旬~5月中旬ごろに解除されています)
雲海が発生しやすい時期
春と秋
※毎年11月下旬~4月末まで道路が麓から冬季閉鎖されます
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
長野県
富士見パノラマリゾート「雲海ゴンドラ」
(長野県諏訪郡富士見町)
中央自動車道での首都圏からの玄関口、長野県の富士見町にある雲海スポットです。
ここでは雲海が約6割と高確率で発生するシーズンに「プレミアム雲海ゴンドラ」と称して早朝から運行されます。
ゴンドラ山頂駅付近には売店やテラスも整備されているので年々人気が高まってきています。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~11月上旬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
高ボッチ高原
(長野県岡谷市)
諏訪湖や富士山を一望できる映画「君の名は。」の聖地とも呼ばれる展望スポットでは雲海も観ることができます。
道路や駐車場も整備されているのでおすすめです。
雲海が発生しやすい時期
9月~11月
※12月~4月まで道路は冬季閉鎖となります
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
竜王マウンテンパーク SORA terrace
(長野県下高井郡山ノ内町)
北志賀高原エリアにある全国的に有名な雲海テラスがSORA terrace(ソラテラス)です。
最盛期には全国でも屈指の雲海発生率を誇り、夕日と一緒に雲海も楽しめるスポットとして人気です。
夏から秋にかけての週末を中心に「星空ナイトクルーズ」も催されます。
雲海が発生しやすい時期
6月~10月
※6月~10月が雲海(グリーン)シーズンとなります
アクセス情報やゴンドラ料金などの基本情報をこちらで紹介しています
新潟県
枝折峠
(新潟県魚沼市)
国内でも珍しい雲海が山を下る「滝雲(たきぐも)」を見られるのが枝折峠(しおりとうげ)です。
展望ポイントまで車で行くことができる無料スポットで、滝雲シーズン(10月)になると周辺の温泉地からシャトルバスも運行されます。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~11月中旬
※11月中旬以降は道路が冬季閉鎖されます
(開通時期は積雪状況によります)
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
魚沼スカイライン
(新潟県南魚沼市~十日町市)
魚沼市と十日町市を繋ぐ丘陵地帯の観光道路が魚沼スカイラインです。
米どころの魚沼盆地(六日町盆地)で発生する雲海を車からも5つある展望台からも見られることで人気です。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~11月中
※11月中旬ごろから積雪により通行止めとなります
(開通時期は積雪状況によります)
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
星峠の棚田
(新潟県十日町市)
大小約200枚の棚田と雲海が一緒に見られる展望スポットです。
雪解けから6月までと10月後半から積雪までは棚田に水が張られるため、水鏡の風景も楽しめることで人気です。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~11月中、5月
※11月中旬ごろから積雪により通行止めとなります
(開通時期は積雪状況によります)
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
東海エリアの雲海スポット
愛知県
押山
(愛知県豊田市)
奥三河エリアで「愛知の130山」にも数えられる標高773.3mの押山(おしやま)の山頂は穴場の雲海スポットとしてひそかな人気を集めています。
山頂の手前まで車で行くことができ、徒歩約10分で鑑賞スポットに着く点も人気です。
雲海が発生しやすい時期
10月~11月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
岐阜県
安峰山
(岐阜県飛騨市)
映画「君の名は。」のロケ地としても有名な同エリアですが、『安峰山(あんぼうさん)』という雲海スポットがあるのをご存知でしょうか?
安峰山では「飛騨の朝霧」ともいわれる大雲海と一緒に名峰の数々を眺められます。
雲海が発生しやすい時期
10月~12月上旬頃
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
西穂高岳
(岐阜県高山市)
新穂高ロープウェイを使って山頂付近(標高2,909m)まで行くことができ、眼下に上高地を望める絶景スポットです。
標高が高いこともあり雲海を望めるスポットとしても人気です。
雲海が発生しやすい時期
秋~初冬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
三重県
丸山千枚田
(三重県熊野市)
日本最大級の1,300枚以上の棚田と雲海を見ることができる人気のスポットです。
棚田のオーナーになれる制度も人気です。
雲海が発生しやすい時期
秋から冬にかけて
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
関西エリアの雲海スポット
奈良県
野迫川
(奈良県吉野郡野迫川村)
近年、関西の雲海スポットとして人気が急上昇中なのが野迫川(のせがわ)です。
奈良県の最西端に位置する山間部ということもあり、いたるところで雲海を楽しむことができます。
雲海が発生しやすい時期
1年を通して(特に春と秋)
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
鳥見山公園
(奈良県宇陀市)
奈良盆地(大和盆地)で発生する雲海を一望できるスポットです。
日本書紀にも登場する鳥見山(とりみやま)の山頂付近は公園として展望台も数か所整備されています。
※山頂付近まで続く2本の道路のうち、新道の方は現在通行止めになっています
(2020年3月時点)
雲海が発生しやすい時期
10月~12月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
生駒山
(奈良県生駒市)
関西の夜景スポットとして人気の生駒山ですが、実は奈良盆地で発生した雲海も見ることができます。
山上遊園地もあるので朝から晩まで楽しめます。
雲海が発生しやすい時期
秋~初冬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
大台ヶ原
(奈良県吉野郡上北山村)
紀伊半島の秘境として紅葉や新緑の時期には多くの人が訪れる大台ヶ原(おおだいがはら)は雲海スポットの穴場でもあります。
雲海を見た後にはトレッキングコース(1周/約4時間)を回ることもできます。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~11月中
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
京都府
愛宕山
(京都府京都市)
山頂に愛宕神社(あたごじんじゃ)の総本社が鎮座している人気の登拝スポットは雲海スポットでもあります。社殿裏に眺望ポイントがあります。
※夜明け前の登山(2~3時間ほど)となるので充分な装備と注意が必要です
雲海が発生しやすい時期
10月~3月上旬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
大江山・鬼嶽稲荷神社
(京都府福知山市)
酒呑童子伝説が残る大江山の登山口にもなっている鬼嶽稲荷神社(おにたけいなりじんじゃ)は雲海の眺望スポットとしても人気です。
車で行くことができ、24時間開放の休憩所も整備されているのでおすすめです。
雲海が発生しやすい時期
10月~12月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
君尾山
(京都府綾部市)
綾部市にある標高582mの君尾山(きみのおさん)から雲海を望むことができます。
雲海の鑑賞スポットの手前まで車で行くことができる点でも人気を集めつつあります。
また、山頂付近には聖徳太子が創建したと伝わる光明寺(こうみょうじ)があり、国宝指定されている二王門も必見です。
雲海が発生しやすい時期
11月上旬~12月上旬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
滋賀県
伊吹山
(滋賀県米原市)
日本百名山にも数えられ天空のお花畑としても人気の登山・観光先ですが、雲海スポットでもあります。
春から秋にかけては伊吹山ドライブウェイ(有料)が開通し、お手軽に9合目付近まで行くことができる点もおすすめです。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~11月中
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
兵庫県
日和山海岸
(兵庫県豊岡市)
竜宮城とも呼ばれる後ヶ島(のちがしま)を望みながら海霧(うみぎり)の雲海を楽しめるスポットです。
雲海が発生しやすい時期
晩秋~冬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
竹田城跡
(兵庫県朝来市)
雲海ブームの火付け役となったグーグル社のCM「日本のマチュピチュ!」で紹介され、今や日本屈指の人気観光スポットとなったのが竹田城跡です。
4つの登山ルートから20分~40分ほどをかけて登城をする形も人気となっています。
桜の見ごろの時期には夜間ライトアップもされ、多くの人が訪れます。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~3月
※11月下旬~12月上旬が特に濃い雲海が発生しやすいです
※冬季(1月上旬~2月末まで)は積雪のため登城ができません
アクセス情報や料金などの基本情報はこちらの記事で紹介しています
中国エリアの雲海スポット
広島県
高谷山展望台
(広島県三次市)
三次市街から車で約20分で行くことができる人気の雲海スポットで、三次市では雲海ではなく「霧の海」と呼ばれていて有名です。
三次盆地で発生する霧と朝日を一望できる展望デッキには多くの人が訪れます。
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~11月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
荒谷山
(広島県広島市)
広島市安佐北区に位置する標高620mの荒谷山(あらたにやま)は登山先だけでなく雲海・星空スポットとしても人気です。
※夜明け前の登山(2時間ほど)となるので、充分な装備と注意が必要です
雲海が発生しやすい時期
初秋~初冬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
吉和展望台
(広島県廿日市市)
今や世界的に有名な観光スポット厳島神社を有する廿日市市(はつかいちし)にある穴場雲海スポットが吉和展望台です。
雲海以外にも初夏にはホタル、秋には紅葉を楽しめるスポットとして地元の方々に親しまれている場所でもあります。
雲海が発生しやすい時期
春と秋
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
岡山県
弥高山
(岡山県高梁市)
ツツジの名所として知られる弥高山(やたかやま)は雲海スポットとしても人気です。
雲海が発生しやすい時期
10月~12月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
備中松山城
(岡山県高梁市)
竹田城跡と共に「天空の城」として天守が雲海に浮かぶ大人気のスポットです。
お城を眺めることができる展望台が整備されていて、そこまで車で行くことができます。
登城は山登りとなりますが国内に12城しかない現存天守も必見です!
雲海が発生しやすい時期
9月下旬~4月上旬
※特に10月下旬~12月上旬が大雲海が発生しやすいといわれています
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
島根県
津和野の雲海ビューポイント
(島根県鹿足郡津和野町)
雲に浮かぶ津和野城址を望めるスポットは津和野町の国道9号線沿いにあります。
市街は城下町として見どころも多数あるので雲海鑑賞と観光が1度でできることでも人気です。
雲海が発生しやすい時期
11月下旬~2月中旬
アクセス情報や見どころなどの基本情報はこちらの記事で紹介しています
四国エリアの雲海スポット
徳島県
吾橋・雲海展望台
(徳島県三好市)
祖谷(いや)のかずら橋などの秘境を有する三好市にある吾橋(あはし)・雲海展望台は地元の杉で作られたあたたかなウッドデッキが人気です。
雲海が発生しやすい時期
3月~4月、10月~12月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
愛媛県
雲海展望公園
(愛媛県大洲市)
大洲盆地で発生した雲海を一望できるスポットです。
雲海が発生しやすい時期
10月~3月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
肱川あらし展望公園
(愛媛県大洲市)
前述の大洲盆地で発生した雲海が肱川(ひじかわ)河口に向かって大移動する世界的にも珍しい自然現象「肱川あらし」を見ることができる展望スポットです。
肱川あらしが起こる際には強風も吹くことが名物となっています。
肱川あらしが発生しやすい時期
10月~3月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
九州エリアの雲海スポット
福岡県
清水寺
(福岡県宮若市)
福岡県の内陸部の標高200m付近にある古刹で雲海を見ることができます。
県内の二大都市、福岡市と北九州市から共に車で1時間圏内という立地もおすすめのポイントです。
雲海が発生しやすい時期
10月~12月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
熊本県
阿蘇 大観峰
(熊本県阿蘇市)
人気観光地、阿蘇エリアでも屈指の人気を誇る展望スポットが大観峰(だいかんぼう)です。
ここからは世界有数の大きさを誇るカルデラで発生する雲海を阿蘇五岳と一緒に眺めることができます。
雲海が発生しやすい時期
10月~11月
アクセス情報などの基本情報をこちらの記事で紹介しています
宮崎県
国見ヶ丘
(宮崎県西臼杵郡高千穂町)
天孫降臨など多くの伝説が残る宮崎県高千穂町の中で神武天皇の孫、建磐龍命(タテイワタツノミコト)が立ち寄ったとされる国見ヶ丘は雲海も見ることができます。
雲海が発生しやすい時期
9月中旬~11月初旬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
鹿児島県
魚野フライトエリア
(鹿児島県姶良郡湧水町)
九州山地と霧島連山に囲まれた鹿児島県姶良郡湧水町の盆地で発生する雲海を一望できるスポットです。
パラグライダーのテイクオフ地点と言うこともあり、目の前に遮るものが何もないのが人気です。
雲海が発生しやすい時期
9月~2月下旬
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
月屋山展望台
(鹿児島県薩摩川内市)
肱川あらしと並び日本三大あらしに数えられる珍しい自然現象が九州第二の規模を誇る川内川(せんだいがわ)でも見られるのが「川内川あらし」です。
市街地周辺で発生する雲海も壮大な風景です。
川内川あらしが発生しやすい時期
9月下旬~3月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
やなぎやま村(柳山アグリランド)
(鹿児島県薩摩川内市)
前述の月屋山展望台とは川内川の対岸に位置する観光公園です。
こちらからも川内川あらしを鑑賞することができます。車で現地まで行くことができるので便利です。
川内川あらしが発生しやすい時期
9月下旬~3月
詳しい情報はこちらの記事で紹介しています
まとめ
・雲海は盆地や山間部で秋ごろに発生しやすい
・前日が雨で、夜から翌朝にかけて晴れる+無風だと期待大
・早朝に発生することが多いので車で行くのがおすすめ
・登山が必要ない車で直接行けるスポットも多い
・雲海が発生しやすい時期にゴンドラを特別運行しているスポットもある
雲海スポットは標高が高い場所にあるので、暖かい恰好をしてお出かけください!