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大観山展望台で箱根の雲海と富士山を望む!アクセス・駐車場情報も紹介

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神奈川県は箱根町に富士山と雲海を一緒に見られる絶景スポット『大観山展望台』があります。

今回はそんな大観山展望台での雲海が発生しやすい条件や時期から、アクセス方法や駐車場情報まで動画と一緒にご紹介していきます!

大観山展望台とは?

大観山とは

大観山(たいかんざん)展望台は標高1,011mの大観山(たいかんざん)の山頂付近を通る有料観光道路「箱根ターンパイク」の箱根側の出入口近くにある大観山スカイラウンジ内に設置されている展望台です。

この展望台からは手前に芦ノ湖や箱根の外輪山、その奥に富士山を一望できる絶景スポットとして多くの人が訪れます。

近年は芦ノ湖周辺で発生した霧が雲海となって、富士山と一緒に見られるスポットとしても人気が出ています。

箱根ターンパイクとは?
箱根ターンパイク_桜

春には桜が沿道を彩ります
PekePON投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

小田原市から箱根町を経由して湯河原町まで15.482kmの有料観光道路です。

“箱根-小田原本線”と“箱根-伊豆連絡線”の2区間があり、大観山展望台は箱根小田原本線の「箱根大観山口」に近い場所にあり、県道75号線(椿ライン)から入れば、無料で展望台のある大観山スカイラウンジへ行くことができます。

命名権(ネーミングライツ)の販売を行っていて、2018年3月からは「アネスト岩田ターンパイク箱根」、および「アネスト岩田スカイラウンジ」という名称が使用されています。

大観山展望台のおすすめポイント

箱根屈指の富士山の風景を見ることができる!

大観山_展望

大観山展望台からは手前に芦ノ湖、奥に富士山という箱根エリアでも屈指の絶景が見られるスポットです。

そのロケーションのすばらしさから雑誌やテレビでも頻繁に取り上げられる風景でもあります。

地形上、芦ノ湖を中心にした周囲に霧がとどまり易く、朝晩の寒暖差が大きい季節の早朝には雲海という形で幻想的な風景が見られることもあり人気です。

また、大観山展望台は展望スペースがしっかり確保されているので、三脚を使った撮影をすることができます。

隣接する駐車場も舗装されたスペースが横に広がっているので、そちらも撮影スポットとして多くの人が並びます。

紅富士も見ることができる

大観山_紅富士

紅富士(べにふじ)とは冬の朝日に照らされた富士山の山頂の雪の部分がピンク色に染まる現象を言います。

これは湿度が低い真冬に起こる現象で、こちらも気象条件が整わなければ発生しないので雲海と共に見られた場合はかなりラッキーです。

紅富士は富士山頂の雪のバランス良い、特に1月にきれいに現れるといわれています。

ちなみに「赤富士」というのもあります。これは真っ赤な朝焼けに照らされる富士山のことで夏に見られる現象です。

季節によっては富士山越しの夕日も拝める

大観山_夕日

大観山展望台は西側に向いているので夕日も楽しむことができます。

特に富士山越しに夕日が沈む光景は芦ノ湖もオレンジ色に染めるのでとても幻想的です。

富士山のすそ野から山頂方向に夕日が沈む時期は4月下旬~8月下旬くらいです。

紅葉も一緒に楽しめる

大観山_すすき

箱根ターンパイクは紅葉ドライブの名所としても人気です。

雲海シーズンと紅葉の見ごろが重なっている時期には、コントラストを楽しむことができます。

箱根ターンパイクでの紅葉の見ごろの時期
例年11月上旬~下旬
(10月下旬ごろから色づき始めます)

大観山展望台で見られる雲海の発生条件と時期

大観山_雲海

大観山展望台から雲海が見られる芦ノ湖は、標高1,000m級の外輪山に囲まれた箱根カルデラと呼ばれる地形が形成され、空気がとどまりやすくなっています。

霧や雲海の発生に絶対必要な湿度の供給源(芦ノ湖)と夜朝の寒暖差が大きいカルデラ地形ということもあり、芦ノ湖周辺は霧(雲海)が発生しやすいエリアといえます。

大観山展望台から見ることができる雲海の種類と発生条件

芦ノ湖で一番多く発生する湖霧(蒸気霧)の発生条件をご紹介します。

1.湖の水面温度が気温よりも高い

2.山から冷たい空気が水面に流れ込む

3.水面から出た蒸気(霧)がとどまる(風がない)

この現象は芦ノ湖周辺でいうと、夜から朝への寒暖差が大きくなる晩秋~早春によく発生します。

前日の夕方から夜の気温が高く、翌日朝に冷え込むと霧(雲海)が発生しやすくなります。

芦ノ湖で発生するその他の雲海の種類と条件

放射霧による雲海

空気中に多くの水蒸気が含まれた状態(雨が降って湿度が高い状態など)で、地面で放射冷却が起こって発生する霧で秋の盆地で発生しやすいです。

雨あがりでの雲海

雨が降った後に晴れると保水をした地面から水蒸気が放出されて、夜から明け方の急な冷え込みで発生する霧で、秋の盆地で発生しやすいです。

上記のような気象条件があると発生しやすいので、天気予報をチェックしておくと心強いです。

芦ノ湖周辺の10日間の天気予報
(tenki.jp)

芦ノ湖で雲海が発生しやすい時期と時間

雲海が発生しやすい時期
前述のとおり、夜から朝にかけての寒暖差が大きい日に雲海は発生しやすくなりますので、芦ノ湖では晩秋から早春が雲海のシーズンといえます。

特に11月~1月にかけては霧が発生しやすくなるといわれています。

雲海が発生する時間帯
日の出前※~7時くらいまでの早朝が一番きれいに見えます。

※気象条件が整わなければ発生しないので見られない場合もあります
※冷え込む季節の早朝ですので防寒対策があると安心です
※箱根ターンパイクの営業開始時間は5時30分~です
※冬季は路面凍結や積雪がある場合もあるためご注意ください
(路面状況によっては通行禁止になる場合があります)

大観山展望台へのアクセス方法・駐車場情報

公共交通機関

JR東海道線「湯河原駅」より、箱根登山バス「箱根町港」行きに乗り、「大観山」バス停で下車
※2020年4月から季節運行になりました(通年での運行はしていません)

箱根登山バス公式サイト

湯河原方面から

小田原厚木道路「小田原西IC」より、アネスト岩田ターンパイク箱根(箱根ターンパイク)に入り約20分

芦ノ湖方面から

県道75号線(椿ライン)を湯河原方面に進み約10分

駐車場

あり
(無料)
マップコード:57 036 637*02

大観山スカイラウンジ

展望台には無料の駐車場とカフェやフードコートが併設されているアネスト岩田スカイラウンジ(大観山スカイラウンジ)があります。

まとめ

・大観山展望台は箱根エリア屈指の「芦ノ湖+富士山」の眺望スポット

・11月~1月の早朝に雲海が発生しやすい

・真冬の日の出には紅富士を見られることもある

・春から夏にかけては富士山方向に沈む夕日を見ることができる

・駐車場は無料で利用することができる

雲海が発生する時期・時間帯はとても寒いので、ぜひ防寒対策をしっかりしてお出かけください!

大観山展望台の動画

雲海と紅富士の共演が幻想的なタイムラプス映像をご紹介します

箱根ターンパイク(大観山展望台)の基本情報

利用案内

※箱根小田原本線と箱根伊豆連絡線共に営業時間等は同じです

定休日

なし
※天候や路面の状況により通行止めになる場合があります

営業時間

5時30分~22時30分
(最終入場:22時)

※天候や路面の状況により営業時間が変更になる場合があります

大観山スカイラウンジの営業時間
平日:9時~16時30分
土日祝:7時~17時

※大観山展望台自体は24時間開放されています

料金

対象 箱根小田原本線 箱根伊豆連絡線
普通車
軽自動車
730円 150円
二輪車
(125㏄超)
550円 130円
マイクロバス 2,000円 500円 大型車 3,000円 700円

問い合わせ先

アネスト岩田 ターンパイク箱根
(箱根ターンパイク)
0465-23-0381

大観山展望台に関する各種情報ページ

大観山の紹介ページ

アネスト岩田 ターンパイク箱根のホームページ

大観山展望台の地図

神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋955

【エリア別】日本全国の雲海スポット

日本全国にある定番から穴場までamAtavi編集部がおすすめする雲海スポットを発生しやすい時期の一緒にエリア別でまとめています。本格的な登山が必要ない車やロープウェイなどで行けるスポットを中心にご紹介しています。

【エリア別】日本全国の雲海スポット50選!いざ感動の絶景へ!

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