吉備津神社_回廊_cover

吉備津神社の神様は桃太郎!?ご利益や回廊などの神社建築も解説

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岡山県と聞くと「桃太郎」のイメージが強い方も多いと思います。

その伝説の発祥の地『吉備津神社』のご利益やアクセス・駐車場情報、口コミですごいと評判の回廊などの神社建築を詳しく解説していきます!


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吉備津神社とは?

吉備津神社_本殿_002

本殿・拝殿は国宝に指定されています

吉備津神社(きびつじんじゃ)は岡山市北区にある備中国(びっちゅうのくに)一宮の神社です。

創建の時期は不詳ですが吉備国(きびのくに)が3つの国に分かれる前には吉備総鎮守として古くから鎮座しています。

主祭神が大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)で、この神様は桃太郎のモデルといわれています。

そして相殿(あいどの)には一族・子孫の神々もまつられています。

また、五・一五事件で凶弾に倒れた犬養毅は、大吉備津彦命の随身(ずいじん/お供の意味)とされる犬飼健命(いぬかいたけるのみこと/桃太郎の犬のモデルといわれています)の子孫で境内の神池のそばには犬養毅の銅像も建てられています。

吉備津神社のご利益や見どころ

吉備津神社は平安時代には名だたる神社と共に名神大社(みょうじんたいしゃ)にも指定されるほど、霊験あらたかな神社として古来より篤く信仰されています。

そこで吉備津神社にまつられ、桃太郎のモデルになったともいわれている神様やご利益、境内の見どころをご紹介していきます。

吉備津神社の神様とご利益

ご祭神と桃太郎のモデルとなったとされる伝説

吉備津神社_絵馬

吉備津神社には桃太郎が鬼退治する姿が描かれている絵馬も授けてくれます

主祭神は前述のとおり大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)です。

相殿神として8柱の子孫や兄弟の神様もまつられています。

大吉備津彦命は四道将軍として山陽道を平定するために派遣された神様ともいわれていて、それが桃太郎のルーツにも深く関係しています。

桃太郎での鬼退治のルーツとなる「温羅伝説」
古代の吉備国(現在の岡山県と広島・香川・兵庫の一部のエリア)では鬼のような風体の温羅(うら)と呼ばれる渡来人が鬼ノ城(きのじょう)に住み着き、様々な悪さをして住民を困らせていました。

そこで大和朝廷は大吉備津彦命を討伐のために派遣しました。

大吉備津彦命は吉備の中山(吉備津彦神社のご神体)に陣取り、温羅と壮絶な戦いを繰り広げ退治することに成功します。

このことが中世以降に桃太郎伝説として全国的に広がったといわれています。

吉備津神社の周辺には鬼ノ城をはじめ、この戦いや退治後の逸話が残る史跡が数多く残っています。

温羅の本拠地、鬼ノ城はこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
(吉備津神社からは車で約30分ほどの場所です)

鬼ノ城へ行こう!岡山で登山-ビジターセンター・アクセス情報など-

吉備津神社の主なご利益

大吉備津彦命の温羅の退治だけでなく、吉備国の発展に尽力したことや281歳まで生きた長寿など数々の伝説を持っていて様々なご利益を授けてくれるといわれています。

・延命長寿
・産業興隆
・安産育児
・学業成就
・芸術上達
・家内安全
・厄除け
・病気平癒 など

本殿・拝殿の裏手には一童社というお社が鎮座していて、江戸時代には国学者からの信仰が厚かったとされ、現在では合格祈願に訪れる受験生が多く参拝と絵馬への祈願を行います。

また、吉備津神社には境内社や摂末社も多く、様々な神様がまつられています。それらにも参拝をすればそれぞれの神様のご利益を授けてもらえます。

吉備津神社での参拝作法

吉備津神社での参拝作法は一般的な二拝二拍手一拝です。

その他の作法も一般的なものと変わりはありません。
(例:参道の真ん中を歩かないや手水舎でお清めをするなど)

吉備津神社境内の見どころ

吉備津神社は歴史と由緒が深い神社ですので、境内や周辺には国宝を含む多数の見どころがありますので主なポイントをご紹介します。

本殿・拝殿

吉備津神社_本殿

大きさと雰囲気に圧倒されます

日本で唯一の比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)は「吉備津造(きびつづくり)」と言われ、室町幕府第3代将軍の足利義満が造営を開始したと言われています。

2棟を1棟に連結した造りは建立当時の仏教建築の影響も随所に見ることができ、荘厳や雅な印象を受けます。

その歴史的価値や国内唯一の特殊な造りの貴重さもあり国宝に指定されています。

廻廊(かいろう)

吉備津神社_回廊_001

本殿・拝殿とともに吉備津神社を代表する建築物です

戦国時代(1579年)に作られたとされる長さ360mにもおよぶ回廊です。自然の地形を生かしたまま緩やかなU字状の一直線を描いています。

こちらも貴重な建造物として県の重要文化財に指定されています。

御釜殿

吉備津神社_御釜殿

全国的にも珍しい占いを体験できます

鳴釜神事(なるかましんじ)という、釜でお湯を沸かした際に鳴る音で願い事が叶うかを占う建物です。

この釜の下には温羅の首が埋まっていると伝えられています。

この特殊な神事は午後2時までに社務所にて初穂料を納めて受付をすれば、受けることができます。
※毎週金曜日はこの神事はお休みです。

こちらも貴重な建造物として国の重要文化財に指定されています。

南・北随神門

吉備津神社_北随神門

写真は北随神門です

吉備津神社では南北それぞれに随神門が置かれ、共に国の重要文化財に指定されています。

北随神門は参道から境内入る入口に設置されていて室町時代中期(1542年頃)の再建と伝えられています。

一方、南随神門は回廊の途中にあり、南北朝時代(1357年頃)の再建と伝わっています。

松並木の参道

吉備津神社_一の鳥居

吉備津神社前の信号からは歩行者専用通路として整備されています

岡山県下で最大の松並木です。

JR吉備線(桃太郎線)の吉備津駅出て線路を左に見ながら200mほど進むと、松並木の参道に行くことができます。そこから500mほど進むと神社に着きます。

花の名所としても知られている

吉備津神社_回廊_桜

回廊と桜の共演は春の絶景です

境内には花を楽しめるスポットがありますので主な花の見ごろの時期をご紹介します。

梅の見ごろの時期

例年1月下旬~4月上旬(梅の種類によります)です。

境内には梅林があり、早咲きから遅咲きまで様々な種類の梅を楽しむことができます。

桜の見ごろの時期

例年3月下旬~4月上旬です。

境内のいたる所でソメイヨシノの楽しめます。

牡丹の見ごろの時期

例年4月下旬~5月上旬です。

境内には牡丹園があり、ゴールデンウィークごろには牡丹まつりも開催されます。

あじさいの見ごろの時期

例年6月中旬~7月上旬です。

境内には紫陽花園があり、1500株ものアジサイが初夏の吉備津神社を彩ります。

吉備津神社のアクセス方法と駐車場

移動手段別のアクセス方法

公共交通機関

公共交通機関での移動で一般的なのが、JR吉備線(桃太郎線)を利用する方法です。

JR吉備津駅より徒歩約10分で吉備津神社へ行くことができます。

特に初詣期間は周辺道路や駐車場が非常に混みますので、電車を利用するのがおすすめです。

山陽自動車道から

山陽自動車道「吉備SA内、吉備スマートIC」より、国道180号線、県道389号線を経由して約10分

中国自動車道方面から

岡山自動車道「岡山総社IC」より、国道180号線、県道389号線を経由して約15分

レンタサイクル

吉備津神社周辺では岡山市と総社市をつなぐ自転車・歩行者専用道路「吉備路自転車道(きびーろーど)」が整備されているのでレンタサイクルで行くこともできます。

吉備津神社周辺では吉備津彦神社や備中高松城なども一緒に巡ることができる「備中高松サイクリングコース」が設定されています。

自転車はJR吉備線(桃太郎線)の吉備一宮駅前にある「ウエド」で借りることができます。

利用時間
9時~18時

料金
400円/2時間(以降200円/1時間)
1000円/1日

ウエドの住所・問い合わせ先
岡山県岡山市北区一宮554
086-284-2311

備中高松サイクリングコースの紹介ページ

吉備津神社の駐車場情報

吉備津神社には境内周辺に駐車場(合計約270台)を完備しています。

▼参道の両側に第一・第二駐車場があります

この駐車場は通常期には無料で利用ができ満車になることも少ないのですが、初詣期間は有料化されるなど異なります。

吉備津神社での初詣期間の駐車場情報

対象期間
例年1月1日~5日

駐車料金
500円/回

その他注意事項
・例年1月1日朝~3日までは吉備津彦神社から一方通行となるのでご注意ください
・初詣期間は周辺道路や駐車場で混雑しますので電車を利用するのもおすすめです
(例年、大みそかから元旦にかけてJR吉備線では60分間隔で終夜運行も実施されます)

吉備津神社の動画

吉備津神社の建築物や境内の様子やわかる動画をご紹介します

吉備津神社の基本情報

参拝案内

参拝(開門)時間

5時~18時
※祈祷の受付は8時30分~16時までです

※初詣期間は異なります

初詣期間の予定案内ページ

料金

拝観無料

問い合わせ先

吉備津神社
086-287-4111

吉備津神社に関する各種情報ページ

吉備津神社のホームページ

吉備津彦神社のホームページ

>>岡山市エリアのホテル・宿泊施設の検索結果を見る(じゃらん)

吉備津神社の地図

岡山県岡山市北区吉備津931

パワースポット「吉備の中山」

吉備津神社の西側には「吉備の中山(きびのなかやま)」と呼ばれる神社にとって神聖な山が鎮座していますので、そちらの見どころもご紹介します。

吉備の中山とは?

吉備の中山

岡山有数のパワースポットです

周囲が約8km、標高170m前後の山の集まりで吉備津神社と吉備津彦神社の神体山(ご神体)とされ、古墳や多くの磐座(いわくら/巨石信仰の祭祀における祭場)が残されています。

この山は平安時代の古今集や枕草子にも登場することから、古くから重要とされていたことがうかがえます。

吉備中山の散策地図
(吉備の中山を守る会)

吉備の中山の見どころ

中山茶臼山古墳/御陵

中山茶臼山古墳

荘厳な雰囲気を醸し出しています

吉備の中山に作られた大型の前方後円墳で、大吉備津彦命のお墓とされていて、地元の方は御陵(ごりょう)と呼んでます。

その長さは105mで宮内庁に管理されています。

八大龍王

吉備の中山の最高峰である龍王山(170m)の山頂にある祠で、龍神への雨乞いの儀式を行ったとされています。
現在では、地元の有志の方々が毎年3月の第一日曜日にこの祠で「龍神祭り」を開催しています。

元宮磐座(もとみやいわくら)

八大龍王と同じく龍王山の頂上付近にある巨石で、社殿が建てられる以前にここで祭祀や神事が行われていたと考えられています。

現在は吉備津彦神社が管理をしていて、毎年5月の第二日曜日に磐座祭という神事を行っています。

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