野趣あふれる露天風呂が人気の温泉地、黒川温泉の人気ライトアップイベント『湯あかり』が2023年-2024年シーズンも開催されます。
そこで今回は湯あかりの開催情報はもちろん、入湯手形や日帰り入浴、人気の飲み歩き企画「黒川かっぽ」などの情報と共に紹介していきます!
目次
湯あかりとは?
竹灯籠や竹提灯で温泉街を優しく照らすライトアップイベントです。
豊かな山に囲まれ里山の風景を数多く残す黒川温泉は放置竹林による竹害が課題の一つでした。
その課題を解決するための一環として、竹を利用した『湯あかり』が誕生しました。使用後は炭や肥料、クッション材として循環利用されています。
現在では黒川温泉の冬の風物詩として大人気のイベントとなってます。
2023年/2024年シーズンの開催情報
黒川温泉「湯あかり」の会場マップ
(黒川温泉観光旅館協同組合 公式サイト)
開催期間
2023年12月23日(土)〜2024年3月31日(日)の毎日
点灯時間
17:00〜21:30
開催場所
・丸鈴橋~川端通り
・やまびこ旅館付近
・地蔵堂周辺
・旅館組合付近
・黒川温泉バス停付近
参加料金
無料
湯あかりのみどころ
川が幻想的にライトアップされる!
黒川温泉内を流れる田の原川が竹灯籠と毬型の竹提灯でライトアップされ、幻想的な風景が癒してくれます。
温泉街のほぼ中心にある「丸鈴橋」(旅館「ふじ屋」近く)からの眺めが、特に人気です。
また、丸鈴橋から降りて穴湯まで続く道では竹灯りを間近で見ることもできます。
雪景色とのコラボも見られる!
黒川温泉があるエリアは冬に雪が積もることもあります。
そんな時は雪と竹灯りのコントラストも楽しむことができます。
とても寒いので暖かい格好は必須です。
黒川温泉周辺の10日間天気予報
(tenki.jp)
川以外でもライトアップを楽しめる
川端通り沿いの「地蔵堂」やその脇から伸びる「いご坂」など、街の中もライトアップされるので夜の温泉街歩きと一緒に楽しむことができます。
川沿いにあるおすすめの温泉宿
黒川温泉の宿はどこも素敵なのは間違いないのですが、せっかく湯あかりの時期に宿泊するならライトアップが見える川沿いの宿に泊まりたい人も多いはず。
そこで部屋、もしくは館内から川を見ることができるおすすめの宿も紹介します!
※予約時に川沿いの部屋での宿泊を希望しておくと安心です
ふじ屋
丸鈴橋のたもとにある温泉宿で黒川温泉の中心に位置しているので各会場へのアクセスもしやすく人気です。
ふもと旅館
黒川温泉最多の11もの貸切風呂がある宿です。部屋からはもちろん、本館露天風呂につながる宿泊者専用の屋根付きの「太鼓橋」から眺められる田の原川の風景も人気です。
歴史の宿 御客屋
江戸時代に創業し、黒川温泉随一の歴史を誇る老舗旅館です。肥後細川藩の御用宿でもあったというのにも感動します。
山の宿 新明館
田の原川沿いにある旅館で洞窟風呂と囲炉裏料理が名物として人気です。部屋だけでなく、宿泊者専用の橋からも川の風景を楽しめます。
旅館湯本荘
全室が川沿いに面している旅館で3つの貸切風呂があることでも人気です。
やまびこ旅館
九州の旅館初の「ウェルカムベビー」に認定され、小型~中型犬までのワンちゃんも宿泊(ペットホテルタイプ)できる人気の宿です。今シーズンから湯あかりの会場にもなっています。
その他の黒川温泉の宿
>>【ヤフートラベル】で黒川温泉の宿を探す(PayPay利用可能)
湯あかりと一緒に体験したい観光プラン
湯めぐりができる「黒川温泉入湯手形」
※黒川温泉の「湯めぐり」は新型コロナ対策が実施されているので注意事項を確認の上、ご利用ください
新型コロナウイルス感染症対策と湯めぐりについて
(黒川温泉観光旅館協同組合公式サイト)
黒川温泉にある旅館の27か所の露天風呂でや湯めぐり(日帰り入浴)ができます。
そこで便利なのが3か所の温泉旅館をめぐるがことができる「入湯手形」です。
入湯手形が使える露天風呂の案内パンフレット
(黒川温泉観光旅館協同組合 公式サイト)
※容量が大きいPDFファイルなのでご注意ください
黒川温泉入湯手形の購入場所と値段は?
黒川温泉入湯手形は各旅館、もしくは旅館組合「風の舎」で大人用、子供用ともに購入できます。
この手形で3か所の露天風呂巡りができる他、露天風呂巡りを2か所にとどめて残り1回分を消費する形で飲食物・お土産の交換にも使えます。
また、入湯手形の有効期限は購入から半年間なので、回り切れなくても期間内であれば使うことができます。
入湯手形で使える飲食・お土産の一覧
(黒川温泉観光旅館協同組合 公式サイト)
入湯手形の料金
大人:1,500円(税込)
子供:700円(税込)
問い合わせ先
黒川温泉観光旅館協同組合
0967-44-0076
入湯手形の注意点は?
・入湯手形は1人/1枚の形でのみ利用ができるので、湯めぐりをする際には人数分の手形を購入する必要があります
・日帰り入浴で湯めぐりをされる方はタオルを持参するか、旅館で購入をする必要があります
各旅館で湯めぐりができる時間は8:30~21:00までですが清掃作業や混雑状況により入浴できないことがあります。訪問前に各旅館に確認すと安心です
各旅館の入浴可否情報(1週間分)
(黒川温泉観光旅館協同組合 公式サイト)
入湯手形の使い方
使い方はいたって簡単です。
①入湯手形を購入する
②各旅館のフロントで入湯手形を提示してスタンプを押してもらう
③入浴する
利用済みの入湯手形
3か所の湯めぐりを終えた際には後述の完全制覇賞を狙わないのであれば、温泉街の中心に位置する地蔵堂に奉納もできます。
湯めぐり完全制覇賞
湯めぐりの対象となる露天風呂すべてを回った押印済みの入湯手形を旅館組合に持っていくと、黒川温泉認定「湯めぐり達人」の称号と以下の特典を受けられます。
湯めぐり完全制覇賞の特典
・旅館組合「風の舎」へ木製名札の掲示
・「湯めぐり達人」刺繍入り記念タオルの授与
・「湯めぐり達人」刺繍入り記念巾着の授与
湯めぐり完全制覇の周回特典
・3回達成:記念バスタオルの授与
・5回達成:記念壁掛け時計の授与
・10回達成:記念ちゃぶ台の授与
こども入湯手形のごほうび賞
こども入湯手形は3か所の湯めぐりができた後に押印済みの手形を旅館組合に持参すると、お菓子やおもちゃが当たる「ごほうび賞」を受けることができます。
ちょい飲みイベント「黒川かっぽ」
※新型コロナ対策により黒川かっぽは当面の間、中止となっています
黒川温泉で湯めぐりと一緒に楽しめる「黒川かっぽ」という、ちょい飲み企画があります。
「かっぽ手形」を購入することで対象の旅館(11軒)や商店・飲食店(1軒)で、3杯分の地元のお酒やおつまみが楽しめます。
ノンアルコール飲料も提供しているのでお酒が苦手な方や、車を運転する方も楽しむことができます。
かっぽ手形は1人1枚を持って3軒のはしご酒もできるほか、複数人と利用することも可能なので、3人で1軒の旅館やお店で楽しむこともできます。
各旅館や店舗で用意する黒川かっぽ向けの飲食スペースは趣のある囲炉裏端や軒先、足湯などもあり、設備で行き先を決めるのもおすすめです。
黒川かっぽの利用案内
※当面の間、かっぽ手形の販売・利用は中止となっています
問い合わせ先
黒川温泉観光旅館協同組合
0967-44-0076
黒川かっぽ参加店舗一覧・マップ
(黒川温泉観光旅館協同組合 公式サイト)
※容量の大きいPDFファイルなのでご注意ください
まとめ
・湯あかりは2023年12月23日(土)〜2024年3月31日(日)の毎日開催
・幻想的な夜の黒川温泉を体験できる
・川沿いの旅館に宿泊するのもおすすめ
・湯めぐりやちょい飲みプランもある
※新型コロナ対策でちょい飲みプランは当面休止です
九州屈指の人気温泉地でぜひ身も心も温まってください!
黒川温泉『湯あかり』の動画
心を温めてくれる竹灯籠の光がとても幻想的な映像を紹介します。
(ライトアップの風景は58秒辺りからです)
黒川温泉の基本情報
問い合わせ先
黒川温泉観光旅館協同組合
0967-44-0076
黒川温泉に関する各種情報ページ
黒川温泉の公式パンフレット・マップ
※容量がとても大きいPDFファイルなのでご注意ください
>>【ヤフートラベル】で黒川温泉の宿を探す(PayPay利用可能)
黒川温泉への行き方・アクセス
公共交通機関
福岡方面から
JR博多駅より高速バス(要座席予約)で約2時間40分
「福岡・福岡空港~黒川温泉」線の紹介ページ
(西鉄バス)
※JR久大本線 日田駅経由の経路もありますが、タクシー等に乗る必要があります
日田駅経由の参考経路
JR久大本線 日田駅→日田バス杖立線「杖立(杖立温泉)」→産交バス阿蘇小国杖立線「ゆうステーション」→タクシーもしくは宿泊旅館のお迎え(要事前問い合せ)
熊本方面から
JR熊本駅より九州横断バスで約1時間40分
「熊本市内~阿蘇・黒川温泉・湯布院・別府」線の紹介ページ
(産交バス)
車
福岡方面から
大分自動車道「日田IC」より国道212号線・442号線、旧小国街道を経由して約1時間
熊本方面から
九州自動車道「熊本IC」より国道57号線、県道339号線、県道12号線、国道212号線 、旧小国街道を経由して約1時間30分
※黒川温泉街の川端通りは道幅が狭くなっているのでご注意ください
※黒川温泉周辺は積雪があるとチェーン規制がかかることもあるのでご注意ください
駐車場
あり
周辺に8ヶ所の駐車場があります。
宿泊先の各旅館にも駐車場が設置されている場合もあるので宿泊先にお問い合せ下さい。
駐車場の詳しい場所(「P」マーク)や各旅館の地図・連絡先の一覧
※容量が大きいPDFファイルなのでご注意ください
新駐車場の紹介ページ
※日帰りの場合は新駐車場(約150台収容)の利用がおすすめです
黒川温泉の地図
熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6594−3