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醒井宿で清流散策!梅花藻の見頃の時期や観光スポットを紹介

更新日:

掲載情報は変更になっている場合があります。
公式サイト等で最新情報をご確認ください。

各地に点在する旧街道の宿場町の風景は観光先としても人気です。

今回は滋賀県米原市にある宿場町『醒井宿(さめがいじゅく)』を名物の梅花藻(ばいがも)の見頃の時期や観光スポットと一緒に紹介していきます!

醒井宿(さめがいじゅく)とは?

醒井宿とは

醒井宿は中山道の61番目の宿場として栄えてきました。

湧き水が豊富でその水で形成された地蔵川に沿う形で町が作られ、多くの旅人を癒してきました。

その歴史記的な背景や古くからの宿場町の町並みを残していることから、日本遺産にも指定されています。

中でも、貴重な水草「梅花藻(ばいかも)」は観光客にとても人気があります。

醒井宿のみどころ

醒井宿の清流を彩る梅花藻

醒井宿_梅花藻

醒井宿の名物といえば、地蔵川に自生する梅花藻です。

梅花藻は日本固有の水草で、冷水(14℃前後)に生息するとされています。水温の問題から北日本には広く分布していますが、西日本では生息する場所が限られています。

醒井宿を流れる地蔵川は水温が適していることもあり、約500mに渡って群生している貴重な場所になっています。

水中に花が咲くこともあり、見ごろとなる夏には可憐で涼しげな花を見ようと多くの観光客が訪れます。

また、ここの梅花藻を産卵場所とする絶滅危惧種の淡水魚、ハリヨが生息していることでも知られています。

梅花藻の見頃の時期は?

醒井宿での梅花藻の例年の開花時期は以下です

咲き始め
5月ごろ

見頃(最盛期)
8月上旬の前後

咲き終わり
9月下旬

梅花藻の見頃・開花状況
(米原市公式サイト)
※「見頃」の項目をご確認ください

見頃の時期にはライトアップも実施される!

例年、梅花藻の最盛期となる8月上旬前後には地蔵川がライトアップされるイベントも実施されていて、昼間とは違った幻想的な雰囲気を無料で楽しむことが出来ます。また、醒井資料館問屋場では「陶あかり展」も開催されます。

地蔵川のライトアップイベント開催案内

ライトアップ期間
2023年は8月1日(火)〜24日(木)
(陶あかり展も8月1日(火)〜24日(木)※月曜休館)

【過去の開催期間】
2022年:8月1日(月)〜24日(水)
2021年:8月1日(日)〜16日(月)
2020年:8月1日(土)~16日(日)

ライトアップ時間
19:00~21:00

注意事項
・周辺は住宅街なので声や音、ゴミの持ち帰りなどのマナーへの配慮をお願いします
・例年多くの観光客が訪れるので地蔵川沿いへの車での進入は控えてください
・無料で鑑賞ができますが観光協力金をお願いしています
・駐車場はJR醒ヶ井駅前、もしくは臨時駐車場(醒ヶ井駅から国道21号を関ヶ原・岐阜方面へ約1kmの場所)を利用して徒歩で会場までアクセスしてください

醒井宿の観光スポット

醒井宿は旧中山道沿いに宿場町の街並みや地蔵川の風景が楽しめる場所として観光・散策に人気です。

JR醒ヶ井駅を中心とした主な観光スポットも紹介していきます。

醒井宿の散策・観光マップ
※容量が大きいPDFファイルなのでご注意ください

居醒の清水(いさめのしみず)

JR醒ヶ井駅から徒歩約10分(約800m)

醒井宿_居醒の清水

663highland投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる

醒井宿内にある加茂神社の境内にある湧水ポイントで地蔵川の水源の一つです。

「古事記」や「日本書紀」にも記載があり、日本武尊(ヤマトタケル)が病にかかった際にこの湧水で体の毒を洗い流したとも伝えられ、「醒井」という地名の由来ともされています。

現在では「平成の名水百選」にも選ばれています。

醒井宿資料館

醒井宿資料館_旧醒井郵便局局舎

663highland投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる

江戸時代と大正時代に建てられた2つの建築物(旧郵便局と問屋場)を現在に保存し、歴史資料を展示している施設です。

旧醒井郵便局

旧郵便局:JR醒ヶ井駅から徒歩約3分(約200m)

木造2階建ての洋風建築の建物で1915年(大正4年)に建てられ、1973年(昭和48年)まで使用されていた郵便局舎です。
(現存の建物は1934年(昭和9年)に改築されたものです)

現在では宿場町で数少ないレトロモダンの建築物として国の登録文化財にも指定されています。

また、1階部分は無料の休憩所として無料開放していて、2階には醒井宿の庄屋、江龍宗左衛門家に伝えられている古文書などを展示しています。

ここでもう一つの資料館、問屋場(といやば)への見学受付もしています。

問屋場(といやば)

問屋場:旧郵便局(受付)から徒歩約5分(約400m)

醒井宿資料館_問屋場

663highland投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる

江戸時代中期ごろに建築されたと考えられていて、醒井宿で大名や役人に人手や馬を提供、荷物の積み替えの引継ぎ事務などを行っていた問屋(といや)の建物です。

完全な形で残っていて全国でも珍しい歴史的な価値のある建物として知られています。

醒井宿資料館の利用案内

営業時間
9:00~17:00
(最終入館は16:30)

定休日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月27日~1月5日)

料金

対象 金額
大人 200円
小中学生 100円

※2つの建物共通の料金です
※団体(20名以上)割引あり

問い合わせ先
醒井宿資料館
0749-54-2163

米原観光協会
0749-58-2227

【閉館】醒井水の宿駅 みゆき

※醒井水の宿駅は2022年6月30日に閉館されました
醒井水の宿駅(閉館のお知らせ)
(米原市公式サイト)

JR醒ヶ井駅から徒歩約1分(約100m)

JR東海道本線・醒ヶ井駅に隣接する施設で、食堂(フードコート形式とビュッフェ形式の2種類あります)をはじめ、名水を使ったコーヒーの提供、お土産の販売等をしています。

ビュッフェ形式は「おふくろバイキング」と称して、鯖やマスを使ったお寿司から野菜・山菜に至るまで地元の食材をふんだんに使った料理が提供され好評です。

また、無料で飲料向けの水を提供しているので、その水を求めて多くの人でにぎわっています。

約100台収容の無料駐車場も完備しています。

ランチやカフェスポットも!

写真は「かなや」さんの名物「鱒の押し寿司」です

醒ヶ井駅周辺や地蔵川沿いには飲食店やカフェも点在しています。地元の特産品や名水を使った様々なメニューを堪能することが出来ます。

中でも、宿場町に馴染んだ古民家カフェ「たち季」さんのかき氷は梅花藻鑑賞に訪れた人たちから人気です。

たち季の食べログページ

醒ヶ井駅周辺の飲食店の一覧(食べログ)

まとめ

・醒井宿は中山道の61番目の宿場町として古き良き街並みが残る

・町の中を流れる地蔵川には西日本では珍しい梅花藻が群生している

・梅花藻の見頃の時期は8月がピーク

・宿場町を感じさせる観光スポットもあり散策にぴったり

・醒ヶ井駅や地蔵川の周辺には地元グルメやカフェスポットも点在

清流が流れる宿場町を散策してこの夏を涼んでみてはいかがでしょうか?

醒井宿の動画

醒井宿の梅花藻を水中から映した動画をご紹介します

醒井宿の町並みや各スポットの様子がわかる動画をご紹介します

醒井宿の基本情報

利用案内

問い合わせ先

米原観光協会
0749-58-2227

醒井宿に関する各種情報ページ

醒井宿の紹介ページ

醒井宿への行き方・アクセス

公共交通機関

JR東海道本線「醒ヶ井駅」より徒歩約10分
(旧中山道に沿って地蔵川が流れています)

※JR醒ヶ井駅まで
北陸自動車道「米原IC」より国道21号線を関ヶ原方面へ約3分

駐車場

あり
(約80台)

JR醒ケ井駅前駐車場の料金
最初の30分:無料
30分~2時間:200円
2時間~3時間:400円
3時間~24時間:600円

※週末や連休中には駐車場や周辺道路がとても混雑するので、公共交通機関でのアクセスがおすすめです

※梅花藻の見頃の時期には醒ヶ井駅から国道21号を関ヶ原・岐阜方面へ約1kmの場所に臨時駐車場も設置されます

醒井宿の地図

滋賀県米原市醒井

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