滋賀県といえば代名詞ともいえるのがやはり琵琶湖です。
こちらの記事でもご紹介しましたが、琵琶湖周辺では色々な楽しみ方があります。この記事でご紹介した白鬚神社(しろひげじんじゃ)は、滋賀県の高島市にあります。
そして滋賀県高島市には、他にも多くのみどころがあります。今回は高島市みどころのひとつマキノのメタセコイア並木で有名なマキノ町を中心にご紹介します!!
目次
高島市 マキノ町のみどころ
カタカナのまち推し!?マキノ町の春の桜から冬のスノーアクティビティまで!!
マキノ町(マキノチョウ)はかつて滋賀県の北西部に存在した町名で琵琶湖に面しています。現在は合併の末高島市となりましたが、町名は高島市マキノ町~として残っています。
この町は、全国で初めて自治体名にカタカナ表記を用いました。今では多くなったカタカナの自治体名も当時としては斬新だったでしょうね!!
さて、そんな「カタカナのまち マキノ」は琵琶湖はもちろんですが、それ以外にも多くのみどころ、アソビどころがあります。春は桜を楽しめますし、オートキャンプや、冬はナイターもあるスノーパークで思い切りウインターアクティビティを楽しむことも可能!!
オールシーズン楽しめる高島市マキノ町へ是非行ってみてはいかがでしょうか!
滋賀県高島市マキノ町のおすすめポイント
新緑・圧巻の紅葉・神秘の雪化粧 季節ごとに表情を変えるマキノ町のメタセコイア並木
マキノピックランドを縦貫する県道には、約2.4㎞にわたって約500本のメタセコイヤが植えられています。
マキノ高原へ続くその道にメタセコイア並木が高原らしい景観を演出しています。学童農園の整備事業の一環として、農業法人マキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりですが、その後組合員や地域のひとびとの手によりここまでの規模へと発展しました。
そんなエピソードを聞くと、いかに大切にされてきたかがわかりますよね!
メタセコイア(和名:アケボノスギ)は、中国原産のスギ科メタセコイア属の落葉高木で、樹高は約35m。最大樹高が約115mと言われるセコイアに似ていることから「メタセコイア」と呼ばれています。
さて、そんなメタセコイア並木の魅力ですが、季節ごとに異なります。
新緑、深緑、紅葉、雪花と続く流れは、一年中違った表情を作りながら連綿と続くのです!
段々と暖かくなり、鮮やかな緑が生命力を感じさせてくれる季節。ドライブやツーリング、サイクリングにも最適な季節を迎え遠くまで見渡せる景観は圧巻のひとことです。
メタセコイア並木新緑まつりも例年開催され、いよいよ春の訪れを感じさせてくれます。
一番人気の秋のメタセコイヤ。この時期の紅葉は一見の価値があり多くの方が訪れます。夏の暑いころを過ぎ過ごしやすいこともより人を引き付けるのではないでしょうか。
どこか幻想的で、ひとつの物語の中に入ってしまったかのような印象の冬枯れの時期。雪とのコントラストを楽しめる1年に1度の季節もまた人気です。
このように、一度ある季節に訪れても、また別の季節に訪れると同じ場所なのか?と見紛うほど違った景観を楽しむことができます。そんな体験をしに是非何度も足を運んでみてください!!
また、新・日本街路樹百景などにメディアで選出されるなど人気のスポットでもありますが、紅葉が特に人気のようです。
2023年紅葉情報
例年の紅葉の見ごろは11月下旬~12月上旬となっています!紅葉はその年の天候に左右されるのでお天気情報等を確認しながらお出かけください。
高島市の公式サイトではマキノ町 メタセコイアの近況が順次更新されているので、こちらも合わせて参考にしてください。
レンタサイクルを実施しています。詳細はマキノ高原観光株式会社 公式サイトをご確認ください
料金は
~2時間 300円
~3時間 500円
~6時間 800円
気持ちの良い晴れた日にご利用になってみてはいかがでしょうか。
自然を満喫!!マキノ高原
滋賀県高島市マキノ町牧野にあるマキノ高原にはさまざまな施設があります。
大正時代にオープンし大人気を博した「マキノスキー場」が、紆余曲折を経て「身の丈にあった開発」・「自然を崩す事のない質の高い整備」をコンセプトとしてリゾート開発が行われました。
ご興味がある方は詳細を調べてみてくださいね!
「自然を崩す事のない質の高い整備」というコンセプトに象徴されるように、マキノ高原は自然と触れ合える施設やアクティビティが豊富です!
キャンプ場・スキー場・ゴルフ場・テニスコート・森林セラピーと数え上げるのが大変なほどの遊びが詰まっています!人気の高いトレッキングやスノーシューによるトレッキング(冬)などもあり、温泉施設 マキノ高原温泉さらさ(じゃらん)もあります!
寒い季節には特に重宝しそうです。また夏場もオートキャンプを利用する方などで賑わいます。露天風呂や水着を着て入浴できるゾーンもあるので便利です。
温泉さらさの利用料金はエリアにより異なり、通常のお風呂エリアは大人(12歳以上)は700円、小人(3歳~12歳未満)が350円です。水着着用エリアのバーデンゾーンは大人(12歳以上)は800円、小人(3歳~12歳未満)が400円です。
全エリア利用の場合は大人(12歳以上)は1,200円、小人(3歳~12歳未満)が600円となっています。
レストランやサウナなどもあるので、ゆったりと楽しめるスペースになっていて、ロッカーは100円で利用できます。
どのシーズンにいっても、様々な楽しみ方があり、思い切り自然を満喫できるマキノ高原に是非いかれてみてはいかがですか!
春の「海津大崎の桜並木」は見逃しNG!!
琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」としても知られる景勝地の「海津大崎」は、近畿エリアでは少し遅咲きの桜の名所としても有名です。琵琶湖の北端、海津湾の東に波食によって突き出た岩礁地帯に可憐な薄紅色の桜の花が帯状にのびる景観は奥琵琶湖の春の風物詩!!
例年4月中旬(各都市の天候により変動)に咲き誇るソメイヨシノは延長4㎞にわたり約600もの数を誇ります!!!
財団法人日本さくらの会から「日本のさくら名所100選」に選定されています!!の樹齢は70年越え!昭和から平成へ、そしてまた令和へと、多くの人の手によって守られてきた美しい桜と琵琶湖の饗宴を是非見に行かれてはいかがでしょうか!
よい旅を!!
滋賀県高島市マキノ町の関連イベント・プラン
ここまでは主に、山や高原のプランをご紹介しました。奥琵琶湖畔ということもあり多くのオートキャンプ場や、水辺ならではのアクティビティを楽しめる施設もたくさんあります。
夏に行かれて、遊泳や、BBQなどを楽しむのはいかがでしょうか。
また、防風林としての湖西の松林を散策したり、のんびり水辺を眺めるのもとてもリラックスできるのではないでしょうか。
近隣のマキノピックランドでは、フルーツ園が季節ごとにオープンし、フルーツ狩りを楽しめたり、年間を通して開催されるメタセコイアマーケットではハンドメイドアクセサリーや、オリジナルグルメを楽しむこともできるのでオススメです。
水辺も、高原や、トレッキングを含め一年中楽しめる「マキノ町」を満喫してください!!
「紅葉のメタセコイア並木」の動画
この並木が春には新緑に変わります!
冬の表情もまた風情があります。
何度でも足を運んでみてはいかがでしょうか!
素敵な動画をご紹介します!
メタセコイア並木の基本情報
利用案内
営業日
おすすめの紅葉の見頃は・・・11月下旬
営業時間
24時間
休業日
なし
料金
なし
問い合わせ先
(公社)びわ湖高島観光協会
連絡先:0740-33-7101
高島市マキノ町に関する各種情報ページ
「メタセコイア並木」への行き方・アクセス
公共交通機関
JR(北陸本線)米原駅→近江塩津駅(JR湖西線)→マキノ駅→
(タウンバスマキノ高原線)マキノピックランド下車
車
米原市→ 県道248号線→ 国道365号線→ 県道37号線→ 北陸自動車道→
国道8号線→ 国道303号線→ 西近江路/国道161号線→
高島市 マキノ町西浜→ マキノ町沢
駐車場
あり
駐車場はマキノピックランド駐車場(無料)利用が推奨
※路上駐車等は危険かつ迷惑なので控えましょう。事故や混雑の原因になります
メタセコイア並木の地図
Tea break -Cover Story-
並木を抜けて終わる旅
どこまでも続く並木道を、二つの車輪で走り抜ける。
針葉樹は黄金色を誇り、弱くなった日差しに胸を張っている。
誰かが見ていても、誰も見ていなくてもその姿は変わりなく
そこに並んで立っている。
雨の身を濡らしながら。
雪の衣装をまといながら。
流れてゆく景色は走馬灯。
くるくると同じ絵を繰り返す。
いつまでも終わらないような景色がいつまでも終わらないわけがないように。
永遠がないのなら、永遠ということばなんていらないのに・・・。
この並木道の終点は確実に近づいている。
こんな風に分かりやすい終わりもある。
終わりが何かもわからないまま、まるで終わりが見えないような真っ暗な日もある。
僕らは迷うけど、先が見えない日にも・・・きっと。
終わりは来る。
終わりの意味が分かる日が・・・きっと。くる。
そんなことを考えながら、旅の終わりの並木道を、いま、抜けてゆく。
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