「昭和の町並み」と聞くと、映画・ドラマの世界やテーマパークの世界観が思い浮かぶ方も多いと思います。
大分県豊後高田市には実際に生活がされている中で、その町並みを残す商店街があります。
そこで今回は豊後高田の『昭和の町』を動画と共にご紹介します。
近年では映画の撮影地としても有名で更に多くの人々が訪れています。
目次
豊後高田市『昭和の町』のみどころ
豊後高田市は大分県の北東部、国東半島の西側に位置し、古くは宇佐神宮(うさじんぐう)の荘園として、近代には瀬戸内海の海路拠点として、その中心部にあった商店街もともに半島有数の発展をしてきました。
しかし、昭和50年代に入ると生活スタイルの変化などから徐々にかつての勢いが失われ始め、2000年頃には過疎化が浮き彫りになりました。
そんな中、21世紀に入って町おこしプロジェクトとして立ち上げられたのが「昭和の町」です。
これは2001年時点で昭和30年代以前の建物が7割ほど残っている状況を利用する形で、町並みの保存・再現を進めたプロジェクトです。
その結果、現在では毎年30万人以上の観光客が訪れる大分県有数の観光スポットとなっています。
豊後高田市『昭和の町』のおすすめポイント
有名映画の撮影地になっている!
このノスタルジックな風景は数々の映画のロケ地としても利用されています。
最近の話題作にも登場していますので、ご紹介します。
ナミヤ雑貨店の奇蹟
2017年9月に公開され日本アカデミー賞の各優秀賞を受賞した、東野圭吾氏原作・Hey! Say! Jumpの山田涼介さんが主演の話題作です。
32年前の時空とつながる物語ということもあり、昭和の町を中心に豊後高田市の数多くの場所がロケ地として利用されています。
※容量の大きいPDFファイルなのでご注意ください
※このマップにはネタバレ要素が若干含まれていますので、鑑賞前の方はご注意ください
坂道のアポロン
大人気マンガ原作のテレビアニメでも大きな話題となった作品で、Hey! Say! Jumpの知念侑李さん主演の2018年3月公開の映画です。
昭和40年代を舞台にしていることもあり、一部の撮影が昭和の町で行われています。
※容量の大きいPDFファイルなのでご注意ください
※このマップにはネタバレ要素が若干含まれていますので鑑賞前の方はご注意ください
昭和の世界にどっぷり浸かれる!
昭和の町では当時の面影を残しつつ、テーマパークやアクティビティも用意されていますので、そちらの一部もご紹介します。
昭和ロマン蔵
明治期~昭和にかけての大分有数の豪商、野村家の倉庫を改造した昭和の町の中核施設です。
中には、三輪自動車や木製の机やいすが並ぶ教室、当時の電化製品などが並び、昭和の世界に飛び込むことができます。
また、その中の一角にはレストランや博物館、チームラボギャラリー昭和の町も併設されています。
レストラン「旬彩」
昭和ロマン蔵の南蔵にある本格和食が楽しめるレストランです。
昭和初期に建てられた米蔵をリノベーションたおしゃれな空間で、国東半島の様々な食材を使った地元グルメを堪能することができます。
駄菓子屋の夢博物館
日本一の駄菓子屋おもちゃコレクター、小宮裕宣館長のコレクションから東京オリンピックの開催年、昭和39年(1964年)頃の約300点を中心に、合計約6万点ものコレクションを展示しています。
チームラボギャラリー昭和の町
デジタルアート集団、チームラボが制作した入館者参加型のデジタルアート作品で、テーマは「お絵かき草地おどり」です。
「草地おどり」とは、盆踊りなどで披露される大分県を代表する伝統芸能で、チームラボギャラリー昭和の町では、入館者が描いたキャラクターが真玉海岸の夕景を背景にした巨大な草原を歩きだし、他の人が描いたキャラクターとコミュニケーションをとりながら、草地おどりを踊ります。
チームラボギャラリー真玉海岸との共通入館券も販売されています。
ボンネットバス「昭和ロマン号」
1957年式のバス(メーカー・車種:いすゞBX141)を再生させ「昭和ロマン号」として、土・日・祝日を中心に昭和の町を無料で観光周遊(1周約15分)しているボンネットバスです。
同乗しする当時のバスガイドの衣装を身にまとったバスガイドさんの説明がとてもユニークな点も人気です。
なぞをとけ!昭和の路地裏迷路
中央通り商店街の「昭和の町展示館」の裏手にある昭和の路地裏をモチーフにした全長約180mの巨大迷路です。
迷路を謎解きをしながら罠をかいくぐり、進める大人から子供まで楽しめるアトラクションです。
ランチに最適!昭和の町で「給食」を食べる!
昭和ロマン蔵から歩いて約3分の場所にある「カフェ&バー ブルヴァール
」では給食を提供しています。
コッペパンやソフト麺はもちろん、永遠の人気メニューあげパンなど、懐かしいメニューを楽しむことができます。
豊後高田市『昭和の町』の動画
豊後高田市の昭和の町の様子がわかる動画をご紹介します
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の豊後高田市公式のPR動画をご紹介します
豊後高田市『昭和の町』の基本情報
利用案内
営業日
各店舗・施設に準じます
営業時間
各店舗・施設に準じます
料金
昭和の町への入場は無料
(各施設への入館は有料の場合があります)
問い合わせ先
豊後高田市観光協会
0978-23-1860
豊後高田市『昭和の町』に関する各種情報ページ
宿泊先
>>楽天トラベルでさがす
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>>JTBでさがす
>>一休.comでさがす
>>エクスペディアでさがす
豊後高田市『昭和の町』への行き方・アクセス
公共交通機関
JR鹿児島本線・日豊本線「宇佐駅」より、「豊後高田行き」または「伊美行き」バスに乗り約10分
車
宇佐別府道路「院内IC」より、国道387号線、県道661号線、国道10号・線213号を経由して約30分
駐車場
あり
(300円/回)
※30分以内の駐車は無料
豊後高田市『昭和の町』の地図
大分県豊後高田市新町 周辺
昭和の町に行くなら一緒にまわれるおすすめ観光スポット
粟嶋社(あわしましゃ)・粟嶋公園(あわしまこうえん)
-昭和の町から車で約20分
長崎鼻(ながさきばな)
-昭和の町から車で約30分
真玉海岸(またまかいがん)
-昭和の町から車で約15分