大分の縁結びスポット『粟嶋社・粟嶋公園』は恋を叶える仕掛けがいっぱい！

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大分県豊後高田市の国道213号線は「恋叶ロード（こいかなろーど）」と言われているのをご存知でしょうか？

恋叶ロードは国東半島（くにさきはんとう）の西側の海岸線を走っていて、その沿道には縁結びのスポットが点在しています。

今回ご紹介する粟嶋社（あわしましゃ）は縁結びのご利益がある神社として親しまれていて、隣接する粟嶋公園（あわしまこうえん）もデートスポットとして人気があります。

粟嶋社（あわしましゃ）のみどころ

粟嶋社は創建が江戸時代初期と伝えられ、ご祭神は少彦名命（すくなびこなのみこと）です。

海に突き出た岩穴に社殿が建てられているため、目の前に海が広がっているので海に沈む夕日を見ることができるスポットとしても人気です。

粟嶋社のご利益は？

このお社のご祭神である少彦名命（すくなびこなのみこと）は、出雲大社にまつられている大国主命（おおくにぬしのみこと）と一緒に日本の国づくりをした神様とされていていて、その功績から様々なご利益がある神様としても有名です。

少彦名命の主なご利益
・国家の安定・安寧
・産業の開発
・漁業や航海の守り
・病気の排除
・縁結び
・安産と育児

粟嶋社のご利益スポット

岩をくり抜いたアーチの先に海の道？

粟嶋社の社殿の脇には岩をくり抜いた丸型のアーチがあります。
これには伝説が残って、この場所よりも北にある島から海の道を通って神様が渡ってきたというものです。

この穴から伝説の海の道を見通せば、更なるご利益を受けられるかもしれません。
※穴の先は崖になっているので見通す際にはご注意ください

心願成就の運試し！願い石と叶い石

また、主に干潮時に社殿から海に目を向けると、ハート形の穴が開いた岩が見えます。
これは「叶い石」と呼ばれていて、粟嶋社のお祓いを受けた「願い石」を投げ入れられると心願が成就するといわれています。
（願い石は拝殿で100円/2個で授けてもらうことができます。）

粟嶋神社と間違いやすいのでご注意を

粟嶋社にまつられている少彦名命は国づくりの神様ですので全国各地の神社でまつられています。

九州もその例外ではなく、少彦名命をご祭神として「あわしま」と名前が付く神社がいくつかありますので、そちらもご紹介します。
（どの神社も同じ神様をまつっているので、授けてもらえるご利益は同じです）

粟島神社（大分県宇佐市）

豊後高田市のお隣、宇佐市にも粟島神社（あわしまじんじゃ）が鎮座しています。
こちらは「しま」の字が違います。

粟島神社の紹介
事代主命（ことしろぬしのみこと）、比売大神（ひめのおおかみ）、少名彦命（すくなひこのみこと）をまつる神社で、創建は奈良時代といわれています。
毎年7月中旬には粟島神社を起源とする「宇佐市みなと祭り」が開催され、御神幸お共船パレードや約3000発の打ち上がります。

粟島神社の紹介ページ

粟嶋神社（熊本県宇土市）

粟嶋神社は九州では熊本県宇土市にある神社が有名です。
「あわしま」が全く同じ漢字ですので、「粟嶋神社」で検索をすると全国各地の神社が並びます。

粟嶋神社（宇土市）の紹介
少名彦命（すくなひこのみこと）をまつる神社で、創建は江戸時代といわれています。
縦横30ｃｍの石造りの「日本一小さい鳥居」は有名で、この鳥居をくぐることができればご利益を授けてもらえるといわれています。
最近では受験シーズンに合格鳥居が設置され、多くの受験生が訪れます。

粟嶋神社（宇土市）の公式ホームページ