埼玉県飯能市にある“ムーミン谷公園”として知られる『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』は無料で入園できるスポットとしても親子連れを中心に大人気です。
今回はそんなトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園へのアクセス方法・駐車場情報から話題の園内カフェやメタセコイアの紅葉の時期、開園以来初のライトアップ情報、周辺のおすすめスポットまで詳しくご紹介していきます！
目次
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園とは？
春は新緑、夏には水遊び、秋は紅葉が楽しめます
2017年に「あけぼの子どもの森公園」から正式名称が『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』に変更になりました。
実はこの公園、正確にはムーミンをテーマにしてはいません。
ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソン氏と、その故郷フィンランドに根付く「自然と共存する」や「自然を楽しむ」という価値観を共有・体験ができる公園です。
園内には公園でおなじみの遊具類は設置されていなく、自然との付き合い方を学びその中で自主的に遊びを考え、楽しめるような場所となっています。
また、園内の「森の家」にはムーミンの歴史が分かる資料をはじめ、童話や絵本が読める図書室などの設備が整っています。
トーベ・ヤンソンとは？
1914年にフィンランドのヘルシンキに生まれた才能豊かな女性芸術家で児童文学や小説の執筆、画家としても活躍しました。
数ある作品の中でも知られるのが小説「ムーミン」シリーズで、現在でも世界中に愛される作中キャラクターの生みの親でもあります。
アクセス方法と駐車場情報
来園者は車でのアクセスが大多数です。車以外だと最寄駅からの徒歩、もしくはバス＋徒歩で行くことができますのでご紹介していきます。
公共交通機関でのアクセス方法
元加治駅から徒歩で行く
最寄り駅である西武池袋線の元加治駅（もとかじえき）から徒歩で約20分で行くことができます。
沿道には武蔵野七福神（弁財天）でも知られる円照寺や、入間川を渡る西武線車両を眺められるスポットなどもあるので散策も楽しめます。
また、円照寺の道を挟んで前にはコンビニエンスストア（ローソン）もありますので、公園に行く前に寄ることもできます。
元加治駅からの徒歩ルート地図
仏子駅からバス＋徒歩で行く
西武池袋線の仏子駅（ぶしえき）からは入間市循環バス「てぃーろーど」に乗り、最寄りのバス停で降りて徒歩約10分で行くこともできます。
このバスのアナウンスは、アニメ「ONE PIECE」のニコ・ロビン役や「ポケットモンスター」のジョーイ役などで知られる、人気声優の山口由里子さんが担当しているので楽しみながら乗ることができます。
※循環バスてぃーろーど（北コース）は日曜日と年末年始は運休するのでご注意ください
1.仏子駅北口より入間市循環バス「てぃーろーど（北コース）」に乗車する
バスの時刻表
※最上段の「北コース」をご確認ください
※大人片道運賃は180円（ICカード利用で175円）です
2.乗車して約2分「円照寺入口（2コ目のバス停）」で下車
3.円照寺入口バス停から徒歩約10分
円照寺入口バス停からの徒歩ルート地図
仏子駅からタクシーで行く
西武池袋線の仏子駅（ぶしえき）からはタクシーで行くこともできます。
（元加治駅にはタクシー待機所がありません。）
仏子駅のタクシー乗り場からトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園までは、片道800円前後（約5分/約1.8ｋｍ）で行くことができます。
タクシー乗り場は仏子駅北口から徒歩約1分の場所にあります。
（北口から右斜め前の道を進み、左手にタクシー乗り場の裏口があります）
お問い合わせ先
松葉交通株式会社
042-973-9432
仏子駅北口のタクシー乗り場の地図
車でのアクセス方法
車でアクセスする場合、圏央道の「青梅IC」もしくは「狭山日高IC」よりそれぞれ約20分で行くことができます。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園の駐車場
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は入園料も駐車料金も無料なので特に週末や休日にかけてとても混雑します。
収容台数は250台ほどありますが、隣接する運動施設と共用しているのでお昼までには満車になることもしばしばです。
ですので、駐車場を確保したい場合は開園時間の9時～11時くらいまでに行くことをおすすめします。
さらに外遊びに最適な春や秋の週末や連休中などでは10時頃には満車になっていることもありますので、その際には朝に入庫しておくのがおすすめです。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園のみどころ
園内に入ると日本ではないような世界が広がります
ムーミン谷の雰囲気を無料で楽しめる！
園内の中心にあるキノコ家は来園者に「ムーミンの家」とも呼ばれています
日本ではないような世界観が広がるトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園ですが、なんといってもすべて無料で楽しめるのが最大のおすすめポイントです。
ムーミンをテーマにした公園ではないものの園内の自然と調和した建物は「ムーミン谷」の世界観をほうふつとさせ、親子3世代やカップルで楽しんでいる姿もよく見ます。
スナフキンの家を思わせる建物もあります
都会では遊ぶことが難しくなってきている里山や小川も園内にあるので自然の中で遊ぶことができるのも人気の一因です。
また、土日などの週末を中心にイベントも多く開催され、そちらも基本的には無料で参加することができます。
※一部のイベント（人形劇など）は電話での事前受付・予約制になりますので、詳しくは公園の公式SNSをご確認いただくか、管理事務所にお問い合せ下さい。
犬連れでも楽しめる！
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は人間だけでなく、犬をはじめとするペットを連れての入園ができるのもうれしいポイントです。
まさに様々な種族が暮らすムーミン谷の世界観を体現しています！
ペット連れでの注意点
・リードの着用が必須です
・ペットは建物には入ることができません
・お散歩セット（エチケット袋や水洗用の水など）の持参による処理やフンは持ち帰ってください
ランチピクニックにも最適！
屋外スペースでの飲食ができるので、ランチピクニック先としても人気があります。
（カフェ以外での建物内での飲食はできません。）
園内は芝生やベンチが設置されているスペースもあるので、そちらでシートを広げてランチをとることができます。
おしゃれなシートでピクニックをすると更に気分も上がるのでおすすめです
ピクニック道具を忘れた場合は公園の隣にカインズ飯能店があり、そちらで調達することもできるので安心です。
ピクニックをする際の注意事項
・公園内ではテントの使用が禁止されているのでご注意ください
・自転車や屋外遊具の持ち込みはできませんのでご注意ください
・火気の使用はできません
・公園内は禁煙です
公園内には北欧風のおしゃれなカフェも！
2018年6月にオープンした園内のカフェ「Cafe PUISTO（カフェ プイスト）」は週末にはに行列ができるほど大人気です。
木造2階建ての外観は北欧ブルーの外壁に温かみを感じる流線型の屋根で内装の家具や雑貨・提供されるメニューにいたるまで、すべてが北欧の世界観に統一されています。
店内にはキッズルームやトーベ・ヤンソンの関連書籍等を展示するスペースも併設されています。
公園の隣にも穴場のカフェレストランも！
公園の隣（敷地外・カインズ飯能店の裏手）にはイギリスの古民家のようなカフェレストラン「HotPot（ホットポット）」があります。
お店も料理も手作りで、味はもちろん店内の世界観がフォトジェニックなスポットとして、今では海外からの来店も多い人気のお店です。
秋にはメタセコイアの紅葉も楽しめる！
埼玉県内でも有数のメタセコイアの景色が広がっています
秋には入口から並ぶメタセコイアが色づき、飯能市内でも屈指の紅葉の名所として多くの人が訪れます。
近年、園内の世界観とメタセコイアのコントラストが見事なことから、テレビのお天気コーナーで取り上げられ大きな話題にもなりました。
紅葉（メタセコイア）の見ごろ
例年11月中旬～下旬
開園初のライトアップが実施される！
※写真はイメージです
写真提供：飯能市
2019年3月はムーミンバレーパークの開業や西武鉄道の新型特急車両「ラ・ビュー」の運行開始など、飯能市には今ままでよりも多くの注目や人が集まることが予想されています。
それに合わせトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園も開園以来初となる、夜間ライトアップが実施されます。
トーベ・ヤンソンが育った北欧の世界観を表現するというコンセプトのもと、夜の人気スポットになることは必至です。
園内ライトアップの概要
コンセプト
森のすみかに灯るあかり「豊かな闇」を感じる時間
北欧ならではの「闇を楽しむ」や「豊かな時間を過ごす」という文化が尊重された世界観が広がります。
点灯式の日時
2019年3月30日（土）17時30分～
実施曜日・時間
点灯日以降の毎週土・日・祝日
17時～21時（予定）
※点灯式以降は上記の指定曜日に常設実施される予定です
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園周辺のおすすめスポット
近くには話題のスポットやアウトレットモール、入浴施設も充実していて周辺で1日中過ごすこともできますので、周辺の立ち寄りスポットをいくつがご紹介します。
話題のムーミンのテーマパーク
ムーミンバレーパーク
-トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園から車で約20分（約6ｋｍ）
公園から車で20分ほどの場所にある宮沢湖のほとりにムーミンのテーマパーク、「ムーミンバレーパーク」が2019年3月16日（土）にオープンする予定ですのでそちらも楽しみです！
ちなみにムーミンのテーマパークとしては世界で2番目の開業となります。
メッツァレッジ
ムーミンバレーパークのグランドオープンに先立ち、隣接する「メッツァレッジ」が2018年11月9日（金）に開業しました。
メッツァレッジは北欧のライフスタイルを肌で感じることができる施設で、雑貨や工芸品、料理を堪能しつつ、ワークショップやレンタルボートなど体験型のプログラムも楽しむことができます。
遊具のある公園
阿須運動公園
-トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園から徒歩約5分
県道195号線を挟んで目の前には阿須運動公園があり、大型遊具も設置されていますのでお子さんが遊び足りない際には、こちらの公園に足を延ばすのもおすすめです。
ちなみに阿須運動公園も入園料や駐車料金は無料です。
お買い物スポット
三井アウトレットパーク 入間
-トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園から車で約20分（約7ｋｍ）
200以上のショップや飲食店が並ぶアウトレットモールです。週末は周辺道路が渋滞になるので注意が必要です。
コストコホールセール入間倉庫店
-トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園から車で約20分（約7ｋｍ）
三井アウトレットパーク入間に隣接しています。週末は周辺道路が渋滞になるので注意が必要です。
入浴施設
アクアリゾートいるまの湯
-トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園から徒歩約16分（約5ｋｍ）
様々な種類のお風呂が楽しめる人気の入浴施設です。
宮沢湖温泉 喜楽里(きらり)別邸
-トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園から車で約20分（約6ｋｍ）
前述のムーミンバレーパークからもほど近い宮沢湖を望む天然かけ流し温泉施設です。小学生未満は入館できないので注意が必要です。
河辺温泉 梅の湯
-トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園から車で約30分（約10ｋｍ）
JR青梅線河辺駅北口から直結の天然温泉施設です。圏央道青梅ICからも近いのが魅力です。
まとめ
・トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は入園も駐車場も無料
・週末や休日は午前中に駐車場に入るのがおすすめ
・公共交通機関でのアクセスは元加治駅からの徒歩（約20分）がおすすめ
・園内のカフェやライトアップ、メタセコイアの紅葉はフォトジェニック必至
・周辺にはムーミンバレーパークなど、1日中楽しめる施設も満載
2019年は日本とフィンランドの国交100周年となる記念の年でもありますので、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園も盛り上がること必至です！
首都圏の方は日帰りもしやすいのでお出かけ先にいかがでしょうか？
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園の動画
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園の公式プロモーション動画をご紹介します
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園の基本情報
利用案内
営業時間
9時～17時（通常閉園時間）
※ライトアップ実施日の閉園時間は消灯時間に準じます
閉園時間延長の期間
18時まで延長する期間
2019年
3月2日（土）～31日（日）
休園日
月曜日（祝日の場合は次の平日）
年末年始（12月28日～1月4日）
料金
入園無料
注意事項
2019年1月8日(火)～3月29日(金)は園内ライトアップの工事期間のため、一部立ち入りが制限される場所があります
問い合わせ先
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
042-972-7711
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に関する各種情報ページ
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園の地図
埼玉県飯能市大字阿須893-1
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