めがね橋SL銀河画像

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SL銀河も走るめがね橋!岩手県遠野市にあるこの橋はライトアップも美しい!

更新日:

掲載情報は変更になっている場合があります。
公式サイト等で最新情報をご確認ください。

SL銀河の運行は2023年の春をもって廃止となります。「SL銀河」の運行終了について(PDF:JR東日本)


岩手県遠野市には恋人の聖地に認定されている場所があります。
そのうちのひとつである宮守川橋梁(通称:めがね橋)は、恋人の聖地でもあり、人気スポットとなっています。

恋人の聖地については恋人の聖地 公式サイトをご確認ください。尚、恋人の聖地のプロジェクト趣旨は以下のように説明されています。

 NPO法人地域活性化支援センターでは「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした『観光地域の広域連携』を目的に「恋人の聖地プロジェクト」を展開しています。
 恋人の聖地プロジェクトでは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るとともに、地域間の連携による地域活性化を図っています。
 また、このプロジェクトでは「非婚化・未婚化の進行」を少子化問題のひとつとして捉え、日本全国で選定された100ヶ所を越える「恋人の聖地」とともに、フランスのモン・サン・ミッシェルをはじめ海外の著名な観光地にも参画いただき、各地域による様々な活動を通して若い人々のみならず地域社会に向けて「結婚」に対する明るい希望と空気の醸成を図るための活動をしています。
恋人の聖地 公式サイト

全国137か所の恋人の聖地のひとつでもある、遠野市の宮守川橋梁(めがね橋)を中心にご紹介します。

宮守川橋梁(めがね橋)のみどころ

ライトアップが美しい

宮守川橋梁(めがね橋)では、ほぼ通年ライトアップが実施されていて、自然の中に調和してしまっている巨大な橋梁がカラフルに色づくその景色は圧巻です。
昼間とは全く違う景色に心奪われること間違いなしです。

宮守川橋梁(めがね橋)のおすすめポイント

SLにであえる!!

ライトアップも実施され「恋人の聖地」としても人気のめがね橋ですが、昭和の時代から列車が通る鉄道橋としてその役割を果たしてきました。

2011年の東日本大震災の後はしばらくの間全線不通となりました。この時期を挟んで現在ではJR釜石線の宮守駅ー柏木平駅間を結んでいます。

昭和のうちに改修がありましたが、それ以前のめがね橋はあの宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフなったと言われています。そんなめがね橋の上をSLが走ります!その名も「SL銀河

釜石と花巻を結ぶこの列車は例年4月ごろ運行を開始します。春の訪れとともにやってくるSLなんて浪漫があります!

「SL銀河」の中はというと、ステンドグラスや植物を模したパーティションなど大正から昭和の世界観が広がります。他にも東北ゆかりの品や民芸品のギャラリー、銀河鉄道の夜を体感できるスペースなど鉄道好き以外でも楽しめる趣向を凝らした空間があり、見どころは豊富です。

車内の様子もわかる動画をご紹介します。

乗るもよし!見るもよし!撮るもよし!
自分なりの楽しみ方を是非見つけてください。

土木遺産?近代化産業遺産?めがね橋は色々な遺産に認定されていた!

改修前の宮守川橋梁(めがね橋)は大正時代に竣工しており、昭和初期になって改修されています。

それでも、昭和初期からすでに70年以上も経過しすでに歴史ある建造物であることに違いありません。そんな歴史的価値が認められ公益社団法人土木学会より2002(平成14)年に選奨土木遺産に認定されました。

その後2009(平成21)年には経済産業省より近代化産業遺産として大臣認定を受けました。
これからも遺してゆきたい建造物とお墨付きをもらっているなんて、一見の価値ありです。

寒い時期には余計に助かる 道の駅 みやもり

めがね橋の隣接施設である「道の駅 みやもり」にはトイレや24時間の休憩所、レストランなども併設されています。生産物直売所や観光案内所等の営業時間は9:00~18:00(11月~3月は17:00まで)です。

寒い時期はこちらのレストランで温まるものを食べるのもいいですし、休憩所で風をよけるのにも最適です。のんびりし過ぎてシャッターチャンスが逃さないようにご注意ください。

遠野市宮守エリアの関連イベント・プラン

道の駅から車で30分の場所に「寺沢高原」はあります。5月から11月までの通行可能期間には、バンガローに宿泊して無数の星が瞬く空を満喫したり、牛馬が草を食む姿を見られたりかなりの自然のシアターを体験できること間違いなし。

ほかにも車で40分ほど行くとあるのが「稲荷穴」という鍾乳洞。
奥行きは約1,000mと言われていて、ここから流れ出る水は「岩手の名水20選」にも選ばれ県内一おいしい水との呼び声も高いです。周囲にはキャンプ場などもありますので是非利用してみてはいかがでしょうか。

SL・めがね橋の動画

素晴らしい景色の動画をご紹介します

めがね橋関連の基本情報

利用案内

実施日

めがね橋のライトアップ

ほぼ通年

SL銀河の運行期間

例年4月~10月頃

実施時間

ライトアップ

日没~22:00

SL銀河の運行期間

SL銀河は通年の運行ではなく、例年春から秋にかけて期間限定で運行されます。

2022年のSL銀河の運行予定が発表

観光協会の公式サイトではSL銀河の運行予定が発表になりました。JR東日本盛岡支社と合わせてご確認・ご予約の上、素敵な旅を楽しんでください。
2022年は4月9日より運行開始予定。
その他運行の詳細は、JR東日本公式サイトをご確認ください。※JR東日本 SL銀河紹介ページも合わせてご確認ください。

2022年SL銀河運行予定

運行年月 運行日付
2022年4月(釜石行き) 9日(土)|16日(土)|21日(土)|29日(金・祝)
2022年4月(花巻行き) 10日(日)|17日(日)|24日(日)|30日(土)
2022年5月(釜石行き) 3日(火・祝)|7日(土)|14日(土)|21日(土)|28日(土)
2022年5月(花巻行き) 5日(木・祝)|8日(日)|15日(日)|22日(日)|29日(日)
2022年6月(釜石行き) 4日(土)|11日(土)|18日(土)|25日(土)
2022年6月(花巻行き) 5日(日)|12日(日)|19日(日)|26日(日)
2022年7月(釜石行き) 2日(土)|9日(土)|16日(土)|23日(土)|30日(土)
2022年7月(花巻行き) 3日(日)|10日(日)|18日(月・祝)|24日(日)|31日(日)
2022年8月(釜石行き) 6日(土)|11日(木・祝)|14日(日)|20日(土)|27日(土)
2022年8月(花巻行き) 7日(日)|12日(金)|15日(月)|21日(日)|28日(日)
2022年9月(釜石行き) 10日(土)|17日(土)|24日(土)
2022年9月(花巻行き) 11日(日)|19日(月・祝)|25日(日)

以上のとおりそれぞれ予定されています。変更となる場合もあるので必ず公式サイト等をご確認ください。

停車駅・時刻
釜石行

花巻(10:36発)→新花巻(10:47着/10:50発)→土沢(11:00着/11:04発)→宮守(11:27着/11:39発)→遠野(12:12着/13:31発)→上有住(14:15着/14:20発)→陸中大橋(14:35着/14:42発)→釜石(15:10着)

花巻行

釜石(9:57発)→陸中大橋(10:29着/10:40発)→上有住(10:58着/11:03発)→遠野(11:46着/13:53発)→宮守(14:26着/14:33発)→土沢(14:53着/14:56発)→新花巻(15:06着/15:08発)→花巻(15:19着)

料金

ライトアップ

無料

SL銀河

詳細はJR東日本盛岡支社 公式サイトをご確認ください。

問い合わせ先

ライトアップ

問い合わせ先:遠野市産業振興部 観光交流課
連絡先:0198-62-2111

遠野市宮守に関する各種情報ページ

遠野市観光協会公式サイト 遠野時間 めがね橋ページ
⼀般社団法⼈東北観光推進機構 公式サイト めがね橋ページ
国土交通省 東北地方整備局 公式サイト 道の駅「みやもり」ページ
恋人の聖地 Lover’s Sanctuary サイト めがね橋ページ

めがね橋への行き方・アクセス

公共交通機関

JR釜石線「宮守駅」 徒歩約10分

東北自動車道 花巻南I.C.から約40分

駐車場

あり(道の駅に駐車場があります)

めがね橋の地図

Tea break -Cover Story-

Ticket

「ファーン」
警笛を鳴らし、車輪を転がす音を響かせ彼の体躯が全貌を現す。
黒煙を放出しながら、黒光りするその車体が一歩ずつ歩くように右から左へと流れてゆく。
前時代的なフォルムは、現代を力強く突き抜けてゆく。

”威風堂々” の言葉が一番よく似合う。見ていて惚れ惚れとする。

現役時代に人々の夢や希望や生活を運んだであろう列車は、今では郷愁か、はたまた、新しい価値や感情を運んでいるのだろうか。

そんな思いが漂うなか、この1分にも満たないこのショートムービーを、見逃さないようにしっかりと目に焼き付けた。
走り去った後なのに、いつまでも残る余韻が五感を刺激していた。

思えば子供の頃から電車や飛行機、消防車やパトカー、モノレールに至るまで乗り物が好きだった。
何故好きなのかなんて考えたこともなかったけれど、今改めて何故だろうと思う。
旅をしたかったのか。動くものが好きだったのか。

どちらもそうかもしれない。

けれど、一番近いのは「日常」を飛び出す ”魔法のじゅうたん”のように感じていたんではないかと思う。

どこへ向かうとか、何時に着くとか、そんな現実の延長線上にある「日常」ではなく、どこまでも広がっているような「日常」から唯一抜け出せる手段のように。

そして今、
目の前を”煙”と”音”とともに通り過ぎて行った前時代の彼もまた
過去へ連れて行ってくれる”魔法のじゅうたん”のように感じて心がザワついてしまうのである。

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