西行戻しの松公園 桜

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「西行戻しの松公園」は宮城松島の絶景観光ビュースポット!!

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公式サイト等で最新情報をご確認ください。

宮城県松島は日本三景のひとつに数えられています。
そんな松島には、春には桜と松島湾の美しい景色がコラボレーションする場所西行戻しの松公園があります。

今回はこの西行戻しの松公園を中心にご紹介します。

西行戻しの松公園のみどころ

縄文時代から!?長い歴史を持つ松島

松島には260余りの島がありますが、現在のような多島海(多くの島々が点在する海域)の形になったのは5千年前くらいと考えられています。
松島湾沿岸には、およそ8千年前から人が住んでいたと推定される場所を示す、貝塚などの遺跡が多く発見されています。海辺にある松島は動物や木の実などの他にも、貝や魚などが手に入りやすかったと考えられています。

代表的な西の浜貝塚では、貝殻ばかりではなく獣の骨、石器、土器なども多数発掘されています。
美しい景色に誘われ人が集まる近現代だけではなく、はるか太古の昔にも人が集まる場所であったことを考えると、この地には人を引き付ける魅力が多分にあるという証明なのかも知れません。

また、縄文・弥生時代の遺跡ばかりでなく、古墳時代の遺跡もあり、その後も飛鳥・平安・鎌倉・室町・江戸とそれぞれの時代で様々な発展を遂げてきました。古くから歌に詠まれたり、絵に描かれたりと広く知られていた「松島」ですが、松尾芭蕉の「奥の細道」に記されてから更に認知度が上がったと言えます。

俗に芭蕉の句とされる「松島や ああ松島や 松島や」は実際は芭蕉の句ではありませんし、芭蕉が松島について句を詠んだという史実はないようです。しかし、芭蕉は句には詠めないほど、その美しさに惚れ込み感動したとされ、感激のあまり眠ろうとしてもわくわくして寝られない程だったと記述しています。

四季を通して美しさの様相を変化させ、古くから人々を魅了してきた「松島」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

松島 西行戻しの松公園のおすすめポイント

日本三景にさらに彩りを加える桜が見逃せない

松島日の出が画像
※画像はイメージです

日本三景といえば、京都府の天橋立、広島県の厳島(宮島)、そしてもうひとつが宮城県の松島です。
どの場所もその名に恥じぬ美しい景観が特徴的で、それぞれに人気を博す有名な観光地で水辺とのコントラストがより美しさを際立たせます。

今回ご紹介している宮城県松島周辺には、春の頃になると満開の桜と共にこの日本三景のひとつ松島を眺められる場所があります。それが西行戻しの松公園です。

桜の種類はソメイヨシノだけでなく、オオヤマザクラなど数百本単位の桜が見事で、この時期に多くの方が訪れ松島を桜とともに楽しんでいます。

桜だけでも、松島の遠景だけでも、それ単体で美しい場所でそれぞれの美しさが見事に調和して、いわゆる春の美しさを見せてくれるのは一年の中でもこの短い期間だけです。

例年桜の見ごろは4月中旬から5月の上旬頃です。すこし遅れてくる東北の春爛漫の秀麗な景色は旅行先としてもうってつけの場所と言えます。

有名な展望所は他にもいくつかあるのですが、桜の時期に訪れたなら是非西行戻しの松公園へ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか

初日の出スポットでもある西行戻しの松公園

西行戻しの松公園から見える松島の絶景はいつもそこにありますから、一年中どの季節に行かれてもその季節ごとの色を見せてくれる場所です。

既にご紹介した通り松島の遠景はとても美しく、多くのひとが訪れますし春の桜も美しいです。

変わらない松島の遠景は、その季節特有の風景に溶け込みより特別な絶景を作り出してくれます。また西行戻しの松公園のもう一つの特色ともいえるのが初日の出スポットとしての側面です。

松島湾や石巻の太平洋上に浮かぶ島全体が神域という金華山を望む西行戻しの松公園からは、水平線から昇る初日の出を数分間見ることができます!

金華山は三年続けてお参りに行けば一生お金に困ることがないという言い伝えもある、多くの参拝客が訪れる場所です。その景色と共に初日の出を望めば運気が上がりご利益があるのでは?と思わせれくれるはずです。

松島 ご来光の素敵な動画をご紹介します。

全国の初日の出スポットでは、スポットへ行きさえすればどこからでも見れる万能スポットもありますが、この角度から見るのが美しいと制限のつくスポットもあります。

初日の出スポットとして有名な西行戻しの松公園は主に、「西行戻しの松」 付近や「白衣観音(びゃくいかんのん)松島展望台」等から日の出の様子を見ることができます。

角度によっては木の陰になってしまい見えづらい場合があるのでご注意ください。(松島と双観山の間くらいからの日の出)

一年の初めを、素敵な松島の日の出で始めてみてはいかがでしょうか。(海沿いですが雪の降るエリアなので、当日やその近辺の天気道路事情を事前にご確認のうえ安全に配慮してください)

また桜の時期、初日の出の時期ともに大変賑わう場所でもあるのでお早めにお出かけになることをおすすめします。

コーヒーとともに優雅なひととき ガラス張りのおしゃれカフェで景色を堪能

西行戻しの松公園には全面ガラス張りのパノラマハウスと呼ばれる建物があります。この中に唯一カフェが存在ます。

公園から景色を眺めるというとやはり屋外なので、飲みものも持参するというパターンが多いとは思いますが、こちらのカフェからは松島を一望でき、春には当然桜も一緒に楽しみながらお茶することができます。

コーヒーの香りとともに、優雅に日本三景の一つの松島を眺めらる場所。こちらではスイーツや軽食も評判です。

西行戻しの松公園の公園に行ったら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。※カフェはありますが、他に売店等がありませんのでお飲み物を持参するなどすることをお勧めします。

le Roman ロマン基本情報

定休日:火曜日
営業時間:11:00~17:00
※予約はできません
住所:981-0213 宮城県宮城郡松島町松島犬田10-174 西行戻しの松公園
公式:公式facebook
食べログ ページ

ちなみに、西行戻しの松公園という名前ですが、これは鎌倉時代に西行が諸国を行脚してこの地を訪れた際に松の木の下で出会った童子に禅問答で敗れ、松島へ行くのを諦めざるを得なかったという逸話に由来します。

季節ごとに色々な楽しみ方がある西行戻しの松公園、是非いかれてみてはいかがでしょうか。

よい旅を!

宮城県松島の関連イベント・プラン

松島には島めぐりができる松島島めぐり観光船があります。じゃらんからの予約も可能です。※期間限定の割引があります。
公式サイトからは、初日の出クルーズやサンセットクルーズ、ペット同伴プランなどもありますので是非チェックしてみてください。(初日の出クルーズ(2023年1月1日分)

また伊達政宗ゆかりの国宝 瑞巌寺(ずいがんじ)は、拝観料が大人700円と有料ですが本堂の他にも洞窟遺跡群など見逃せません。

国指定の重要文化財などもあり、荘厳な雰囲気と、長い歴史をを感じさせる佇まいに圧倒されるはずです。

松島離宮

2020年10月オープン松島離宮も見逃せません。2020年10月17日にOPENしたこの施設は、庭園とカフェやレストラン等のお食事処、お土産などのショッピングセンター等を兼ね備えた複合施設です。また西行戻しの松公園からは徒歩で約15分程度です。

また、「宮城県松島離宮博物館」や「離宮ホール」等も兼ね備えており、屋上庭園「天空のピクニック」からは松島の景色を一望できます。真新しい施設から美しい景色を楽しんで見ませんか。

紅葉のライトアップも施される期間があり、2022年のスケジュールは10月29日(土)~11月30日(日)でライトアップ時間は16:30~22:30です。この期間の入場料は1,000円(小学生以下無料)です。

松島離宮(宮城) | 2023年紅葉ライトアップ・見頃情報

松島離宮 営業情報

営業時間:8:00~22:00
休業日 :年中無休
※料金やセット券等の情報は公式サイトをご確認ください。

西行戻しの松公園の動画

桜と松島。贅沢な景色ですね。
素敵な動画をご紹介します!

宮城県松島 西行戻しの公園の基本情報

利用案内

営業日

年中無休

営業時間

終日

休業日

なし

料金

無料

問い合わせ先

松島町役場産業観光課
連絡先:022-354-5708

宮城県 松島 西行戻しの松公園に関する各種情報ページ

松島町公式サイト 主な展望地ページ

宮城県 松島 西行戻しの松公園への行き方・アクセス

公共交通機関

JR仙石線 松島海岸駅下車 車で 約5分

三陸自動車道松島海岸I.C より 約5分

駐車場

あり

宮城県 松島 西行戻しの松公園の地図

Tea break -Cover Story-

宮城で切り取る絵画

「着いたぞ」という声に、フっと我に返る。

見るべきものを見せてやるという悪友の提案で連れて来られたこの場所は
「JR仙石線松島海岸駅」からほど近い”西行戻しの松公園(さいぎょうもどしのまつこうえん)”。

人の感性などまるで当てにしてないこの身としては、どちらかというとあまり乗り気ではなかった。

た。

たのだが!しかし、眼前に広がるパノラマに言葉がなかった。

「まるで絵画を見ているようだ。」

という言葉は、陳腐に思えてあまり好きではないが、
(だって、絵画って実物にかなわないはずなのに褒めてないやんって思うから)
「絵画のよう」な景色がそこにはあった。
いつまででも見ていたいような穏やかな景色は、行き交う船と揺れる木々や花々が
「絵画ではない」ことに気付かせる。

「なっ?!」の声に一瞥し、黙って頷き視線を戻す。

沈黙が作る静寂のなか、僕はその絵画に溶け込んでいた。
景色を見る者から、景色の一部になった瞬間が確かにあり
その景色を掴もうとして、フっと現実が押し寄せた。

日常と非日常の境目をつけるように、僕らは出来事にラベルをつけたがるけれど
この景色に溶けながら、浮かびながら、本当は何もかもをコントロールできるという驕りなのかもしれないと思った。

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