京都には、「海の京都」と呼ばれるエリアがあります。
有名な建造物や、昔と今が融合した街並みも見る価値、訪れる価値は十分ありますが、海側の京都にも訪れる価値のある場所が多くあります。新幹線の京都駅からは少し離れますが、是非足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
目次
京都 京丹後のみどころ
海の京都「京丹後」は海水浴・温泉・史跡と豊富な魅力
京丹後市は海に面しており「屏風岩」などの海の絶景も楽しめる場所です。また京都府から鳥取県にまたがる山陰海岸ジオパークの一部を担っています。
海水浴場も多く夏には海を楽しむ海水浴客も多く訪れる場所で、また季節を問わず温泉を楽しむこともできます!海沿いということもあり絶景ポイントは数多いです。他にも、かつて強国であったとのことで意外なところでは古墳群も数多く存在します。
歴史もあり、自然も感じられ、リラックスもできる場所「京丹後」に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
海の京都「京丹後」のおすすめポイント
各地で賑わいを見せる道の駅 京丹後は 丹後王国「食のみやこ」
日本全国には、各地で道の駅が賑わいを見せていますよね。大きいところから、こじまんりとしたところまで多くありますが、京丹後市の 『丹後王国「食のみやこ」』は西日本最大級の道の駅として人気を博しています。
また、全国各地に点在する「恋人の聖地」としての側面も持っています。
恋人の聖地とは・・・
NPO法人地域活性化支援センターでは「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした『観光地域の広域連携』を目的に「恋人の聖地プロジェクト」を展開しています。
恋人の聖地プロジェクトでは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るとともに、地域間の連携による地域活性化を図っています。
また、このプロジェクトでは「非婚化・未婚化の進行」を少子化問題のひとつとして捉え、日本全国で選定された100ヶ所を越える「恋人の聖地」とともに、フランスのモン・サン・ミッシェルをはじめ海外の著名な観光地にも参画いただき、各地域による様々な活動を通して若い人々のみならず地域社会に向けて「結婚」に対する明るい希望と空気の醸成を図るための活動をしています。
恋人の聖地PROJECT 公式サイト
とのことで、園内の「間人(はしうど)広場」という場所の噴水に「恋人の聖地」認定を記念して “幸せの鐘” と ハートのレリーフ彫をほどこしたピンク色の石板 が設置されています。ハートの上で”幸せの鐘”を鳴らすもよし、夜はハートのイルミネーションの煌びやかな光にあわせ、フォトジェニックな一枚も撮るもよし、大切な方との大事なひとときを是非楽しんでみてはいかがでしょうか。
夜になるとハートのイルミネーションの他にも、北近畿で最大級の約100万球が彩るイルミネーションが!!広い丹後王国の園内を散歩をより後押ししてくれます。
古墳の多い京丹後「大成古墳群」は夕日や花火もおすすめ!!
京丹後には、その歴史から多くの古墳群があります。「古墳の宝庫」ともいわれる丹後半島には、その数約6000基ともいわれます。
その中でトップレベルを誇る古墳は他にあるのですが、今回は「大成古墳群」をご紹介します。
この古墳群は丹後町竹野に位置していて、この場所は大昔に海中だった海食台が隆起してできた海岸段丘と呼ばれる高台です。高台ゆえにこの地域を一望できる場所であったため、古墳が築かれたともいわれます。
この古墳のある場所は、歴史的な価値もあるのはもちろんなのですが、それよりもこの高台からの眺望が現在ではよく知られています。日本海を一望でき、日本でも自然岩としては有数の「立岩」を上から見下ろすように眺めることができます。
また大成古墳のある高台からは「立岩」に続く浜辺までの遊歩道が整備されており「立岩」にあがることができます!!是非その迫力を間近で確かめてみてください!!
そして、夏に行われる「間人(たいざ)みなと祭」もおすすめです!もともと豊漁を祈る祭ですが、漁業関係者の大漁及び安全祈願が行われ、フィナーレでは800発程度の花火が夜の空を彩ります。
そこで、この高台です!!間近というよりは、開けた場所でとてもよく花火を見ることができます!!お祭り会場は漁港周辺ですが、この高台からもよく見ることができます。縁日など祭らしさを味わうなら会場へ、花火を見るからこの場所からがいいかも知れません。花火が始まる前に夕方から訪れ、落ちてゆく美しい夕日を楽しんでみるのもいいかも知れませんね!
海水浴や日帰り温泉で夏も冬も楽しもう!
丹後半島には多くの海水浴場もあります。その中でも「夕日ヶ浦」は、その名に恥じない美しい夕日が見れる場所として有名です。
その「夕日ヶ浦海岸」には「浜詰海水浴場」があります。この海水浴場は遠浅の長いビーチが続き海水浴には最適です。岩場では釣りを楽しむ姿もちらほら。無料の冷水シャワーや、温水有料シャワーの他にも、トイレに更衣室があったりと必要最低限の施設は整っており、高速出口から少し離れているせいかそこまでの混雑をしないのも魅力。
ゴミを持ち帰ることはもちろん前提となりますが、BBQなども楽しむことができます!そして夕暮れ時には、美しい夕焼け、冬には雪の積もった砂浜を見れたりと四季折々楽しめます!
そして忘れてはいけないのが、夕日ヶ浦の温泉です!「夕日ヶ浦温泉郷」に湧く温泉は、「美人の湯」とも呼ばれています。旅館や民宿などの宿泊施設は数十軒を数え、夏は海水浴や夕日目当ての観光客を、冬はカニ料理などのグルメ、そしてもちろんその温泉を堪能することができる場所です。
京阪神ではかに料理といえば!というほど有名で、その人気ゆえに人気の宿はかなり前から予約で埋まってしまうこともしばしばだとか。冬の温泉と、特にかに料理を堪能したい方は是非お早目のご予約をお勧めします!
グルメに、温泉に、海水浴、夕日と、まさにリラックス旅行にうってつけの「夕日ヶ浦海岸」へ行かれてみてはいかがでしょうか!
よい旅を!!
京丹後の関連イベント・プラン
丹後半島はいくつかの雲海スポットがあります!
雲海というと、山をせっせと歩いて登るのかぁと想像されるかもしれませんが、雲海の発生率も高く車で現地まで行けてしまう!という場所があります。それが「大江山鬼嶽稲荷神社」です。
「丹後天橋立大江山国定公園」の指定を受け「森林浴の森」日本百選に選ばれた大江山の森の中にあり、ブナ・ナラの原生林などの自然に包まれている。この神社まで車で行け、観光客や登山者にも人気がある。5月の最終日曜日には新緑の大江山一斉登山があり、通過地点になっている。また、秋には近畿で随一といわれる美しい雲海を眺めることができる。
京都府観光ガイド
またこちらの記事では大江山の雲海について詳しくご紹介していますので、もっと詳しく知りたい方はこちらも併せてごらんください
大自然の中で雲海を見れるだけでなく、近くには「鬼の洞窟」や修験道の史跡なども見ることができます。五穀豊穣・商売繁盛の神様が祀られているので実りを得たい方は、参拝もお忘れなく!!
雲海の時期は、各地の雲海と同様に晩秋から初冬にかけての早朝が見頃を迎えます!お出かけの前に、こちらの雲海予測もご確認ください!!
海の京都「京丹後」の動画
道の駅 丹後王国の素敵な動画をご紹介します
大成古墳群の素敵な動画をご紹介します
夕日ヶ浦 夕日の素敵な動画をご紹介します
大江山雲海の素敵な動画をご紹介します
海の京都「京丹後」の基本情報
利用案内
営業日
道の駅 丹後王国
大成古墳群
無休
夕日ヶ浦 夕日
無休(連絡員が常駐するのは7月中旬から8月中旬のみ)
大江山雲海
無休(見頃は11月から12月にかけて)
営業時間
道の駅 丹後王国
大成古墳群
終日(花火に関しては例年7月中旬から下旬 直接運営者にお問い合わせください)
夕日ヶ浦 夕日
終日
大江山雲海
終日(11月から12月にかけての晴れた日の早朝)
休業日
道の駅 丹後王国
基本的には火曜日
大成古墳群
なし
夕日ヶ浦 夕日
なし
大江山雲海
なし
料金
道の駅 丹後王国
入場無料
大成古墳群
無料
夕日ヶ浦 夕日
無料
大江山雲海
無料
問い合わせ先
京丹後市観光協会
連絡先:0772-62-6300
京丹後市に関する各種情報ページ
海の京都 京丹後ナビ
丹後王国 「食のみやこ」
海の京都 京丹後ナビ 大成古墳群
夕日ヶ浦観光協会
京都府観光ガイド 大江山鬼嶽稲荷神社
京丹後への行き方・アクセス
公共交通機関
道の駅 丹後王国
京都丹後鉄道「網野駅」→丹海バス「弥栄病院前行き」→丹後王国「食のみやこ」下車
大成古墳群
京都丹後鉄道 「網野駅」→丹海バス乗車33分・「竹野」下車・徒歩約10分
※丹海バス(循環線右廻り線)乗車の場合、「丹後庁舎前」で乗換
夕日ヶ浦 夕日
京都丹後鉄道「夕日ヶ浦木津温泉駅」
大江山雲海
京都丹後鉄道宮福線「大江」駅から市営バス「山の家」下車
徒歩1時間(大江山登山の途中にあり徒歩が長いのでお車でおいでください)
車
道の駅 丹後王国
京都縦貫自動車道 京丹後大宮I.C より約15㎞
京都縦貫自動車道 与謝・天橋立I.Cより約30㎞
京都縦貫自動車道 天橋立(宮津市)より約30㎞
京都縦貫自動車道 経ヶ岬(丹後町)より約35㎞
大成古墳群
京都縦貫自動車道 天橋立(宮津市)より約30㎞
夕日ヶ浦 夕日
京都縦貫自動車道 天橋立(宮津市)より約35㎞
大江山雲海
京都縦貫自動車道 舞鶴大江I.Cより約20km
駐車場
道の駅 丹後王国
24時間無料
大成古墳群
あり
夕日ヶ浦 夕日
あり
大江山雲海
あり
京丹後市 各所の地図
【エリア別】日本全国の雲海スポット
日本全国にある定番から穴場までamAtavi編集部がおすすめする雲海スポットを発生しやすい時期の一緒にエリア別でまとめています。本格的な登山が必要ない車やロープウェイなどで行けるスポットを中心にご紹介しています。
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