京都のおすすめ観光スポットで、京都のもう一つの顔ともいえる「海の京都」
京都には世界遺産も数多く観光スポットとしては見どころの宝庫です。国内人気にとどまらず世界的にも多くの観光客が訪れる場所となり、外国人観光客数も増加の一途をたどっています。新幹線利用ならば関東や中国・九州エリアからの交通も便利でアクセスしやすいという魅力もあります。
そんな有名な京都では、見どころの多さゆえに歴史ある寺社仏閣や街並みなど非常に名の通った場所、誰もが知っているような場所がクローズアップされることが多いです。
見どころだらけの京都ならではでしょうが、著しく認知度が高いスポットもあれば、魅力があるにも関わらず認知度がそれほどでもないケースがあるのも事実です。
今回はそんな奥深い京都の魅力のひとつでもある「海の京都」をご紹介します。
目次
「海の京都」のみどころ
宮津市の天橋立は日本三景
言わずと知れた日本三景として、とても有名な「天橋立(あまのはしだて)」は全国区で知られる海の京都の代表といえる存在です。
天橋立観光協会チャンネル紹介動画をご紹介します
冬には雪も降るこのエリアは、白く染まる季節も寒さはあるものの美しさは別格です。海沿い=夏という従来の最適シーズンを覆されるほど、どの季節に行っても楽しめる美しさに多くの方が魅了されています。
歩いて渡ると片道約1時間弱の道のりなので、暖かい季節には長めの散歩に最適です。歩くのが徳ではない方や、そこほど時間に余裕がない場合にはレンタルサイクルや観光船の利用もおすすめです。
京都丹後鉄道をご利用の場合は天橋立駅側に到着することになるので、こちら側からレンタルサイクルを利用し対岸へ渡ることになります。また観光船の発着点もあります。両方楽しみたいという方は行きと帰りでレンタルサイクルと観光船がセットになったプランもあるので検討してみてはいかがですか。
※モーターボートとのセットもありますが、こちらは4名以上からの利用になります。
少し離れた場所から全景を楽しみたい方は天橋立ビューランドがおすすめです。リフトやモノレールで手軽に登ることができます。
ちょっとしたアトラクションの他に、展望レストランや股のぞき台という股の間から天橋立を望む台があったりと色々と楽しめます。有料のものが多いですが飛龍観回廊(360°のパノラマ風景を楽しめる回廊)やブランコなどのキッズコーナーなど無料の施設もあります。入園料はリフト・モノレール料金に含まれます。また園内の季節ごとの花も見どころです。桜・バラ・藤・ツツジなどを楽しめます。
また対岸の傘松公園もおすすめです。こちらはケーブルカーやリフトで登ることできます。丹後一宮 元伊勢 籠神社(このじんじゃ)、奥宮 眞名井神社 に参拝することもできます。
天橋立三社巡り
天橋立で三社巡りをするという方も最近は増えています。傘松公園側には先ほどご説明した籠神社と奥宮の眞名井神社が鎮座されていますが、もう一つ天橋立にひっそりと鎮座されているのが天橋立神社です。この三社を巡ると非常にご利益があるとされていて多くの人が訪れています。
参詣には順序があり、天橋立神社 → 籠神社 → 眞名井神社 の順に参詣するとよい言われています。この順序でお参りをするには天橋立駅側から渡る必要があります。
また、夏のシーズンにはビーチで泳ぐという楽しみ方もでき、海水浴客でも賑わう「天橋立」に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
天橋立エリアの宿・ホテル
多くの魅力あふれるエリアなので、じっくり堪能するには宿泊がおすすめです。日帰りで訪れる方も多くいますがその一方で1泊だけでは魅力を堪能しきれなかったという声も多く聞かれるエリア。ゆったりと時間を割いて、リラックス旅行を楽しむのもおすすめです。冬にはカニ料理も人気のエリアで、海沿いなので海鮮料理も人気があります。温泉も人気のエリアなのでゆっくり宿で汗を流し日頃の疲れを癒してはいかがですか。
天橋立への行き方・アクセス
公共交通機関
京都丹後鉄道 天橋立駅
※京都駅から約2時間
車
京都市内 → 京都縦貫自働車道 → 綾部JCT → 宮津天橋立IC → 天橋立周辺
※約1時間20分
駐車場
宮津エリア・文珠エリア・府中エリアに駐車場が存在しています。また平日と週末・祝日で料金や営業時間が異なる場合があるので注意が必要です。
エリアによりますが、平日は700円程度というところが多いです。文珠エリア(天橋立駅付近)は人気観光スポットなので早めに埋まってしまうことも多いので、お早目のお出かけがおすすめです。
駐車場詳細を観光協会公式サイトでみる
※宮津エリアの市営浜町立体駐車場は5時間以内であれば無料です。
天橋立の地図
天橋立だけじゃない!!海の京都の魅力のバリエーション
関西・近畿方面の方にはもはや常識かもしれませんが、京都は市内だけではなく海に面したエリアにも魅力があふれているのは天橋立のご紹介でもお伝えしたとおりです。
天橋立の他にも伊根の舟屋などの日本の原風景を彷彿とさせるエリアや、夕日や朝日を楽しめるエリアの他、実は雲海まで楽しめるという場所まであります。京都縦貫道が全線開通したことにより、京都市内からもますます行きやすくなった「海の京都」へ是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
「海の京都」のおすすめポイント
京丹後市は雲海からグルメまで魅力いっぱい!!
温泉や冬の「カニ料理」でもよく知られる京丹後市は、古墳などの史跡も非常に多く古くから栄えた街であることがうかがえます。
海ならではの夕日や朝日の美しさはもちろん、車で行ける山上からは主に晩秋から初冬にかけて幻想的な雲海を見ることもできます!!夏は当然海水浴もでき、遠浅の穏やかな海などマリンレジャーも十分楽しめます。いつものとは違う京都の旅を楽しめる京丹後の街に是非行ってみませんか!
雲海・温泉・夕日・海水浴も楽しめる京丹後市の更に詳しい情報はこちらから
舞鶴「五老ヶ岳公園」は初日の出観賞やデートにもうってつけ!
舞鶴市にある「五老ヶ岳公園」には、近畿百景で1位を取った「五老スカイタワー(google map)」があります。
タワーからは夕日を眺めたり、夜景の時間まで営業をしているので明かりの灯った美しい街並みを一望できます。遠くまで見えるこの情景はムーディーな世界に足を踏み入れたような気分にさせてくれること間違いなし。
また「五老スカイタワー」のおすすめは初日の出です。この開けた視界から初日の出を見た年の始まりは、きっと開運のご利益がありそう!と思わせてくれるはずです。タワーに登らなくても頂上の広場から美しい景色を堪能できますが、空調の利いた「五老スカイタワー」からの景色もおすすめです!
色んな季節で違った表情を魅せてくれる「五老ヶ岳公園」へ是非行ってみませんか!
素晴らしい景色や夜景を楽しめる五老スカイタワーのある五老ヶ岳公園のさらに詳しい情報はこちらから
そこは船の家?!伊根町は長閑な船の町
京都の「伊根町」は、最近では様々なメディアで紹介されることも多く、まるで舟の家のような舟屋が「伊根の舟屋」として有名です。どこか郷愁を誘う町並みには多くの舟屋が軒を連ねていて、とても風情があります。
岸から眺めるだけでもとても趣きのある構図なのですが、船に乗って近くを通るルートからの景色や、舟屋自体に宿泊できる施設などもあるのでおすすめです。
まさに昭和にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるかもしれない、この穏やかな街並みに是非行ってみませんか!
古き良き日本が遺り続けるような町並みと新しくておしゃれな施設もある伊根町のさらに詳しい情報はこちらから
問い合わせ先
一般社団法人 京都府北部地域連携都市圏振興社(通称:海の京都DMO)
連絡先:0772-68-5055
「海の京都」に関する各種情報ページ
「海の京都」今回紹介の地図
京丹後
舞鶴
伊根
宮津
【エリア別】日本全国の雲海スポット
日本全国にある定番から穴場までamAtavi編集部がおすすめする雲海スポットを発生しやすい時期の一緒にエリア別でまとめています。本格的な登山が必要ない車やロープウェイなどで行けるスポットを中心にご紹介しています。
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