天川村みたらい渓谷画像

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天川村のキャンプ・温泉・神社・鍾乳洞 など自然観光の魅力を大紹介

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掲載情報は変更になっている場合があります。
公式サイト等で最新情報をご確認ください。

奈良県は古都であり昔から人々に親しまれてきた場所です。

現在も観光地として寺院や、大仏、鹿などの見どころも多いです。そんな見どころ豊富な奈良県のなかで、今回はかつては秘境とも呼ばれていた自然豊かな天川村を中心にご紹介します!

天川村のみどころ

キャンプ場泊・温泉・神社や紅葉や新緑のみたらい渓谷まで!観光にキリがない

天川村は、紀伊半島中部に位置し谷間の集落部は441m~820mの標高にあり、気温は県北部の奈良盆地より3~5℃低く、避暑地としても親しまれています。

高峰深谷の起伏するこの山岳美、渓谷美、原生林の自然美から吉野熊野国立公園にも指定されているほどです。このように自然豊かな環境が多くの人を魅了し、特にキャンプや釣りは有名で人気も高いです。

天川村は高い山と深い谷による地形から冬季は寒冷であり、昔は定住者はいなかったといいます。また、あの高天原に由来するともされる「天ノ川」という名称が、この地方の河谷に名づけられたという伝承があります。こうした伝承もあり、この地域が一種の聖域だったとも考えられているそうです。

大峯連山の一つの弥山に祠られた弥山大神の歴史もきわめて古く、天川神社の創建とその隆盛とともに聖域化され、これらに前後して「天ノ川」という河川名が生まれたと考えられます
天川村 公式サイト

とのことです。「天ノ川」と呼ばれるなんて浪漫がありますよね。

そして、「天河大辨財天社」いわゆる「天河神社」も見どころのひとつです。この神社は天女にまつわる伝承があります。かつて天女は、大海人皇子が天武天皇へと即位する際のカギになったと言われており、この天女への感謝の念から天武天皇が麓に神殿を造営したのが始まりとされています。
古の力宿る神様に参拝されてみてはいかがでしょうか。

御手洗(みたらい)渓谷ハイキングコースも見逃せません。吊り橋から滝を眺めたり、新緑、川サツキ、紅葉、雪化粧と1年を通して楽しめる場所!清流の美しさはピカ一で、景観は近畿地方でも指折りの美しさと評判です。

他にも、複数の鍾乳洞、温泉、川釣りなどなど、見る場所、登る場所、遊ぶ場所を含め枚挙にいとまがありません。

霊験あらたかな側面もあり、自然の美しさも残す魅力いっぱいの天川村へ足を運んでみてはいかがでしょうか。また、紅葉の時期になると天川村公式サイト 観光情報 最新情報ページにて紅葉の色付きの情報が公開されるので併せてご確認ください。

天川村のおすすめポイント

複数のキャンプ場は、テントやバンガローなど選べるのが嬉しい!

天川村には豊かな自然に囲まれ、清流もあることから多くのキャンプ場が存在します。

また、それぞれのキャンプ場がバンガローやログハウス、テントなどの複数の形態を選ぶことができます。(施設の数に限りがあるので事前に各施設へお問い合わせください。)

他にも、バーベキューサイトを完備しているところもあるので、バーベキューのみの利用にも便利ですね!

天川村の主なキャンプ場

名称 連絡先 公式リンク 概要
フォレスト・イン洞川キャンプ場 TEL・FAX:0747-64-0757 公式
グランピング・キャンプファイヤー・アマゴのつかみ等、自然を満喫できます!星空体験も楽しみ!
天の川青少年旅行村 TEL:080-8526-2694 公式
バンガロー・テントサイト・コテージがあり。日帰りも可能なので自然を手軽に楽しもう!
ファミリーオートキャンプ場 いのせ 予約専用:080-6126-3973
(9:00~17:00)
事務所:0747-63-0080
公式
オートキャンプサイト・バンガロー・タープデッキ
天の川みのずみオートキャンプ場 TEL:0747-63-0839 公式
コテージ・バンガロー・オートデッキサイト
オートキャンプとちお 代表:0747-65-0200
携帯:080-1430-4086
公式
バンガロー・テントサイト
オートキャンプ 庵の郷 TEL:0747-65-0031
MAIL:iorinosato@gmail.com
公式
バンガロー・テントサイト・BBQデッキも日帰り利用可能!
坪の内オートキャンプ場 TEL・FAX:0747-63-0228 公式
コテージ
なごみ村キャンプ場 TEL:0747-65-0041
(9:00~21:00)
公式
コテージ・バンガロー・テントサイト
西之谷ふれあいの森キャンプ場 TEL:0747-65-0355
(~22:00)
公式
バンガロー・オートキャンプサイト・バーベキューサイト
松林・山上川オートキャンプ場 TEL/FAX:0747-64-0031 公式
バンガロー・テントサイト
コテージいずもと TEL:080-8341-9817 公式
コテージ・オートキャンプ場・バーベキュープレイス
小広荘 TEL:0747-64-0006 公式
バーベキューサイト・オートサイト・トレーラーハウス・ログハウス

外のアクティビティはやはり天気が気になりますよね!事前にこちらでチェック!

キャンプ以外にも、釣りが有名な天川村には「天川村漁協」があり、放流日や、解禁情報などを公開してくれています!釣り好きの方は、是非公式サイトを確認してみてください!

このように暖かいシーズンは、レジャーなどの楽しみが多く活動的に楽しめるうえに避暑地としての役割も担ってくれる素敵な場所ですが、じつは冬には全く異なる表情を魅せます。

奈良県と聞いて雪深いエリアを想像する方は少ないかもしれませんが、山の多い奈良県は白銀の世界を満喫できる場所も少なくありません。高地である天川村もまた、夏場とは全く異なり雪化粧で彩られる冬もオススメです。
時によっては水墨画を見ているようなその幻想的な景色が広がり、そんな美しい景色を見るためにあえて冬に訪れるという方もいるほどです。

ただし、マイカーで行かれる場合は、雪道用のタイヤに交換する等の準備が必要なのでご注意ください!交通機関をご利用の場合にも一気に気温が変わるので、スノーブーツや防寒対策などをしっかり準備していかれることをお勧めします!

トロッコに乗って鍾乳洞で冒険体験もできちゃう!?

天川村鍾乳洞画像

鍾乳洞

天川村のみどころはそれだけではありません!2つの鍾乳洞があるんです!

天川村の鍾乳洞は、「面不動鍾乳洞」と「五代松鍾乳洞」の二つ。どちらもライトアップが施され、ちょっとした冒険旅行の趣きです。山道を歩いて登山さながらの道を行くこともできますが、木立の中を抜ける「トロッコ電車」で行くこともできます。

傾斜が急なので歩いて登る方は、履物に注意してください!ハイヒールや革靴、サンダルなどではなくトレッキングシューズやスニーカーなどがおすすめです。

トロッコ電車(モノレール)画像

トロッコ電車(モノレール)

また「トロッコ電車(モノレール)」大人500円・小人300円(往復)で利用することができます!山道をこのようなレトロな乗り物で登ることもなかなか機会がないと思いますので、ご利用になってみてはいかがでしょうか。

■面不動鍾乳洞 基本情報
・入洞料 :大人450円・小人200円
・営業時間:9:00~17:00(受付16:30まで)
・定休日 :12/31~1/6
・連絡先 :0747-54-0352

■五代松鍾乳洞 基本情報
・入洞料 :大人400円・小人200円
・営業時間:9:00~15:20
・定休日 :冬季休業・水曜定休日 ※雨天・荒天時は臨時休業
・連絡先 :0747-64-0188(ごろごろ茶屋)
・駐車場 :500円(ごろごろ水施設協力金)
※五代松鍾乳洞へはごろごろ茶屋よりモノレールがあり、大人400円・小人200円で利用できます。

一度に乗れる人数は数人となりますので、お時間に余裕をもってお出かけになることをお勧めします。

天川村は温泉も豊富!見晴らしのいい薬湯も魅力!

天川村には、登山やハイキングで訪れる方も多く、その疲れを癒すのに多くの方が利用するのが温泉です。もちろん登山をされなくても、気持ちのいい露天風呂でひと汗流すという方もいるので、是非立ち寄りたい場所です!

洞川(どろがわ)温泉センターは泉質が弱アルカリ性単純泉で、効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・慢性消化器病・冷え症などとされています。大峯山登山者の疲労回復に利用されてることが多いようです。山歩きのお帰りに是非!

吉野杉を使った内湯・露天風呂を楽しむことができます!

 

天の川温泉センターは日本三大弁財天の一つで芸能の神様として有名な天河大弁財天社に程近く、参拝のお帰りに立ち寄る方も多い温泉です。

こちらの温泉は泉質が炭酸水素塩泉で、効能はしっとりつるつる「美人の湯」の成分が多いとされているので、特にお肌にいいと評判ですよ!

薬湯 みずはの湯は、特産でもある薬草トウキなどを使った生薬配合の薬湯露天風呂を楽しめます。正面に滝と清流が眺められる絶景の露天風呂も魅力です!ロケーション目当てならこちらがおすすめ!

こちらは、薬湯なので温泉とは違いますが、効能は肩こり・神経痛・腰痛・しもやけ・痔・冷え性・あせも・リュウマチ・荒れ症・あかぎれ・うちみ・くじき・ひび・しっしん・にきび・疲労回復・産前産後の冷え性となっています!ゆったりと浸かってリフレッシュできそうですね!

車利用であれば、それぞれの各温泉施設間も20分程度で行き来できますので、複数のお湯に癒されるのも楽しいのではないでしょうか。きき湯をしてみるのも旅の楽しみですよね!

神社・修験道・神社仏閣・世界遺産

天河大辨財天社はご祭神に 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・熊野坐大神・吉野坐大神・南朝四代天皇の御霊・神代天之御中主神より百柱の神 をお祀りしています。※市杵島姫命は辨財天様としても信仰されています。

ご神徳は、水の大神・弁舌・才智の大神・音楽・芸術・芸能の大神・財宝の大神 ということもあり、特に芸能の神さまとして広く知られています。

辨財天は、川の流れの妙なる様を神格化したとされる、古代インドのサラスヴァティー神であり、その本来の神徳は水の神、そして、水せせらぎの如く素直で妙なる弁舌や音楽の神であり、日本の古代より行われてきた水神の信仰とも結びついています。
 
後に転じて「財を弁ずる」商売の神としても信仰されるようになりました。
天河大辨財天社 公式サイト

海運などの水に関するお仕事の方・芸能関連の方・広くお仕事をされている方々は是非訪れたい場所です!

大峯山寺(おおみねせんじ)も是非訪れたい由緒ある寺院です。

天武天皇元(六七二)年、役小角(えんのおづの・おつの・おづぬ)が苦行ののち、金剛蔵王大権現を感得して蔵王堂を建立したのに始まると伝えられている世界遺産で、日本においては最高所の国重要文化財のお寺であり、修験道発祥の地とされています。

由緒ある寺院なので、修験者の方も多く訪れます。また、登山を楽しむという方も多く、様々な方に親しまれています。

大峯山とは、正確には、山上ヶ岳(さんじょうがたけ)、稲村岳、大普賢岳、弥山(みせん)、八経ヶ岳、釈迦ヶ岳、行者還岳などを含む大峰山系の山々の総称です。「大峯山寺」は、このうち山上ヶ岳の山頂に位置します。

そのため標高も高く登山口から3時間程度の行程を想定することが必要です。天候の良い日にじっくり時間をかけて登りたい寺院です。また、現在でも女人禁制となっているので、注意が必要です。女性の方や、「大峯山寺」への参詣が難しい方は、「龍泉寺」「大峯蛇之倉七尾山」への参詣が勧められています。

龍泉寺と赤橋画像

本堂は毎年5月3日の戸開式から9月23日の戸閉式まで開帳されていて、5月の頃にはまだ雪が残るエリアもあるので、服装・履物等には注意が必要です。

その他にも吉野エリアまで広げるとさらに多くの寺社が存在します。
金剛寺(川上村)」は、大峯山の開祖である役小角の開基であると言われていますし、天武天皇白鳳四(六七五)年ご神宣により建立と伝えられる「丹生川上神社上社(川上村)」など、歴史・由緒ともに申し分なく、必見の神社仏閣が多いのも古都・奈良ならではといえます。

是非、いにしえより崇敬を集めた神社仏閣についても参拝、参詣されてみてはいかがでしょうか。

天川村の関連イベント・プラン

奈良県の市内とは全く違う気候の天川村ですが、冬のシーズンに最近人気を上げてきているのがスノーパーク洞川です。

冬になると一気に雪景色を魅せるこのエリアは、他県からの来訪者には奈良県とは思えない雪深さ!そのため、ウインタースポーツを楽しむことができるのです!料金は中学生以上が入場料・リフト券合わせて2,500円、5歳以上小学生までが1,500円です!

降雪のコンディション等により運営が確定しますので、お出かけの際には直接運営元にお問い合わせください。

また、山間ということで期待されるのが清流や綺麗な水です。天川村にも名水100選に選出された水があります。「ごろごろ水」と呼ばれる名水は、役行者が大峯山より下山の折、この場所で水を飲まれた際に洞窟の奥から小石が転がるような音を反響させながら流れ出る清水の様子から名付けたと言われます。

全国の湧水の中でも10の指に入るほど高地にあるので、水温が10℃前後と非常に冷たく夏には人々の喉を潤すのはもちろん、涼しさを演出するのにも一役買っています。

評判が高くネット通販でも売られているほどです!

それほどおいしい水は500円で汲み放題です!天川村を訪れた際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

天川村の動画

素敵な動画をご紹介します!

 

天川村(村役場)の基本情報

利用案内

営業時間

8:15~17:00

休業日

土・日・祝日・年末年始

問い合わせ先

天川村村役場
連絡先:0747-63-0321

天川村に関する各種情報ページ

天川村 公式サイト

天川村の地図を含むパンフレット
※アクセス等の情報がまとまっています。ぜひ参照してみてください

天川村への行き方・アクセス

公共交通機関

近畿日本鉄道吉野線 下市口駅→ 奈良交通バス(洞川温泉/中庵住行)→ 天川川合

バス時刻表

※バスは季節により本数が変更になるのでご注意ください

・南阪奈道路経由R169・R309→ 天川村

・京奈和自動車道橿原バイパス経由R169・R309で天川村

・名阪国道針I.CからR370経由R169・R309で天川村

駐車場

あり(各施設に駐車場があります 訪問先へ直接お問い合わせください)

天川村の地図

Tea Break -Cover Story-

迷いをとかす天の川

「山あるところに信仰あり」なんじゃないかと思うほど、日本各地の山々には歴史や言い伝えがある。

浮かない気持ちを心の奥底に抱えながら、山深い村へと向かっていた。

呪術者や修験者なんて本当にいたのだろうか。
「史実に基づいて」と言われることも、後の世では違う考察が生まれることもあるのだ。

であっても、なぜか心の中で信じている、というより感じてしまうのは、そうであってという願望なのかもしれない。

空、山、川。いわゆる自然に囲まれても、気分は晴れなかった。

どうすることもできないこと、どうにもならないこと、思考は次から次へ頭をかき回す。

1時間ほど歩いただろうか。じんわりと額に汗がにじむ。

少し立ち止まり山肌を眺めていると、その昔の修験者の姿が見えた気がした。

今も昔も、迷いが生じたときに答えは出ている。

失敗したくない、どうしたら得ができるか、どうしたら認められるか、そんな思いが目を曇らせるのだ。

何もかもが解決した訳ではない。

ただ、出来ることを、そしてあわよくばできる以上のことをするしかないのだ。

そんな思いが一気に迷いを溶かしてゆく気がしたとき、やっと美しい夕日に気付き、僕は目を細めた。

紅葉ライトアップ情報

紅葉ライトアップ特集

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↓こちらから特集ページをご覧いただけます
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