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鹿児島県湧水町の雲海スポット『魚野フライトエリア』での発生条件や時期をご紹介

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山地や盆地が多い日本では様々な場所で雲海を見ることができますが、大河ドラマで話題の鹿児島県の湧水町でも絶景の雲海が見られるスポット『魚野フライトエリア』がありますのでご紹介します。

雲海の発生しやすい条件や時期、周辺の観光スポットも一緒に解説します!


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魚野フライトエリアのみどころ

魚野フライトエリアは鹿児島県姶良郡湧水町にあるパラグライダーのテイクオフ場として整備されていて、魚野パラグライダー基地とも呼ばれています。

テイクオフ場ということもあり、周囲が開けていて眼下に湧水町の盆地と霧島連山の山々を一望できる眺望ポイントとしても人気があります。

また、秋から春先にかけては盆地部で発生した雲海と朝日を一緒に見られるスポットでもあります。

魚野フライトエリアで見られる雲海の発生条件

湧水町は九州山地と霧島連山に囲まれた盆地地形となっています。

南九州エリアの特徴である雨が多い気候とともに、鹿児島県内でも伊佐平野(大口盆地)と並ぶ冬の寒冷(昼夜の寒暖差が激しい)地域でもあります。

そのような地理的・気候的な条件はまさに雲海が発生しやすい条件と言えます。

魚野フライトエリアから見ることができる雲海の種類と発生条件

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朝日が雲海を染めていく風景には感動の一言です

湧水町の盆地で一番発生しやすいのが「放射霧」と呼ばれる、雲海の中でも最もポピュラーなもので、その発生条件は以下です。

1.発生するポイントでの湿度が高い
(前日に湿気の滞留や雨が降るなど)

2.放射冷却で地表が冷やされる
(晴れる/湧水町上空を高気圧が覆う)

3.水蒸気を含んだ冷えた空気がその場でとどまる(風がない)

4.冷やされた空気が飽和状態に達して霧が発生する

5.上空が地上より気温が高い状態(逆転層)になっている

これらの現象は盆地や山間で夜から朝にかけての寒暖差が大きくなる(14℃ほどと言われています)春と秋によく発生します。

湧水町には九州第二の規模を誇る川内川(せんだいがわ)が流れ、湿度が供給されやすいので霧が発生するのに適したエリアだといえます。

湧水町周辺で発生する雲海の種類と条件

放射霧による雲海
前述のとおりです。

蒸気霧による雲海
湖や川の水温が地上の気温よりも高い際に冷たい空気がそこに流れ込むことで水面が蒸発して発生する霧で主に秋から冬にかけて発生がしやすいです。

雨あがりでの雲海
雨が降った後に晴れると保水をした地面から水蒸気が放出されて、夜から明け方の急な冷え込みで発生する霧で、秋の盆地で発生しやすいです。

湧水町の10日間の天気予報
(tenki.jp)

湧水町周辺で雲海が発生しやすい時期と時間

雲海が発生しやすい時期
前述のとおり、昼夜の寒暖差が大きい日に雲海は発生しやすくなりますので、湧水町では9月下旬~2月下旬が雲海シーズンといえます。

雲海が発生する時間帯
日の出前~8時くらいまでの早朝が一番きれいに見えます。

※気象条件が整わなければ発生しないので見られない場合もあります
※冷え込む季節の早朝ですので防寒対策があると安心です

魚野フライトエリアのおすすめポイント

現地まで車で好アクセス!

魚野フライトエリアには最寄りのJR肥薩線・吉松駅から車で約15分で行くことができます。

また、駐車スペースがあり車を降りたらすぐ雲海の眺望ポイントというのは全国的にも貴重なスポットと言えます。

運転の際の注意点
県道448号線から入った魚野フライトエリアに続く道は車1台分の道幅しかなく、路肩はガードレールが無い斜面と蓋のない側溝があるポイントが多いため、運転には注意をする必要があります。
(日の出前の暗い時間帯での運転には特にご注意ください)

※離合(すれ違い)ポイントは途中にいくつか設定されています。

眼前に障害物が一切ない!

パラグライダーのテイクオフポイントということもあり魚野フライトエリアの周囲には木などの障害物が一切なく、眼下の雲海と霧島連山の遠景を一望することができるのでおすすめです。

トイレなどの設備も整備されている!

眺望ポイントには前述の駐車スペースの他、トイレや屋根付きの休憩所も整備されているので長時間の滞在でも安心です。

注意点
魚野フライトエリアはドクターヘリの緊急離発着場に指定されているため、救急搬送の際には利用できないことと、安全確保のために一部立ち入りが禁止されているエリアがあるのでご注意ください。

魚野フライトエリアの関連観光プラン

湧水町とその周辺には様々な体験・観光スポットがありますので、車での移動時間を含めておすすめスポットをご紹介します。

ウィンドラブ(パラグライダー体験)

-魚野フライトエリアから車で約17分

魚野フライトエリアを管理しているパラグライダースクールです。

講習からタンデム飛行まで初心者でも安心のコースが用意されています。

住所・問い合わせ先
S・E・Tウインドラブ吉松パラグライダースクール
鹿児島県姶良郡湧水町478
0995-75-2755

ウィンドラブの公式ホームページ

丸池湧水(まるいけゆうすい)

-魚野フライトエリアから車で約30分

JR肥薩線・栗野駅に隣接する湧水町を代表する観光スポットです。

霧島連山の一座、栗野岳に降った雨が35年をかけて磨かれここで1日6万リットルも湧き出ています。

栗野地区の生活用水として使用されているほか、無料で水汲みや水遊びができたり湧き水で淹れたコーヒーなども楽しむことができます。
(家庭での飲用の際には煮沸が推奨されています)

こちらの記事で丸池湧水の詳しい情報をご紹介しています。

霧島連山の水のパワースポット『丸池湧水』のコバルトブルーに感動!

曽木の滝(そぎのたき)

-魚野フライトエリアから車で約35分

湧水町のお隣、伊佐市にある「東洋のナイヤガラ」とも称される滝幅が約210mもの荘厳な滝です。

桜や紅葉の名所としても人気で紅葉の時期にはライトアップも行われます。

また、徒歩での散策圏内(約30分)には、ジブリ映画「ラピュタ」の世界観と評判の夏限定の風景「曽木発電所遺構」があります。

こちらの記事で曽木の滝の詳しい情報をご紹介しています。

曽木の滝 迫力の絶景だけじゃない 神社や温泉 紅葉ライトアップ!

霧島神宮

-魚野フライトエリアから車で約65分

日本神話「天孫降臨伝説」の主人公、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)をご祭神としてまつっている鹿児島有数のパワースポットです。

「西の日光」とも称される荘厳な社殿や「南九州一帯の杉の祖先」ともいわれる樹齢約800年のご神木など、パワースポットならではの景色を楽しむこともできます。

こちらの記事で霧島神宮でのご利益などの詳しい情報をご紹介しています。

天孫降臨の神様をまつる『霧島神宮』は鹿児島屈指の観光・パワースポット

高千穂峰・天逆鉾

-魚野フライトエリアから車で約75分

前述の「天孫降臨伝説」のまさに現場として伝わるのが標高1574mの高千穂峰(たかちほのみね)です。創建当時の霧島神宮の社殿もこの場所にあったと伝わっています。

また、高千穂峰の頂上には日本三奇にも数えられる天逆鉾(あまのさかほこ)が天に向かって刺さっていてロマンを感じずにはいられないスポットとして多くの人が訪れます。

こちらの記事で超初心者の登山記をご紹介しています。

天逆鉾(あまのさかほこ)を見に登山の超初心者が『高千穂峰』を登る!

川内川あらし(川内川河口)

-魚野フライトエリアから車で約90分

川内川の下流域、薩摩川内市でも雲海を眺めることができます。

しかも、河口付近では流域で発生した雲海が東シナ海へ向かって大移動する「川内川あらし」という、世界的にも珍しい自然現象を見ることができます。

こちらの記事で発生条件や時期、展望スポットをご紹介しています。

薩摩川内の冬の名物『川内川あらし』の発生時期・条件や展望スポットをご紹介

魚野フライトエリアからの雲海の動画

魚野フライトエリアから見える雲海のタイムラプス映像をご紹介します

 

魚野フライトエリアの基本情報

利用案内

営業時間

指定なし

休業日

指定なし

料金

入場無料

問い合わせ先

湧水町 商工観光課
0995-74-3111

魚野フライトエリアに関する各種情報ページ

魚野フライトエリアの紹介ページ

>>じゃらんで霧島エリアのホテル・旅館を検索する

>>一休.comで霧島温泉郷周辺の高級ホテル・旅館を検索する

魚野フライトエリアへの行き方・アクセス

公共交通機関

JR肥薩線・吉都線「吉松駅」よりタクシーで約15分

※バス便はありません

九州自動車道「えびのIC」・「栗野IC」より鹿児島県道443号線を経由して、それぞれ約30分

駐車場

あり
(無料・約15台)

魚野フライトエリアの地図

鹿児島県姶良郡湧水町川西魚野

【エリア別】日本全国の雲海スポット

日本全国にある定番から穴場までamAtavi編集部がおすすめする雲海スポットを発生しやすい時期と一緒にエリア別でまとめています。本格的な登山が必要ない車やロープウェイなどで行けるスポットを中心にご紹介しています。

穴場や秘境も!日本全国のおすすめ雲海スポット35選【エリア別】

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