仁田峠のツツジ画像

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雲仙のロープウェイでツツジ・紅葉・霧氷・雲海を仁田峠から出発

更新日:

掲載情報は変更になっている場合があります。
公式サイト等で最新情報をご確認ください。

長崎県雲仙市。
雲仙岳や雲仙温泉などが有名なこのエリアには四季を通して楽しめるロープウェイがあります。

今回はこの「雲仙ロープウェイ」を中心にご紹介します!

雲仙ロープウェイのみどころ

雲仙天草国立に位置するダイナミックな絶景

歴史と成り立ち

1934(昭和9)年3月16日、瀬戸内海や霧島とともに「雲仙」は国立公園に指定されました。これは日本で最初のことでした。その後1956(昭和31)年に天草地域が加わり「雲仙天草国立公園」となりました。

湯けむり漂う雲仙岳(温泉岳)の火山景観と島々が連なる天草の海洋景観が水と陸の大展望を織りなすのです。雲仙普賢岳といえば、1991(平成3)年の大噴火が有名です。多くの死者を出した痛ましい出来事ですが、その噴火の際に噴出した溶岩が固まり「平成新山」が形成されました。妙見岳からはこの「平成新山」を望むことができます。

息をのむような有明海、天草諸島や遠く霧島までの眺望はもちろんおすすめですが、どのような成り立ちでこの新山が出来たのかやその時何があったのかを事前に知ることで、また違った見え方が出来るのではないでしょうか。

海抜1300mの空中散歩を楽しんだ後は、色々な角度から妙見岳を楽しんでください!

ロープウェイは仁田峠の駐車場か標高1333mの妙見岳までを結んでいて、標高差約174m、距離約500mの仁田峠駅から妙見岳駅まで約3分程で到着します。

雲仙・雲仙ロープウェイのおすすめポイント

季節ごとの見どころ春・夏編

仁田峠・妙見岳は四季を通してその豊かな自然の表情を楽しめる場所です。

山肌を覆う木々や花々の美しさは季節の移り変わりとともに変化し、季節ごとにまったく違った印象を与える美しさが魅力です。

そして、そのひとつひとつの季節が織りなす風景がが多くの来訪者や登山客を魅了してやみません。このように様々な表情を魅せる雲仙の季節ごとの魅力をご紹介します!

雲仙の春の訪れは5月上旬にやってきます。世間的には初夏にあたるゴールデンウィークの頃、ミツバツツジが花の季節を迎えます。標高の高い場所(標高1000m以上に多い)に咲くと言われるミツバツツジが、この時期花開きます。

池の原 ミヤマキリシマ画像

池の原 ミヤマキリシマ

ツツジの種類は多くクリーム色や淡黄緑色のヒカゲツツジ、桃色や薄紅色のミヤマキリシマ、ヤマツヅジなどの多種多様なツツジが時期を多少ずらしながら様々な彩りで楽しませてくれます。その景観は、桜とはまた違った美しさでもありこの光景は6月の上旬ごろまで続きます。

そして、夏の雲仙では平均気温21~22℃という涼しい気候の中ヤマボウシの花が山肌を覆いつくすように咲き誇ります。避暑目的、涼をとる目的で訪れる方が多いのも夏の雲仙の特徴で九州の軽井沢との呼び声も高いといいます。ロープウェイに乗車し、妙見岳の1300mを超える頂上まで一気に登るとそこはひんやりと澄んだ空気が全身を包んでくれます!

「三峰五岳の雲仙岳」として知られる、普賢岳・妙見岳・国見岳・絹笠山・高岩山・野岳・矢岳、九千部岳 の八つの山々を涼風を感じながら見渡す時間は格別の一言に尽きます!長時間滞在される場合は、上着などもお忘れなく!

季節ごとの見どころ秋・冬編

雲仙仁田峠紅葉

紅葉とロープウェイ

普賢岳の紅葉は国指定の天然記念物にもなっている素晴らしい景観を誇ります。

普賢岳(標高1359m)は雲仙の主峰として知られていて、一帯は原始性の高い落葉広葉樹林におおわれています。例年11月初旬の紅葉期にはとても美しい色を放ちます。

コミネカエデ、ウリハダカエデ、コウチワカエデ、ウリカエデ、ドウダンツツジなど、様々な種類の葉が黄色や赤に色付く様子を是非目に焼き付けてください!広い窓のゴンドラからの景色はとても人気があります。

秋を過ぎ冬を迎えると霧氷が姿を現します。この霧氷は、零下数度の風によって吹きつけられた霧や雲が、木の幹や枝に凍り付くことによってできあがります。雲仙のエリアでは「花ぼうろう」と呼ばれるこの現象は、樹氷と間違う方もいらっしゃいますがまったく異なります。初霧氷を観測するのは、早い年だと11月中旬から12月上旬とのことですので、是非寒さは覚悟して!行かれてみてはいかがでしょうか。

晴れた日に、日光が霧氷に反射して一面ダイヤを敷き詰めたと見紛うような景色が楽しめます。また妙見駅から徒歩5分程の妙見神社に続く道にかかる霧氷のアーチはとても幻想的だと評判です

但し、ひとつ注意しなければならないのは、冬季は仁田循環道路が道路規制の為通行止めになる場合があります。「雲仙ロープウェイ」の公式サイトでは『本日の状況』として、道路状況について公開されますので、是非ご確認ください!

ハイシーズンの渋滞問題解決の為「事前予約」「パークアンドライド」の手法を使った実証実験を実施

2022年度より長年問題とされていた仁田峠のハイシーズンの渋滞解消にむけ「事前予約」「パークアンドライド」の手法を使った実証実験を実施。2023年にも10月28日(土)、29日(日)11月3日(金・祝)~5日(日)の週末5日間限定で実施されます。

-利用方法
・登山者の方/バス利用希望の方
協力金:車1台 500円
予約の上、雲仙BASE臨時駐車場へ
雲⇒仙BASE臨時駐車場からは、シャトルバスが運行しています
往路(雲仙BASE発)7:30~15:30
復路(仁田峠駐車場発)8:10~16:40
※往路復路ともに30分間隔で運行

・一般観光客の方(車で仁田峠に行きたい方)
協力金:車1台 700円
※事前予約なし場合800円
予約したら仁田峠循環道ゲートへ
⇒スタッフにQRコードを提示

車で仁田峠に行ってロープウェイも乗りたい方
ロープウェイ往復乗車券大人2枚付き:3,100円 ※協力金含む
予約したら仁田峠循環道ゲートへ
⇒スタッフにQRコードを提示
⇒ロープウェイチケット引換券をお渡しします。

大型車両(大型バス・マイクロバス等):1台3000円。
予約は電話にて(0957-73-3434)
※バイク・自転車のご利用は事前予約不要

その他詳細にチケットの予約方法や注意事項、その他詳細は公式サイトをご確認ください。

雲海に出会えることもある

秋から冬にかけての雲一つない晴天のなかでパノラマの絶景もたまりませんが、天候の条件が整えば、妙見岳より有明海上空に広がる雲海から覗く天草群島を楽しむことができます。

その他、遠く阿蘇の山々を望むこともでき、この光景がとても幻想的だととても評判です。雲海は、上空との気温差が大きいほど発生しやすいので、できるだけ早い時間に行かれることをおすすめします!

是非感動の瞬間に出会ってみてはいかがでしょうか。

雲仙ロープウェイの動画

素敵な動画をご紹介します!

霧氷の映像
※風切音にご注意ください

雲仙ロープウェイの基本情報

利用案内

営業時間

4月1日~10月31日
8:31~17:23(上り最終17:03)
※下り最終17:23 切符販売17:00まで

11月1日~3月31日
8:31~17:11(上り最終16;51)
※下り最終17:11 切符販売16:50まで
※約12分毎運行
※荒天時は運休の場合があります
※満員になり次第早めに運行する場合あり

休業日

※メンテナンス・荒天等以外はなし

料金

大人

  • 往復:1,300円
  • 片道: 730円

小人

  • 往復: 650円
  • 片道: 370円

HISクーポンで10%OFF

問い合わせ先

雲仙ロープウェイ株式会社
連絡先:0957-73-3572

雲仙ロープウェイに関する各種情報ページ

雲仙温泉観光協会
雲仙ロープウェイ株式会社

雲仙ロープウェイへの行き方・アクセス

公共交通機関

雲仙市内からは公共交通機関なし

乗合タクシーの情報はこちら

長崎空港から
県道38号線 →国道34号線 →県道55号線 →県道124号線 →国道251号線
→国道251号線 →国道57号線 →県道128号線 →国道57号線 約1時間半

駐車場

あり(普通車200台)

雲仙ロープウェイの地図

Tea break -Cover Story-

畏敬と秋色
続きを読む

たった3分程度の乗車で、海抜1300mの世界へ。

傾斜を滑るように上るロープウェイからの視界は、「秋」をひと塗りされた世界に
埋め尽くされていた。

空の青、雲の白、山の秋色のコントラストが自然の雄大さを見せつける。

 

平成の頭に大きな被害をもたらした普賢岳も臨める天空で、穏やかで幸せな時間を流れていた。
せめて目を閉じ、暫し黙祷をする。

映像でしか伺い知ることができないけれど、凄まじい自然の猛威に包まれたんだろうなと思う。

ときに人の命や生活を一瞬で吞み込んでしまう。
そんな自然に囲まれて生きているということを改めて感じた。

都会暮らしの長い僕は、時間通り、予測通りに進む世界を当たり前に思って生きているけれど
予測も制御もできない自然に、実は囲まれている。

 
そんな当たり前のことを忘れないように、年に一度くらいは大自然の中に飛び込んでみようと
小さな誓いを立てた。


【エリア別】日本全国の雲海スポット

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【エリア別】日本全国の雲海スポット50選!いざ感動の絶景へ!

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