本栖湖と富士山

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富士五湖 本栖湖リゾート 竜神池で見るWダイアモンド富士と芝桜

更新日:

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公式サイト等で最新情報をご確認ください。

富士五湖といえば本栖湖(もとすこ)・精進湖(しょうじこ)・西湖(さいこ)・河口湖(かわぐちこ)・山中湖(やまなかこ)の五つですが、富士五湖の名称ですべて国の名勝にされています。

すべての湖の周辺に観光スポットがあり、世界文化遺産に登録されたことも手伝って近年では外国人旅行者の姿も多くなりました。

観光スポットとしてそれぞれに人気のある富士五湖の中から今回は本栖湖周辺をご紹介します。

富士本栖湖リゾートのみどころ

富士山との四季を通したコラボレーション

富士五湖の中で最も深い本栖湖。本栖湖越しに富士山を望める中ノ倉展望地からの景色が、これまでに五千円札や千円札に採用されたことでも有名です。

見事な逆さ富士が美しいですが、このような景色は無風で快晴等、複数の条件が重なることで見られるもので必ず見られるというわけではありませんが、たくさんの方が絶景を写真に収めようと訪れます。

逆さ富士

逆さ富士

富士山と水鏡とのコラボレーションは日本で暮らす中で、絵画やメディアなど目にする機会が多いのでどこか懐かしさもあって日本人を魅了するのではないでしょうか。

秋の紅葉と本栖湖と富士山とのコラボレーションはとても美しく、春先にかけての花々や湖畔の緑とが織りなす景色も非常に人気があります。気候にもよりますが、例年10月中旬から11月上旬にかけて見頃を迎えます。

この自然の素晴らしさ、美しさにくわえ春と秋の一定期間はヒメマス釣りが解禁になり、ボートをレンタルした多くの釣り人がヒメマス釣りに興じます。

本栖湖周辺にはこのように、富士山をより美しく彩る風景が見られる場所も多く、様々な自然美の恵みを楽しむことができます。

富士本栖湖リゾートのおすすめポイント

一面に広がる大人気の芝桜

芝桜と富士

芝桜と富士山

富士本栖湖リゾートでは例年ゴールデンウィークごろに見頃を迎える芝桜がとても人気です。

富士芝桜まつりが4月下旬から5月にかけて毎年実施され、非常に多くの方が訪れピンク色の芝桜のじゅうたんを敷き詰めたような美しさと彼方の富士山とが作る絶景を楽しんでいます。

この果てのないように広がる芝桜を観ようと渋滞が起こるほどの人が訪れるので、満開の時期を少し外して足を運ぶという方も多いです。

また、この頃の富士山には残雪もあり、一般的に広く知られた富士山の姿を見せるので、様々な色のコントラストをより一層楽しめます。

富士芝桜まつりの開催中には様々なイベントが催され、同時開催の富士山うまいものフェスタでは富士宮焼きそばや吉田のうどん等の地元でお馴染みのメニューから、本格カレーなども味わえます。

甲州鳥もつ煮は山梨の人気Bグルメとしても有名ですよね。他にも桔梗信玄餅ソフトなどのスイーツのそろうので、ちょっと一息つくのに丁度よいのではないでしょうか。

芝桜以外にも開催時期にはツツジやアネモネ等他の花も見頃を迎えるので、楽しめます。

展望カフェ・展望広場に足湯と盛りだくさんの富士芝桜まつりは人気の高さや周辺の道路事情から渋滞が予想されますが、それを覚悟してでも行く価値のある絶景です。

2023富士芝桜まつりの開催情報

2023年も富士芝桜まつりの日程が決定しました。

開催期間

2023年4月15日(土)~ 5月28日(日) 計44日間 ※期間中無休 但し開花状況により変動の可能性あり

開催時間

8:00~16:00 ※時期により変動します

入園料

大人(中学生以上)1,000円~1,200円 ※時期による変動性
小人(3歳以上)400円~600円

駐車場

約1,500台(普通車500円/1台、大型車2,000円/1台、バイク300円/1台)

その他詳細は公式サイトをご確認ください。

クラブツーリズムでは、富士芝桜まつりを含む日帰りバスや宿泊ノツアーを実施。都内や関東からの発着となります。(コース番号:02164-900、C2600-900)
ぜひクラブツーリズムもチェックしてみてください。

また「富士芝桜まつり」の開催にあわせて、英国生まれの人気キャラクター「ピーターラビット™」の世界観が楽しめる首都圏最大級の英国式庭園「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」も同時期よりOPEN。
 
■開催期間:2023年4月15(土)~11月26日(日)予定
※5月29日(月)~6月2日(金)はクローズ。
※開花状況により変動あり
※春の営業時間は富士芝桜まつりに準ずる (秋は虹の花まつり)

Wダイヤモンド富士

ダイヤモンド富士

ダイヤモンド富士

本栖湖は大きく、水深も深いため逆さ富士を見るための条件が整うことがなかなかありません。本栖湖で逆さ富士を見られるのまでに何度も通ったというケースが少なくありません。

そこでオススメなのが富士芝桜まつりの会場でもある富士本栖湖リゾートの竜神池です。

竜神池は本栖湖に比べて小さく、波もたちにくいので逆さ富士を見るのには最適の場所です。また、ダイヤモンド富士は1年中いつでも見られるという訳ではなく竜神池からは12月上旬と1月上旬頃に見られます。

ダイヤモンド富士自体は、富士山の見える複数の地域・場所で大体1年のうち2度見られることが多いです。その時期の天候によっては当然ながら見ることが出来ないので、この光景はとても貴重で、もしも見られたら非常にラッキーなことです。

ダイヤモンド富士だけでもとてもレアだということはお伝えした通りですが、この竜神池では水面に映る逆さ富士とともにダイヤモンド富士が現れるときWダイヤモンド富士という現象が起こります。写真や映像では見たことがあるけれど実際に見てみたいという方が多く、そのため竜神池にも多くのカメラを持った方が訪れるのです。

特に初日の出や、正月三が日の頃にこの現象が重なるので、初日の出という特別感や冬休み期間という方が多いことが合わさり非常に混雑します。
タイムラプス動画をYouTubeで確認できます。(公式サイト ※2023年12月30日~2024年1月4日)

入園料は大人:1,000円 小学生:500円 ですが、富士本栖湖リゾート ダイヤモンド富士の期間の駐車場料金は無料です。
※富士芝桜まつりの時期は駐車場料金は有料(普通車500円・バイク300円)です。

水面の日の出と実際の日の出が幻想的で、何度も見ているという方もいるほど、この感動に魅せられリピーターが多いのも特徴のひとつです。
この時期だけに見られる神秘の光景を観に出かけてみてはいかがでしょうか。

民宿からホテルまで近隣に宿泊して絶景に備える

民宿やペンションから、ちょっとラグジュアリーなホテルまで、近隣には多くの宿泊施設があります。またお子様連れでも気兼ねなく泊まれる民宿などもあるのでご都合に合わせて選ばれてはいかがでしょうか。

芝桜の時期もダブルダイヤモンドの時期も、多くのひとが訪れるので渋滞前に行動が出来ると絶景の場所から眺めやすいですし、行動時間の短縮にもつながります。

また、部屋や露天風呂から富士山をバッチリ見られる宿もあるので、是非宿泊での参戦もご検討になってみてはいかがですか。

富士本栖湖リゾート竜神池の動画

素敵な動画をご紹介します!

富士本栖湖リゾートの基本情報

利用案内

営業時間

ダブルダイヤモンド富士 の期間2023-24シーズン

12月上旬 及び 1月上旬頃の朝の2時間のみ冬季特別開園

2023-24年シーズン ダブルダイヤモンド富士 日程

-期間
2023年12月30日(土)~2023年1月4日(木)
※上記日程以外は団体のみ(公式サイト)「団体のお客様」の項目よりご確認ください。
-時間
7:00~9:00(但し、1月1日(月)は4:00開門)
連絡先:0555-89-3031

富士芝桜まつり の期間

開催期間: 例年 4月中旬から5月下旬
営業時間: 8:00~17:00

料金

ダブルダイヤモンド富士

大人:1,000円
小学生:500円
※変更の可能性があります

富士芝桜まつり

大人:600円
こども(3歳以上):500円

問い合わせ先

富士本栖湖リゾート
連絡先:0555-89-3031

富士本栖湖リゾートに関する各種情報ページ

富士本栖湖リゾート 公式サイト
FUJIKAWAGUCHIKO TOURIST INFORMATION 公式サイト
富士芝桜まつり 公式サイト
身延町 公式サイト 本栖湖からの富士山 ライブカメラ

富士本栖湖リゾートへの行き方・アクセス

公共交通機関

河口湖駅から車で約40分

中央自動車道 河口湖I.C.から 約25分
東名自動車道 富士I.C.から 約50分
新東名自動車道 新富士I.C. 約50分

駐車場

あり
※富士芝桜まつり時期は普通車500円・バイク300円

富士本栖湖リゾートの地図

Tea Break -Cover Story-

小さな誓い

10分にも満たない、ほんの数分の出来事。
そのために集まった人々の視線が一点に集中する。

いくつものレンズが、いくつもの視線がそのときを待っている。
毎日当たり前にそこにあるのに、決してコントロールできない。僕らは無力だ。

暗がりの中では自然と口数が減る。
明るさは人の心理に影響を与えるんだなぁなんてことを考えたりして。

そしてその時が来る。

闇を破る光が、そこに湖面があることを気付かせる。
日本一の頂を台座にして、強烈な煌きが魅せる光景は神々しくもあり感情を揺らす。

ダイアモンドの異名はその名にふさわしく、どこか厳かさを纏っていた。
それは操れないものを操りたいと願う傲慢さを浮き彫りにするように、みるみる輝きを増してゆく。

その無力感を受け入れたとき、すっと穏やかになってゆく心の動きがとても心地よく
敗北感とも喪失感とも違う、好意的な無力感とも呼ぶべき感覚。

万能感は、無力感を受け入れられる自分に宿るものなのかもしれない。
何かを思い通りにできることではなく、結果がどうであれ受け入れらる心。
 
富士が作るダイアモンドは思いの裾野を広げて、とめどない思考が止まらない。
何も変わらない習慣の中に戻ってゆくとき、好意的な無力感は勢いを弱め、また俗にいう万能感を求めるのだろう。
 
だけど、時にはこうして圧倒的な自然に触れ、何もできない自分と向き合う時間を持てたらいい。
小さな誓いを立てたころ、ダイアモンドは空高く世界を照らしていた。

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