※県道甘利山公園線は7月31日(※終了時期は未定となりました)まで工事のため甘利山広河原駐車場まで通行できないのでご注意ください
(さわら池までは通行できます)
県道甘利山公園線の通行規制について
(韮崎市観光協会公式ホームページ)
工事期間中に甘利山山頂へ行く場合、清哲林道か県営御庵沢小武川林道から迂回する必要があります。(以下の地図をご参照ください)

出典:韮崎市観光協会
山梨県にある『甘利山(あまりやま)』は日帰り登山もできて、富士山とレンゲツツジや雲海を一緒に楽しめるスポットとしてハイカーやカメラマンに人気のスポットです。
今回はそれらの見ごろの時期をはじめ、おすすめの撮影地点、甘利山までのアクセス・駐車場情報をご紹介していきます。
目次
甘利山とは?
甘利山は山梨県韮崎市にある標高1,731mの山です。
山頂近くまで車で行くことができ、15万株以上ともいわれるレンゲツツジの大群生地や甲府盆地越しの富士山を眺めながらお手軽にハイキングを楽しめるスポットとして有名です。
近年では雲海となる盆地霧(ぼんちぎり)と富士山を一望できたり、夜景スポットとしても多くの人が訪れます。
甘利山へのアクセス方法・駐車場情報
甘利山へは最寄り駅となるJR韮崎駅から路線バスが出ていません。その為、メインとなる交通手段は車です。
車で行く場合
中央自動車道「韮崎IC」より県道27号線・6号線・42号線・613号線を経由して約40分
※ナビの目的地設定は「甘利山」もしくは「甘利山グリーンロッジ」がおすすめです
途中、住宅街を抜けるので「大丈夫か?!」と少し不安になるかもしれませんが、県道613号線の終点が甘利山の駐車場なので脇目も振らず道なりに進めば到着します。
(ナビをセットすれば間違いありません)
また、県道ですので山に入っても舗装やガードレールなどの整備もしっかりされていています。
終点に近づくにつれて、道幅が(1.5車線~ギリギリ2車線くらいに)狭くなっていきますが、ところどころにすれ違いポイントもありますので安心です。
運転の際の注意点
・路肩の側溝に蓋がないので暗い時間での運転や対向車とのすれ違いの際にはお気をつけください。
・整備路とはいえ山道ですので鹿などの動物の飛び出しや落石にも注意が必要です。
・毎年11月下旬~4月下旬までの冬季は閉山され、山梨県道613号甘利山公園線の麓のゲートが閉じられます。
甘利山の駐車場情報
甘利山の登山口(県道613号線の終点付近)には無料の駐車場があります。
(収容台数:80台程度)
特にレンゲツツジの見ごろの週末には日の出前から混雑をしていることも多いため、注意が必要です。
前日から車中泊や隣接する甘利山グリーンロッジに宿泊している人も多くいます。
JR韮崎駅からタクシーで行く場合
約40分で行くことができ、片道運賃の目安は5000円~6000円ほど(小型車)です。
※念のため、タクシー会社各社へ事前の確認をお願いします
韮崎駅周辺のタクシー会社
株式会社旭タクシー
0120-68-2331
有限会社韮崎タクシー
0120-69-2235
有限会社甲斐タクシー
0120-28-0255
バスツアーで行くという手段も
レンゲツツジが見ごろを迎える初夏の時期に各社が登山ガイドが帯同する日帰りツアー(主に都心発)を催行する場合があります。
初心者でも参加が可能で過去には女性限定ツアーなども催行されています。
>>甘利山の観光を含んだバスツアーを検索する
(Yahoo!トラベル)
※時期や定員により募集や催行がされていない場合がります
甘利山の見どころ
甘利山では駐車場も含めすべて無料で利用可能です。
駐車場から富士山のビュースポットまでは登山道を歩くのですが動物除けの柵なども整備されていて歩きやすいです。
富士山と甲府盆地を一望できるロケーション!
甘利山は富士山と甲府盆地を一望できるロケーションが人気です。その中で特に人気が高いビュースポットは山頂ではありません。
入口から5分ほど進んだ登山道の途中にある、東屋周辺が富士山と甲府盆地を望める場所になっているので、そちらから眺めていただくのをおすすめします。
このスポットでは富士山の左側から朝日が昇ります。
東屋へのスムーズな行き方
県道の終点から駐車場に入ってすぐ左手に「つつじ苑」というログハウス風の喫茶店兼売店があり、その手前が二手に分かれた登山道の入口になっています。
その左の登山道(つつじ苑を右手に見る形)から入ってください。
そこを5分ほど進むと左手に東屋があり、その右奥あたりが開けた場所になっています。
▼二手に分かれた登山道(Googleストリートビュー)
左(柵が立っていない方)の道を進んでください。
山梨県屈指のレンゲツツジの大群生地!
甘利山の山頂一帯は15万株ともいわれるレンゲツツジの一大群生地です。
富士山や八ヶ岳、鳳凰三山を眺める大パノラマと一緒にレンゲツツジを写真に収めることができます。
甘利山でのレンゲツツジの見ごろの時期
例年6月初旬~6月下旬
甘利山のレンゲツツジの最新開花情報
(韮崎市観光協会)
※随時更新予定です
富士山と雲海を見る絶景スポット
甲府盆地は霧が発生しやすく雲海になることも多いため、甘利山はその雲海を富士山を一緒に眺めることができるスポットとしても人気です。
甘利山から富士山の雲海が見られる時期や時間帯・条件は?
雲海自体は自然現象なので、確実に見れるということはないのですが、甲府盆地に霧(雲海)が発生しやすい時期や時間帯・条件などをご紹介します。
富士山の雲海が発生しやすい時期と時間帯
この甘利山からは甲府の街越しの富士山が眺められるのですが、甲府盆地は春から初夏、秋から冬にかけての昼夜の寒暖差が大きい時期に盆地霧の発生率が高まると言われています。
甘利山の開山期間でいうと特に10月と11月が雲海が見える確率が上がる時期であると言われています。
発生しやすい時間帯は、一般的に言われている時間帯と同じで、夜明け前から早朝にかけてです。
甘利山での雲海の発生条件
雲海の条件でよく聞く「放射冷却」は盆地や山間部で起こりやすく、甲府盆地は正に発生しやすい地理的な条件を備えています。
具体的には、前日に雨が降るなど湿度が高く、翌日に無風かつ晴れる(放射冷却が起こりやすい)予報が出ていると、高確率で雲海に出会うことができます。
甲府市(雲海の発生地点)の最新の天気予報
(tenki.jp)
標高1,700mの早朝はとても寒いですので、行かれる際には充分な防寒対策をしてください。
登山やハイキングでもできる!
甘利山は山梨百名山にも数えられるほどハイカーに人気の高い山です。
駐車場から山頂までは30分ほどで登れるのでお手軽なハイキング先としておすすめです。
また、山頂から2時間ほどで標高2138.5mの千頭星山(せんとうぼしやま)まで登ることができます。
登山時の注意点
特に千頭星山まで登山をする際には以下の点にご注意ください。
・登山の装備を万全にする
・熊が出没する場所なので熊よけグッズを携行する
・登山計画書(登山届)を提出する
甘利山の関連プラン
開山期間中の甘利山での拠点「甘利山グリーンロッジ」
※甘利山グリーンロッジは新型コロナウィルス感染予防の対策のため7月下旬から開所予定です
(2020年6月4日時点の情報です)
甘利山グリーンロッジの利用について
(韮崎市公式ホームページ)
ツツジの時期に駐車場を確実に確保したい方や、甘利山からご来光を拝みたい方などは、駐車場近くにある甘利山グリーンロッジに宿泊するのもおすすめです。
素泊まり形式で4人部屋/7000円~(市内在住者は5000円~)です。
※甘利山グリーンロッジは毎年5月1日~10月31日までの営業です。
お問い合わせ先
甘利山グリーンロッジ
※営業期間内のみの季節電話
090-8595-6141
甘利山から約1時間で行ける雲海テラス
ゴンドラで行く長野県富士見町にある「富士見パノラマリゾート」の雲海テラス(期間限定公開)も甘利山から1時間ほどで行けますので、雲海旅行(見れるかは運ですが…)を組んでみるのも面白いのでおすすめです。
まとめ
・甘利山でのツツジの見ごろは6月
・最寄りからのバス便はないため、車かタクシーでのアクセスが必須
・ツツジの時期の駐車場は大混雑するので注意
・雲海は春~初夏、秋~冬に発生しやすく、特に10月・11月は大きく発生しやすい
・千頭星山への日帰り登山も可能だけど準備はしっかりと
山の絶景が多い山梨県で、甘利山は富士山と花や雲海が一緒に見られる貴重なスポットです。首都圏からも日帰り可能なのでお出かけ先にいかがでしょうか?
甘利山の動画
夜明け前の夜景から、富士山と雲海が素敵な動画をご紹介します
斜面に広がるツツジの花を見ることができる動画をご紹介します
甘利山の基本情報
利用案内
開山時間
開山期間中は終日開放
閉山期間
例年11月下旬~4月下旬まで
料金(入山料)
無料
問い合わせ先
韮崎市観光協会
0551-22-1111
甘利山に関する各種情報ページ
甘利山と千頭星山の紹介ページ
(韮崎市観光協会)
甘利山の地図
山梨県韮崎市旭町
甘利山に行くなら一緒にまわれるおすすめ観光スポット
新府桃源郷(しんぷとうげんきょう)
-甘利山から車で約45分
わに塚の桜
-甘利山から車で約40分
【エリア別】日本全国の雲海スポット
日本全国にある定番から穴場までamAtavi編集部がおすすめする雲海スポットを発生しやすい時期の一緒にエリア別でまとめています。本格的な登山が必要ない車やロープウェイなどで行けるスポットを中心にご紹介しています。
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