「蔵王連峰」といえば、東北地方を南北に連なるあの有名な奥羽山脈の中にあり、宮城県と山形県にまたがる連峰です。
雪の多いエリアでスキー・スノーボードが楽しめるのはもちろん、温泉もあるので寒い冬にはじっくりと温まるという楽しみもあります。
特に雪が降り積もる季節の蔵王の樹氷は有名で、日本三大樹氷のひとつに数えられています。
夏場はウインタースポーツや温泉目当ての観光客やレジャーで訪れる方が多い冬とは異なり大混雑のシーズンではありません。ただし「御釜(おかま)」と呼ばれる山上の湖のエメラルドグリーンの湖面がこのシーズンの見どころでロープウェイを使えば登山とセットで楽しめるのは魅力です。
今回は、宮城・山形の二県にまたがる「蔵王連峰」の魅力や楽しみ方について詳しくご紹介します。
目次
蔵王(連峰)のみどころ
四季で異なる楽しみ方が出来る蔵王から目が離せない
ウインタースポーツを楽しむ方にとって蔵王といえば、スキー・スノーボードの聖地のひとつというイメージが強いのではないでしょうか。スキーやスノボなどのウインタースポーツでは雪質を重視する方も少なくありません。雪質においては国内の最高の雪質の代名詞として北海道をあげる方が多いのも事実です。
北海道のゲレンデが非常に優れているのは言うまでもありませんが、ここ蔵王にある蔵王温泉スキー場も北海道に勝るとも劣らない雪質だと多くのスキー・スノーボードファンから長らく人気を博しています。
また、何といっても外せないのが樹氷です。アイスモンスター・スノーモンスターともいわれる蔵王の樹氷は圧巻のひとことで、自然が造る芸術の名にふさわしい代物です。
ひとしきりウインタースポーツで楽しんだ後には冷えて疲れた体を癒してくれる温泉も文句のつけようがありません。
「雪と温泉」というパワーワードを前にすると、やはりスキー場がある場所は冬が訪れるベストシーズンのように思われがちです。ですが、蔵王には見落としがちな他のシーズンにも十分見ごたえのある絶景が広がります。
温かい季節に楽しむ雄大なカルデラ湖の「御釜」やトレッキングも楽しく、秋には一面の紅葉をロープウェイやリフトから眺める空中散歩を楽しんだり、新緑や紅葉の山道をドライブがてら楽しめたりと魅力を挙げれば枚挙にいとまがありません。
色々なシーズンに足を運んで、自分だけのベストシーズンを探してみてください。
蔵王(連峰)のおすすめポイント
蔵王温泉は歴史ある温泉郷
蔵王温泉は単純に温泉郷の名称というだけでなく、山形市の地名でもあります。立ち寄り湯(日帰り温泉)が可能な蔵王温泉大露天風呂(じゃらん)は、山形県山形市蔵王温泉荒敷853-3となっており住所にも蔵王温泉が含まれます。
開湯1900年前ともいわれていて県内で最も古い歴史を持つ名湯が、このように住所にまで深く浸透したのも歴史を考えれば当然かもしれません。
山間の景色は季節のたびにお色直しをして、どの季節にいっても目や心の保養になること間違いなしです。
このように人気温泉地でもある蔵王温泉には当然ながら多くの宿、日帰り入浴可能な場所が存在します。露天風呂で開放感溢れるリラックス空間を提供している場所も多いので訪れた際にはぜひ利用してみてください。
気になる泉質や効能は?
温泉施設では混雑具合やロケーションも重要な要素ではありますが、やはり一番気になるポイントは泉質や効能ではないですか。
蔵王温泉の泉質は強酸性で温泉独特の香りがする硫黄泉です。この温泉は、きりきず、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症などに効果があるといわれています。特に強酸性の湯は美肌効果があるといわれており、美人の湯の異名を持っています!
強アルカリ性の温泉も強酸性の温泉同様に美肌効果がありますが、強酸性の温泉にはいわゆるピーリング効果が見込めるので美肌へのアプローチが期待できます。但し、強酸性の名の通り酸性が強いので敏感肌の方などはあまりの長湯に注意して、短い時間を数回に分けて入るなどの対応が必要なのでご注意ください。
日帰り温泉を楽しめる施設や宿泊施設・足湯も体験!
蔵王温泉にはいくつもの温泉宿がありるので宿泊先選びには温泉施設で決めるのもひとつの手です。
また蔵王温泉に行ったなら、温泉地ならではの楽しみ湯めぐりもチャレンジしてみてはいかがでしょう。各宿泊施設で楽しむお湯はもちろん最高なのでひとつところでじっくり出たり入ったりしながらのんびり過ごすという楽しみ方もありますが、共同浴場や日狩り温泉施設を利用して散策を楽しみながら、途中途中で温泉を楽しんでみるのもオススメです。
共同浴場
共同浴場は地元の方々が管理されている温泉施設で上湯・下湯・川原湯と三つあります。それぞれの料金(協力金)は200円とたいへんリーズナブル。
写真の川原湯は源泉が湧出している場所にあたるためかなり熱いお湯だと評判です。上湯と下湯も感じ方はそれぞれですが、蔵王の温泉は全般的に熱いと感じる方が多いようです。
共同浴場は温泉に浸かる施設のため、基本的に洗い場はありません。下湯には簡易の洗い場がありますが石鹸等はありません、また石鹸等の使用は不可です。かけ湯で体を洗ってから入ります。このかけ湯ですが、湯温が高いと評判なので、衛生面ではもちろんですが、湯温や酸性に慣れるという意味でもぜひ行ってください。
また、お湯の特徴として酸性が強いので目に入るとしみることがあるので十分ご注意ください。
熱いと感じる人もいれば、ちょうどよいと感じる人もいます。ぜひご自身で体験してみてください。また、下湯には外に無料の足湯があるので、ちょっと角質が気になるなぁという方にはよりオススメです。
日帰り温泉施設
日帰り温泉もまた共同浴場と同様温泉巡りには欠かせません。宿泊せずに利用したい場合にも利用可能です。
日帰り温泉には純粋に温泉施設というものから、宿泊施設が日帰り用に利用開放しているものもあります。
蔵王温泉大露天風呂は、隣を流れる渓流に耳を澄ましながら露天風呂で自然と温泉を満喫できる施設(※積雪等の状況による)。
新緑の季節や紅葉の季節に訪れた方は、その景色にうっとりされるのではないでしょうか。蔵王ロープウェイ等からもそれほど遠くなく駐車場も広いので他の観光スポットを回る予定に組み込んではいかがでしょうか。
基本的に6:00~日没までとなり(時期によって変更あり)、人気のスポットでもあることから朝早めを狙うと非常にゆったりと施設を堪能できるのでオススメです。※冬季は雪のため休業です
<注意事項>
- 強酸性のため貴金属腐食が起こるのでアクセサリ等外す
- 滑りやすいので転倒注意
- 熱く感じるので必ず掛け湯をする
- 飲泉不可
- 温泉が目に入ると非常に痛いので気を付ける
- 脂分が落ちやすいのでゴシゴシ体をこすらない
- 衣類への温泉の付着は服を傷めるので体をよく拭う
湯の花茶屋 新左衛門の湯は足湯も備えているうえに、露天風呂も人気の温泉施設です。温泉街の中心地に位置していて食事処、有料の休憩スペース、土産物店も完備しているので温泉を楽しめるだけではなく、必要な施設がまとまっていて非常に人気が高いスポットです。
じゃらんでは限定プラン等もあるのでリンクからご確認ください。
七露天の湯は、通年営業の温泉施設で写真のように冬でも露天を楽しめます。(寒い場合があるのでご注意ください)
蔵王温泉スキー場からもほど近く、ウインターシーズンのレジャーで疲れた体を癒すのにも重宝します。内風呂は熱めで露天はぬるめなので暖かい季節でもゆったり浸かることができます。水曜日の午前中は休みで、それ以外は不定休です。営業時間は9:00~21:00なので、様々なシチュエーションで利用できそうですね。シャンプー等はシャワーブースで使用可能ですが備え付けのものはないので持参が必要です(タオル等含め)。
すのこの湯 かわらやは浴槽の下から源泉が湧出している全国でも珍しい温泉施設です。文字通りすのこの間から源泉があふれ出ています。日帰りでも有料休憩室があるので利用すればゆったり時間を楽しめます。(1部屋2時間 2,000円)
また食事はできませんが宿泊することも可能です。5月から9月までは9:00~20:30まで営業しておりそれ以外の時期は20:00まで。
大人600円・子供300円で、ビールとつまみのついた1,200円の入浴券もあります。また洗い場にはシャンプー等備え付けのものがあります。
蔵王温泉日帰り情報詳細
蔵王温泉の泉質はトロトロの硫黄泉であの独特の香が立ち込めます。開湯から1900年と言われる歴史ある温泉は日本武尊の東征の際に従軍した吉備多賀由が発見したと言われています。
それから時と共に複数の宿なども立ち並び総合マウントリゾートとして発展を遂げました。この硫黄泉は東北でも随一を誇る強酸性湯で、体内水分量を増加させ肌と血管を若返らせるとされています。
蔵王に足を運んだ際には必ず訪れたい場所です。
共同浴場紹介
問い合わせ先(共同浴場共通):蔵王温泉観光協会
TEL 023-694-9328
上湯共同浴場
営業期間:通年
営業時間:6:00~22:00
入浴料金:大人200円|小人100円(施設に備付けの箱に料金をいれる)
駐車場:なし
下湯共同浴場
営業期間:通年
営業時間:6:00~22:00
入浴料金:大人200円|小人100円(施設に備付けの箱に料金をいれる)
駐車場:なし
川原湯共同浴場
営業期間:通年
営業時間:6:00~22:00
入浴料金:大人200円|小人100円(施設に備付けの箱に料金をいれる)
駐車場:なし
足湯
下湯の足湯
営業期間:通年
営業時間:6:00~22:00
入浴料金:無料
駐車場:なし
問い合わせ先:蔵王温泉観光協会
TEL 023-694-9328
ろばた前足湯
営業期間:通年
営業時間:6:00~22:00
入浴料金:無料
駐車場:なし
※タオル販売あり
問い合わせ先:ろばた
TEL 023-694-9465
湯の花茶屋 新左衛門の湯足湯
営業期間:冬期不可
営業時間:10:00~ 18:00
駐車場:あり
問い合わせ先:新左衛門の湯
TEL 023-693-1212
日帰り温泉施設
湯の花茶屋 新左衛門の湯
営業期間:通年(不定休)
営業時間:
- 10:00~18:30(最終受付18:00)
入浴料金:大人1,000円|子供400円|3才以上幼児200円
駐車場:あり(65台)
問い合わせ先:湯の花茶屋 新左衛門の湯
TEL 023-693-1212
源七露天の湯
営業期間:通年(不定休)当面10:00~19:00の営業
営業時間:9:00~21:00
入浴料金:大人550円|子供300円
駐車場:あり
問い合わせ先:源七露天の湯
TEL 023-693-0268
蔵王温泉大露天風呂
営業期間:例年4月から11月(冬季閉鎖・積雪などの状況による)
営業時間:9:30~17:00 当面、平日9:30~17:00(最終受付16:30)・土日祝日 9:30~18:00(最終受付17:30)
入浴料金:大人700円|子供400円
駐車場:あり
※時期により異なる金額で夜間営業をしている場合がある
問い合わせ先:蔵王温泉観光 株式会社
TEL 023-694-9417
すのこ湯物語 かわらや
営業期間:通年(不定休)
営業時間:9:30~19:00
入浴料金:大人600円|子供300円
日帰り休憩(個室):2時間1室2,000円(1時間超過につき800円)
駐車場:あり
問い合わせ先:すのこ湯物語 かわらや
TEL 023-694-9007
複数の温泉や足湯、共同浴場から日帰り温泉まで様々な温泉を選ぶことができますし、温泉の泉質比べやロケーション比べも楽しいものですよね。
旅先のリラックスタイムを是非堪能してみてはいかがですか。
日本三大樹氷の迫力!蔵王の樹氷
山岳地帯の多い日本には、冬になると樹氷が見れる場所が多くあります。樹氷とは過冷却水滴・霧粒・雲粒が樹木に吹き付けられ凍結付着されたものです。
このような現象は「蔵王」のほか、北海道から九州の一部の山でも見ることができますが、特に 秋田の森吉山・青森の八甲田・山形/宮城の「蔵王」を指して日本三大樹氷と言われることが多いようです。
樹氷は各地で見られますが、特に森吉山(北秋田)・八甲田(青森)・蔵王(山形/宮城)の樹氷は多量の過冷却水滴と雪、強風に加え積雪がその樹氷を大きく成長させスノーモンスター(アイスモンスター)と呼ばれるほどの大きさになります。
森吉山についてはこちらから
八甲田についてはこちらから
その樹氷はどのようにできるかというと・・・
着氷(雪雲の中の過冷却水滴が枝・葉にぶつかり凍りつく)→着雪(着氷の隙間に多くの雪が取り込まれる)→焼結(0℃付近の雪が互いにくっつき固まる)
この工程を繰り返しながら風上に向かい肥大してゆきます。
そしてこれらの樹氷の中で、蔵王の樹氷は特に有名です。樹氷のライトアップが実施されており、雪上車に乗って樹氷のライトアップなどを間近で体験する「樹氷幻想回廊」ツアーも実施されています。
「樹氷幻想回廊」ツアーの2023-2024シーズンの開催日程は2023年12月23日(土)~2024年2月25日(月)(期間中の36日間限定)17:00~(最終19:00)で開催されます。※ご利用の予約は7日前までとなっているのでお忘れなく!利用日の7~9日前より予約受け付け。
ナイタースキーやスノーボードとも違う新たな夜の雪山の楽しみ方を是非体験してみてはいかがでしょうか。
樹氷の見ごろは!?
樹氷ができるまでには先ほどご紹介した通り、いくつかのステップを踏むので時間がかかります。その樹氷の見ごろは、天候にも左右されますが1月下旬から3月上旬と言われています。
12月下旬頃から樹氷ができはじめ、1月の下旬の頃から見頃を迎えます。年末年始と1月の週末、2月にはライトアップもされるので、夜の幻想的なライトアップも見たい!という方はこの頃を狙って予定を立てるのがおすすめです。
蔵王の紅葉カーペットの上を空中散歩
東北の秋は関東や関西、九州と比べると早く訪れます。
夏の終わりを各地で迎えるころ、徐々に気温が低くなるとともに「蔵王」の木々も徐々に紅葉・黄葉が始まってゆきます。
蔵王山麓駅 からロープウェイを利用すれば 樹氷高原駅まで約7分で行くことができます。頂上付近へと進むにつれ一面の紅葉や黄葉を敷き詰めたような景色のうえを空中散歩しているような気分になるのではないでしょうか。
また、蔵王には約30分から約1時間をかけてまわれるビギナーコースや、約1時間30分から2時間かけて歩く一般コース、約3時間から約4時間かけて歩ききる健脚コースと複数のトレッキングコースが用意されています。
これらのコースはロープウェイを使わずに登山をするコースも含まれています。空中散歩はしたいという方はロープウェイを使用するコースを選んでみてください。
蔵王連峰のように高山の紅葉は山頂付近より進みます。また山頂と麓とでは気温差も大きくなります。そのため紅葉の観賞ポイントや、季節に合わせ服装を考える必要があります。
山頂付近は夏でも半そででは肌寒いですし、秋から冬にかけてはより寒くなります。
紅葉の見ごろは例年9月下旬~10月(山頂付近は早めに見頃を迎えます)
この頃になると山頂はかなり寒く、風が強ければ体感温度はさらに下がることが予想されます。長袖はもちろんのこと防寒用の上着がおすすめです。
メンズ
レディース
(ザ・ノース・フェイス) THE NORTH FACE コンパクトジャケット NPW71530 CB コズミックブルー M
のような上着があると便利です。また、舗装された道路というわけではなく歩きにくい場所も出てくるので、履物も歩きやすいものを選ぶことがおすすめです。
トレッキングシューズ(amazon)なども便利かもしれません。
ご自身の選ぶコースや、行かれる時期・天候などに合わせて準備の上、紅葉もゆる「蔵王」の秋を堪能してはいかがでしょうか。
蔵王エコーラインと蔵王ハイライン・御釜
「蔵王」には「蔵王エコーライン」という新緑や紅葉を楽しめる素敵なドライブコースがあります。冬季には閉鎖されるこのコースは宮城県の蔵王町と山形県の上山市(かみのやまし)を結ぶ全長26㎞にも及ぶ山岳観光道路です
例年4月の開通時期には道路脇に雪の壁を見ることもでき、新緑の時期の爽快な景色や、紅葉の頃のため息の漏れるような景色と季節ごとに大自然が作り出す絶景を楽しめます。
カーブが多く運転には気を遣うので、ドライバーの方は走行中に景色を楽しむことは出来ないかもしれませんが、道中に見晴らしポイントが多くあり停車もできるので、ここだ!というポイントで休憩をしながらドライブを楽しんでください。
また、山の上ということもあり雲にすっぽりと覆われてしまい視界が非常に悪くなる場合もあるので、くれぐれも安全運転を心がけて楽しんでください。
この大自然の絶景は山の森林の美しさに留まりません。「蔵王」の一大観光名所「御釜(おかま)」は外せません!
五色沼とも呼ばれる「御釜」は蔵王刈田岳(ざおうかつただけ)/熊野岳/五色岳 の三峰に包まれた円型の火山湖で、その形状が釜に似ていることから「御釜」と呼ばれます。
湖面はエメラルドグリーンで、水質は酸性で生物は一切生息できません。また色調は季節によって変化すると言われています。
車でのアクセスは「蔵王エコーライン」より分岐する蔵王ハイラインという有料道路を使用し終点の駐車場から徒歩約3分でレストハウス、徒歩約5分で展望台へたどり着けます。
冬の樹氷と並んで「蔵王」を象徴する観光スポット「御釜」と雄大な自然との調和したここでしか見れない景色を是非堪能してはいかがですか。
車ではなくロープウェイで「御釜」へ行かれる場合はロープウェイの山麓線を利用し「蔵王山麓駅」から「樹氷高原駅」へ、そこから山頂線に乗り継いで「蔵王地蔵山頂駅」へ。
その先は徒歩で向かうことになりますが、歩きやすい履物で行くという点と、山頂付近は地上より空気も薄くなりますのでゆったりとしたペースで行くことを想定し時間には余裕をもってお出かけされることをおすすめします。
また水分や簡単に食べれる飴などをお忘れなく。
蔵王の関連イベント・プラン
グルメだって堪能したい!
「蔵王」というというと自然美やウインタースポーツばかりが注目されがちですが、その大自然に育まれた美味しいものも豊富にあります。
全国的にも知名度を上げてきている「蔵王チーズ」は蔵王山麓の緑に囲まれた広大な牧場で育った乳牛の良質なミルクをベースに作られたチーズ。また、このミルクをベースにしたソフトクリームやプリンなどのスイーツも是非食したい一品です!
桃やブルーベリーなどの季節のフルーツもおいしく、そしてお肉好きには堪らない「蔵王爽清牛」というブランド牛と恵まれた自然を活かした美味しいグルメが豊富にそろいます。お土産にも最適ではないでしょうか。
また、ジンギスカンは北海道というイメージが全国的に広く認知されていますが、現在のような鉄鍋を使った調理スタイルのジンギスカンは蔵王が発祥という説もあるほどジンギスカンも盛んで、名店も多数あります。
L-カルニチンやビタミンBも豊富ということで話題のラム肉で北海道とはまた一味違う「蔵王」のジンギスカンを楽しんでみませんか。
蔵王の魅力関連の動画
素敵な「御釜」の動画をご紹介します!
蔵王の樹氷をとらえた動画をご紹介します!
蔵王 樹氷・御釜の基本情報
利用案内
営業時間
樹氷見ごろ
例年1月~3月頃(樹氷は12月頃より始まります)
御釜
概ね4月下旬から10月 ※冬季は閉鎖
但しすみかわスノーパークでは3月ごろに雪に包まれた「御釜」及び「刈田嶺神社」奥宮への雪上車によるツアーが組まれています
蔵王ロープウェイ
山麓線:8:30~17:00(変更の場合あり)
山頂線:8:45~16:45(変更の場合あり)
※天候により運休の場合あり
※多客時は臨時運行の場合あり
料金
蔵王ロープウェイ
行先 | 区分 | 片道 | 往復 |
---|---|---|---|
地蔵山頂駅 | おとな | 2,000円 | 3,800円 |
こども | 1,000円 | 1,900円 | |
樹氷高原駅 | おとな | 1,000円 | 2,000円 |
こども | 500円 | 1,000円 |
蔵王関連 問い合わせ先
蔵王ロープウェイ
連絡先:023-694-9518
蔵王温泉観光協会
連絡先:023-694-9328
蔵王町観光物産協会
連絡先:0224-34-2725
お問合せページ(蔵王町観光物産協会)
蔵王に関する各種情報ページ
>>楽天トラベルで周辺のホテルをさがす
>>じゃらんで周辺のホテルをさがす
>>JTBで周辺のホテルをさがす
>>一休.comで周辺のホテルをさがす
>>ゆこゆこネットで周辺のホテルをさがす
蔵王 ロープウェイ山麓駅への行き方・アクセス
公共交通機関
JR山形駅 山形駅前停留所 → 山交バス → 蔵王温泉バスターミナル 約40分
バス時刻表
車
東北自動車道 南洋高畠I.C より 約1時間
東北自動車道 白石I.C より 約2時間(蔵王エコーライン経由になるので冬季不通)
東北自動車道 山形蔵王I.C より 約40分
駐車場
あり(有料)
蔵王 御釜の地図
蔵王山麓駅
御釜
あわせて読みたいおすすめの記事
山形エリアの関連記事
全国パワースポットの関連記事