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日光東照宮の知られざるパワースポットや見どころを徹底解説

更新日:

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公式サイト等で最新情報をご確認ください。

世界遺産「日光の社寺」の筆頭として国内外から人気の観光先『日光東照宮』。

陽明門や三猿、眠り猫などの建築物や彫刻は超有名で参拝者の誰しもが見学や撮影をしていると思いますが、今回はあまり知られていない境内のパワースポットを中心にアクセスや駐車場情報なども紹介していきます。

国内でも有数のパワースポットである日光の中で更にパワーを授けてもらえるスポットもありますよ!

日光東照宮とは?

日光東照宮_陽明門_001

日光東照宮と言えば陽明門が代表的です

日光東照宮は1617年に江戸幕府を開いた徳川家康公をまつるために二代将軍・秀忠が建立し、三代将軍・家光が現在の形にしました。

正式名称は「東照宮」なのですが全国各地にある東照宮の総社とされ、それらとの区別をするために「日光東照宮」と呼ばれています。

なぜ日光に建てられたのか?

日光は奈良時代より陰陽道や風水でいう「龍穴(りゅうけつ/大地のパワーが集まり噴き出す聖地)」とされ、修験道での修行の場としても信仰をあつめる強力なパワースポットでした。

そのような背景と江戸幕府の中心、江戸城(現在の皇居)の真北に位置するこの場所に北の守りを固める目的で陰陽道や風水の理論・手法を用い建てられたのが日光東照宮です。

また、この地への建立は徳川家康公の遺言ともいわれています。

日光東照宮のご利益は?

家康公は天下分け目の関ケ原の戦いを勝ち抜き、その後、約260年続く江戸幕府の開祖として日本人の誰もが知っている存在です。

また、当時としてはとても長寿である75歳まで生きたなどの逸話も残っていることから、様々なご利益を授けていただけると考えられています。

・勝負運
・仕事運
・出世運
・健康運
・病気平癒
・子宝 など

知られざる強力なパワースポットと見どころ

修学旅行先としても人気の日光東照宮は多くの方が訪れ、その際には代表的なスポット(陽明門や三猿、眠り猫など)を中心に参拝をしていると思います。

しかし、数多くの見どころがある東照宮で知っていると更にパワーを授かれる場所や自慢したくなるスポットがありますので紹介します。

日光東照宮の境内とその周辺の超強力パワースポット

北辰の道の起点

陽明門の正面、石畳参道の角あたりが「北辰の道の起点」という強力なパワースポットです。その中でも石畳1枚分の場所にパワーが集まるとされています。

北辰(ほくしん)とは北極星のことで、古来中国より特別な星として宇宙の中心と考えられ、日本の風水や陰陽道でも大きな力を持っていると考えられてきました。

「北辰の道」とは江戸から東照宮を通り、北極星へ続く道のことでこの場所がその起点といわれています。

また、ここは更に二の鳥居の中に陽明門が収まるように見え、その真上(真北)に北極星が出るので強力なパワーが集まる場所とされています。

北辰の道の起点の探し方

(↓このストリートビューでは陽明門を背にして立っています)

1.陽明門を正面にして石畳参道の角に立つ

2.角から「▼」の石畳を右に3個分進む

3.移動した点から「◆」の石畳を前に2個分進んだ場所

順序3で立つ場所が「北辰の道の起点」といわれています。

奥宮(おくみや)とその参道

日光東照宮_奥宮参道

奥宮への参道は歩いているだけで落ち着きます

日光東照宮の最奥にある東照大権現(家康公の神名)の霊廟(お墓)がある神聖な場所です。

奥宮への参道は龍脈(りゅうみゃく/風水での良い気の通り道)で、宝塔周辺(特に真横~真裏)は生気(気力エネルギー)の発生場所といわれています。

この場所を参拝後、同じ場所にある井戸の水に触れると、ここで得た気を定着できるともいわれています。

また、宝塔の隣にそびえ立つ大木は「叶杉(かのうすぎ)」と言いこの杉のえぐれている部分がほこらのようになっていて、ここで願い事を言うと願いが叶うと伝わることから叶杉と呼ばれています。

最近ではこの場所を撮影して待ち受け画面にすると、ご利益を授かれると人気が出ています。

宝塔の脇にある叶杉

二荒山神社への参道(上神道)

日光東照宮_上神道

上神道の石灯ろうが並ぶ姿は撮影スポットとしてもひそかな人気です

日光東照宮から五重塔を左手に見ながら進む二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)への参道を「上神道(かみしんみち)」といい、こちらも龍脈でパワースポットとなっています。

二荒山神社は日光三山(男体山(なんたいさん)・女峰山(にょほうさん)・太郎山)をご神体とする神社です。

三山の親子3神をまつっていることから縁結びや子宝・安産などにご利益があるといわれていますので、この参道を通ることで更なるご利益が期待できるかもしれません。

日光東照宮の境内で知っていたら更に楽しめる見どころ

照降石(てりふりいし)

石鳥居(一の鳥居)の手前の真ん中にある斜めに黒い模様が入っているのが照降石です

照降石は日光東照宮の七不思議にも数えられる天気予報ができる石です。

この石についている斜めの黒い模様がより黒くなれば翌日に雨が降るといわれています。

普段は大きな石鳥居に目が奪われて足元を見ないことが多いので日光東照宮への参拝の際にはぜひ見ておきたいスポットです。

五重塔の十二支の彫刻

日光東照宮_五重塔

石鳥居(一の鳥居)をくぐった先の左手に見える高さ36mの立派な五重塔があります。

その1層目の屋根の直下には十二支それぞれの彫刻が施されています。この彫刻は東西南北の4面にそれぞれ3体ずつ配置されていて、参道から正面(東側)には右から寅(トラ)・卯(うさぎ)・辰(龍)の順で並んでいます。

なぜ、子(ねずみ)からではないかというと、これが徳川三代将軍の順になっているからだといわれています。

徳川三代将軍のそれぞれの干支
初代・家康:寅
二代・秀忠:卯
三代・家光:辰

十二支を数える際のはじまり「子」の彫刻は北側の真ん中から始まっていて、4面ですべての干支の彫刻があることから、参拝した際に自分の干支を探して見つけるとパワーを授かるかもしれません。

※西側(裏側)にある「申(さる)・酉(鶏)・戌(犬)」は通常では見ることができませんが、五重塔が特別公開された際には見ることができます

三猿を見る際に縁起が良いタイミングがある

日光東照宮_神厩

日光東照宮を代表すると言っても過言ではない神厩舎に施されている彫刻「三猿」(見ざる・言わざる・聞かざる)ですが、タイミングが良いとさらに縁起が良くなるといわれています。

それは、神厩舎(しんきゅうしゃ)の中に「神馬(しんめ/神様に仕える馬)」がいるタイミングで見ることです。

三猿の本来の意味は“幼いころは悪事を見たり、聞いたり、言ったりしないで、良いことだけを受け入れて素直な心で育ちなさい”という教育理念的なものを表しているといわれています。

日光東照宮_三猿

それとは別に「馬上封侯(ばじょうほうこう)」という中国の言い伝えがあります。

これは「馬の上にいる猿(役人)が昇進する」という意味合いで、転じて喜ばしいことがもうすぐ訪れるという縁起の良い組み合わせとされています。

ですので、三猿を見る際には神厩舎の中にも注目して馬がいれば良いことが起こるかもしれません。

日光東照宮でのガイド・その他のスポット

日光東照宮のガイド人「堂者引き」

日光東照宮では「堂者引き(どうじゃびき)」と呼ばれる案内人(ガイド)がいます。

東照宮をはじめ、世界遺産の輪王寺と二荒山神社も詳しい解説付きで案内をしてくれます。

堂者引きとは1655年に始まった案内人制度で、当時から神聖な場所であった東照宮内を大名をはじめ将軍名代や諸奉行・家来、一般人に至るまで境内を案内をしてきました。

いわば「東照宮公認のガイド」ともいえる存在です。

堂者引きの料金や詳細はこちら
(日光殿堂案内協同組合公式サイト)

日光東照宮での主なスポット

今回は少しマニアックな場所やポイントを紹介してきましたが、日光東照宮はご存知の通り、国宝や重要文化財の宝庫です。

紹介しきれなかった境内での有名スポットは日光東照宮公式サイトよりご確認ください。

日光東照宮の関連イベント

ライトアップ日光

日光東照宮を含む、世界遺産「日光の社寺」(その他:二荒山神社、日光山輪王寺)で年に3日間のみライトアップされるイベント「ライトアップ日光」が紅葉の時期の開催されます。

こちらの記事で最新の開催情報を紹介しています。

日光の社寺(栃木) | 2022年紅葉ライトアップ・見頃情報

日光東照宮の動画

日光東照宮の境内の様子がわかる映像を紹介します

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日光東照宮の基本情報

利用案内

参拝時間

4月1日~10月31日
9:00~17:00

11月1日~3月31日
9:00~16:00

※全期間、最終受付は閉門30分前です

閉門日

なし

拝観料金

対象 大人
高校生
小・中学生
東照宮のみ 1,300円 450円
東照宮+宝物館 2,100円 770円
宝物館のみ 1,000円 400円

※美術館は別途、入館料がかかります

問い合わせ先

日光東照宮 社務所
0288-54-0560

日光東照宮に関する各種情報ページ

日光東照宮の公式サイト

日光東照宮境内の地図

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日光東照宮への行き方・アクセス

公共交通機関

JR日光線「日光駅」・東武日光線「東武日光駅」よりバスで約5分

東武鉄道・バスがお得になるフリーパスも販売しています
日光路線バス・フリーパス情報・時刻表
(東武バス公式サイト)

日光宇都宮道路「日光IC」より、国道119号線を経由して約10分

バスツアーで行くのもおすすめ

バスツアーイメージ

※写真はイメージです

日光東照宮は公共交通機関では若干アクセスしづらい場所にあるので、バスツアーを利用して行くのもおすすめです。

人気のバスツアー会社「クラブツーリズム」では、関東各地を中心に出発する日光東照宮の参拝が組み込まれたツアーを企画しています。

日帰りから3泊4日まで充実したプランが揃っています。

日光東照宮ツアーの探し方
①下記の「クラブツーリズム公式サイト」のリンクをタップ
②遷移先の画面右上にある「ツアー検索」のボックスをタップ
③検索条件画面の下部「さらに条件を追加する+」をタップ
④「キーワード検索(観光地等)」に『日光東照宮』を入力
⑤「検索」ボタンをタップすると出発地ごとのツアーが出てきます
※時期や定員などにより催行されていない場合もあります

クラブツーリズム公式サイト

駐車場

あり
(600円/約200台)
※周辺にも数多くの駐車場がありますが、大型連休や紅葉シーズンなどでは早い時間から満車・渋滞になるので、公共交通機関の利用がおすすめです

日光東照宮の地図

栃木県日光市山内2301

【エリア別】日本全国の紅葉ライトアップ情報

日中のもみじ狩りも素敵ですが、ライトアップされて赤く染まる紅葉も幻想的です。日本全国の紅葉のライトアップの最新情報をエリア別でご紹介しています。

↓こちらから特集ページをご覧いただけます
>>【エリア別】紅葉ライトアップの最新情報

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