秩父エリアでは、長瀞ラインくだりや西武秩父駅前温泉 祭りの湯や三峯神社などみどころがたくさんあります。
そんな秩父では冬季限定のイベント秩父三大氷柱が2024年も開催します!
2024年開催では利便性向上のため、2024年1月13日(土)から2月25日(日)までの土休日に下り特急列車9本と上り特急列車5本が芦ヶ久保駅へ臨時停車することが西武鉄道より発表になっています。
開催日程のみ発表になっていますが、あしがくぼの氷柱の開催詳細については随時更新予定です。
今回ご紹介するあしがくぼの氷柱は、三十槌の氷柱・尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱とならび秩父三大氷柱のひとつに数えられています。※それぞれの会場で日程は異なるのでご注意ください
その中でもあしがくぼの氷柱は都内からの小旅行にはうってつけの場所です。
秩父三大氷柱はそれぞれの特色を持ちながら、冬シーズンの秩父を盛り上げていますがこれらは地元の方々の手作りのイベントです。
各エリアで環境整備協力金として数百円かかりますが、快くお納めください。
三十槌の氷柱についての記事はこちら!
秩父三氷柱のひとつあしがくぼの氷柱のみどころ
あしがくぼの氷柱は電車から見れる?!
西武鉄道ではこのイベントの時期に合わせ、土休日の一部の特急が通常は停車しない芦ヶ久保駅に停車する一大イベントで、その姿は電車の車窓からものぞめます。また、一部の電車では氷柱が見えるポイントで速度を落として走ってくれたりします。
2024年開催も土日祝のライトアップは事前WEB予約制の予定。申込は
https://www.yokoze.org/2023/12/43558/
(横瀬町観光協会 公式サイト「歩楽里(ぶらーり)よこぜ」)
をご確認ください。
最近ではこのように絶景ポイントで速度低下をするようなサービスが全国的に増えていますよね。
あしがくぼの氷柱のおすすめポイント
あしがくぼの氷柱は駅近!!電車の旅がお得
秩父三大氷柱の中であしがくぼの氷柱は何といっても駅から近い!
西武秩父線 芦ヶ久保駅から徒歩約10分で氷の世界へたどり着けます。
秩父三大氷柱の他の二つがそれぞれ駅から更にバスで1時間程度、または車でアクセスという状況を考えると一番手軽に行けそうですよね。
また西武鉄道では特典付きのお得な切符の販売もされているので併せてチェックしてみてください。
あしがくぼの氷柱は寒い日がおすすめ?!
あしがくぼの氷柱は2014年から始まったまだまだ若いイベントです。
何故最近から始まったのかといえば、あしばくぼの氷柱は氷柱のある秩父郡横瀬町の町民のボランティアの皆さんの手によって作られる人工の氷柱だからです。
正丸峠を越えた場所では雪が降ることも多く、冷えた空気が氷柱を含む氷を一層成長させます。逆に暖かくなると溶けてしまいます。そのため迫力のはる氷柱を鑑賞するには、寒い日が続いたあとに防寒対策をきっちりとして見に行くのがおすすめです。
あしがくぼの氷柱はペットが同伴できるって本当?
会場内にウッドチップを敷いていることから、自然環境にある会場の中では歩きやすいので、日頃お留守番の多い大切なワンちゃんともお出かけすることができます。 さすがに猫は寒さを嫌がるかもしれませんね・・・。
とはいうものの、自然環境の中なので天候によって足元が悪い日も当然あると思います。開催元にお問い合わせの上で同伴されるかはご判断ください。
公式サイトにはペット同伴時の注意事項も記載されているので、是非一度ご覧になってください。
あしがくぼの氷柱はイベントも充実!
「あしがくぼの氷柱」はメインその幻想的な氷柱です。ライトアップの頃はさらに冷えますが、その寒さの中でライトアップされた氷柱がより素敵な世界を演出します。
メインの氷柱はもちろんですが、開催期間中にはさまざまなイベントが用意されています。
ちちぶ三大氷柱をめぐるバスツアーも
ちちぶ三大氷柱(あしがくぼ・尾ノ内・三十槌)を巡るバスツアーが実施予定
それぞれのコースをご紹介します
-ちちぶ三大氷柱巡りバスツアー
実施予定日:2024年1月26日(金)
2024年1月27日(土)
2024年1月28日(日)
2024年2月 2日(金)
2024年2月 3日(土)
2024年2月 4日(日)
2024年2月 9日(金)
2024年2月10日(土)
2024年2月11日(日)
2024年2月12日(月・祝)
2024年2月17日(土)
2024年2月18日(日)
行 程: 西武秩父線 横瀬駅(出発11:30)⇒天狗坂(昼食11:40~12:40)⇒JAよこぜ農産物直売所(12:45~13:30)⇒尾ノ内氷柱(14:30~15:15)⇒三十槌の氷柱(16:15~16:55)⇒あしがくぼの氷柱(ライトアップ17:40~18:40)⇒横瀬駅(解散19:00)
料 金:10,000円(中学生以上)・8,000円(小学生以下)※ともに税込
※代金には入場料、昼食代、貸切バス代、駐車料、保険代、他諸経費が含まれる
また天候等の状況により、内容が変更となる場合があります。
-注意事項
■集合時間:11:15(出発11:30)/■集解散時間:19:00頃
■受付場所:横瀬駅構内停車バスにて
■申込受付:各実施日の7日前まで
■最少催行人員:各実施日とも18名
■キャンセル料:7日前10%、6~4日前20%、3日前~前日30%、当日50%、無連絡100%
※今後の社会情勢等により、コース内容の変更または催行中止の可能性あり。
※催行人数に達しない場合の中止の場合は実施日の3日前、 天候による中止の場合は実施日の2日前に公式サイトで告知
-申込・問合せ先
秩父地域おもてなし観光公社横瀬支店(ブコーさん観光案内所)
TEL:0494-25-0450 (午前8:30~午後5:00)※水曜日・12/31~1/2を除く(旅行取引条件説明書)
その他詳細はちちぶ三大氷柱めぐりバスツアー2024をご確認ください。
あしがくぼの氷柱の関連イベント・プラン
いちご狩り
秩父エリアは、自然や温泉が有名ですが「いちご狩り」も実は人気です。
1月~6月中旬ごろまで楽しむことができます。
いくつもの農園がありますが、営業日や開園・閉園時間などはまちまちですので各園にお問い合わせしていかれることをお勧めします。
食べ放題料金は期間により異なります。
標準的には
- 小学生以上:1,700円~1,200円
- 小学生未満:900円~600円
あしがくぼの氷柱の動画
素敵な2018年のあしがくぼの氷柱動画をご紹介します!!
あしがくぼの氷柱の基本情報
利用案内
営業日・開催日程
2024年1月6日(土)~2月25日(日)
営業時間
-月~木
9:00~16:00(最終入場16:00)
-金~日・祝
9:00~20:00
-ライトアップ
17:00~20:00(最終入場19:30)
※土日祝ライトアップは事前WEB予約制
※昼夜入れ替えのため入場できない時間帯あり
事前予約・チケット購入
氷柱チケット提示で割引になる施設一覧
休業日
期間中休みなし(ライトアップは週末限定)
※荒天等の場合は主催者にお問い合わせください
料金
500円(中学生以上)300円(小学生)
問い合わせ先
問い合わせ先:横瀬町観光 産業振興協会
連絡先:TEL0494(25)0450
※横瀬町観光Webサイト歩楽里(ぶら~り)よこぜのお問合せフォームからも問合せ可能です。
あしがくぼ氷柱に関する各種情報ページ
あしがくぼの氷柱への行き方・アクセス
公共交通機関
西武鉄道 西武秩父線 芦ヶ久保駅 下車 徒歩 約10分
秩父漫遊きっぷ
※開催期間中の乗車ポイント(SEIBU Smaile POINT)が貯まるキャンペーンも。(事前にエントリーが必要)
詳しくはこちら
車
圏央道 鶴ヶ島I.C.から 約1時間
駐車場
あり
※道の駅果樹公園あしがくぼ第二駐車場に停めることができます(会場まで徒歩10分)が、駐車場が大幅に不足していたり、道路の凍結などがありますので公共交通機関でのお出かけがおすすめです。
土日祝限定で横瀬駅、いちご狩りや日帰り温泉等を循環する無料シャトルバスが運行 時刻表PDF
あしがくぼの氷柱の地図
Tea break -Cover Story-
春には消える白い華
昨日までの陽気が嘘のように、ベッドから起き出すのがしんどい冷え込みだった。
ただ、ベッドから出てしまえば一気に目が覚めるのが冬の良さ。
ガタガタ震えながら暖房をつける。
少し暖まった部屋で、いつもより一枚多く長袖のTシャツを着て、タイツまで履く。
これで防寒対策は完璧だ。
極寒エリアへのお出かけの装備は最近この形がデフォルト。
マフラーを巻きつけ、グローブをすれば少し暑いくらいだ。
さほど着ぶくれもしないので、その上に着るものにも困らないのが良い点だ。
冬に出かけるといえば、昔はゲレンデが多く、体を動かすことも合わさって寒さをさほど感じなかった。
今では、イルミネーションに代表される都市型イベントも多く、寒風吹き荒れる中で時間を過ごすことも多い。
そのため防寒は欠かせない。
澄んだ空気の中で見る光の祭典は、それはそれで格別な華やかさがある。
今回はその両方を楽しめるとあっては行かない訳にはいかない。
二つ返事で誘いを快諾した。
そんなこんなで、特急に揺られある程度時間がたったころ一段と寒くなった気がした。
目的の駅から歩く道すがら、息は白く弾む。
ウインタースポーツでもなく、温泉目的でもない。
ただ、氷の柱を見に行く。
それは、小さい頃、登校の際に誰も踏み入れていない霜柱を踏み鳴らしたようなワクワク。
ささやかだけど、楽しい。
その場所に着いて思った。
寒さを忘れるというのとは少し違う。
むしろ寒さが身に染みる。それでも見ていたい絵がそこにはあった。
日が傾いてゆく。
表情がコロコロと変わる。
しんしんと体も冷えてゆく。
日が沈むころになってようやく、白い氷の華は色づき始める。
幻想的な空間に包まれながら、いよいよ下がった気温のなか防寒をしっかりしてきたことにホッと胸を撫でおろした。
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