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日光 湯西川温泉のかまくら祭は2024年も開催決定!

更新日:

掲載情報は変更になっている場合があります。
公式サイト等で最新情報をご確認ください。

日本各地には夜景が綺麗なスポットが多く、すでに有名なものもあれば、あまり認知されていないイベントも多くあります。

『日本夜景遺産』をご存知でしょうか?

国内の夜景スポット、夜景イベントを認定することにより広く観光資源として活用していこうという意図のもと検定という形で各地の夜景を『夜景遺産』として認定されたものが『日本夜景遺産』です。
関東では「あしかがフラワーパーク」、「大阪・光の饗宴」や「神戸ルミナリエ」等も『日本夜景遺産』に登録されています。

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『日本夜景遺産』賛同企業・団体は100を超え、今後ますます注目を集めそうな勢いです。

『日本夜景遺産』には「自然夜景遺産」「施設型夜景遺産」等いくつかの種類がありますが、今回はその中で「歴史文化夜景遺産」に認定されている『湯西川温泉 かまくら祭』を中心ご紹介します。

湯西川温泉 かまくら祭のみどころ

湯西川温泉はどこにあるの?

今や世界中から観光客が訪れる日光。「湯西川温泉」はこの日光を擁する栃木県の日光市にあります。

日光市では「日光」「鬼怒川・川治」「湯西川・川俣・奥鬼怒」「今市」「足尾」の5つのエリアに分けていて、湯西川温泉は「湯西川・川俣・奥鬼怒」に分類されています。

日光市の温泉地では日光鬼怒川温泉が有名ですが、「湯西川・川俣・奥鬼怒」エリアにも温泉が多くあります。

そして、日光エリアは世界遺産の東照宮や二荒山神社をはじめ、東武ワールドスクウェアや日光江戸村などのみどころが豊富。それに加えて温泉も豊富です!!

日光温泉、鬼怒川温泉、中禅寺温泉そして湯西川温泉等の温泉街があり、このエリアに宿泊で訪れた場合も、日帰りの場合でも楽しめる温泉が多くあります。

これからご紹介する「湯西川温泉 かまくら祭」は寒い雪の白に、火のゆらめきが温かさを与えるような幻想的で素晴らしい景色を堪能できます。お時間を調整して日光エリアの温泉も是非楽しんではいかがでしょうか。

湯西川温泉 かまくら祭のおすすめポイント

平家の落人伝説残る場所でかまくら体験

「湯西川温泉かまくら祭」は例年1月下旬~3月上旬まで開催されます。開催期間はほぼ1か月です。

平家の家画像
メイン会場は「平家の里
全国各地に平家の落人(おちうど)の伝承が多くありますが、湯西川温泉も平家の落人が身を隠して生活した場所だとの伝説が残っています。

この会場では 雪化粧した茅葺き屋根の家々や 、実際に人が入れるかまくらの中で温かい食事を楽しむこともできます!

スノーパークでソリ体験ができる『水の郷』

スノーパーク画像
この時期だからこその雪遊び。日中の時間帯(10:00~15:00 ※最終受付14:00)の開園ですが、大きなかまくら体験や長い滑り台をソリで滑降!なんて体験ができます。

『湯西川水の郷 スノーパーク』は水の郷敷地内で楽しむことができます。入場料として大人1,200円/子供600円はかかりますが、そりあそび代等が含まれています。

雪遊びで冷え切ったり、疲れ切った体を大浴場や露天風呂で癒すもよし、足湯もあるのでじっくりのんびりするもよし。お食事処やお土産店なども併設されているのでひょっとしたら一日楽しめてしまうかもしれませんね。
※各種状況によりスノーパークは開催中止の場合があるので最新を湯西川 水の郷 公式サイト等をご確認ください。

沢口河川敷 「ミニかまくら」は日本夜景遺産

かまくら祭と銘打っていますので、いろいろな会場でかまくら体験ができます。

そして、今回の夜景遺産に登録されている沢口河川敷の「ミニかまくら」は必見!!ボランティアの手で作られた「ミニかまくら」の中にガラスコップに包まれた蝋燭の炎が揺らめきます。

真っ白い雪の中、炎が揺らめく幻想的な世界に是非飛び込んでください。じっくり楽しんで冷え切ってしまっても、湯西川温泉に浸かりほっこりして体の芯まで温まれます!

湯西川温泉 かまくら祭2023の関連イベント・プラン

この時期一大イベントとして開催される 『湯西川温泉 かまくら祭』には他にも多くの会場があります。

沢口河川敷ミニかまくら会場

「日本夜景遺産」にも認定された“ミニかまくら”を期間中の金・土・日に楽しむことができます。
沢口河川敷ミニかまくら会場は期間中の金・土・日のみ
時間:17:30~21:00

平家の里会場

平家の里会場は毎日開催されます。有料で1日利用券(9:00~21:00):大人510円 小・中学生250円(2024年は当日、再入場可能)です。
平家の里 公式サイト
ミニかまくらライトアップ時間:17:30~21:00
営業時間:9;00~21:00(最終入場20:45)

湯西川温泉 かまくら祭の動画

これを見たら絶対行きたくなるはず?!
素敵な動画をご紹介します!

日光市の冬の日光観光PR動画もご紹介します!

湯西川温泉 かまくら祭の基本情報

利用案内

開催期間

2024年1月26日(金)~2月25日(日)

営業時間

■全体
9:00~21:00
プログラムにより異なる

各会場 開催概要
会場 時間
平家の里メイン会場(有料) 9:00~21:00

・ミニかまくら点灯
 1月26日(金)~2月26日(日)
 17:30~21:00
「沢口河川敷ミニかまくら会場」が休業時でも
「平家の里会場」で鑑賞可能
平家の里メイン会場
(かまくらまつり)
茅葺屋根の家々の周りに冬の風物詩“かまくら”が登場
湯西川水の郷スノーパーク 10:00~15:00(最終受付14:00)
長い雪の滑り台でソリ等を楽しめ、入浴も
沢口河川敷ミニかまくら会場 17:30~21:00
※毎週火・水・木曜日定休

休業日

沢口河川敷ミニかまくら会場
月・火・水・木

料金

各会場

会場 入場料
平家の里メイン会場 大人:510円
子供(小中学生):250円
ナイトチケット(17:00~21:00):大人300円|子供:200円
湯西川水の郷スノーパーク 大人:1,200円
子供:600円
※大人・子供共にそり遊び代、水の郷観光センター入浴料込
※ペット同伴不可
沢口河川敷ミニかまくら会場 なし

問い合わせ先

問い合わせ先:日光市観光協会
連絡先:0288-22-1525
※プログラムは予告なく変更になる場合がありますので、事前に問い合わせ先にご照会ください。

湯西川温泉 かまくら祭に関する各種情報ページ

パンフレット(pdf)
野岩鉄道公式サイト 湯西川温泉 路線図・駅情報ページ
日本夜景遺産公式サイト 光輝くぼんぼりとかまくら祭ページ

湯西川温泉への行き方・アクセス

公共交通機関

野岩鉄道 「湯西川温泉」駅下車 →日光交通バス湯西川温泉行き 「本家伴久旅館前」下車 徒歩約10分 (バス乗車時間 約30分)

日光道 大沢料I.C.から約1時間10分

駐車場

あり(50台)
※但し雪道で悪条件の場合もあり、週末は大変混雑するため停められない可能性もあります
公共交通機関のご利用がおすすめです!

ですが、バス代は少しお値段が・・・など色々と条件もあるでしょうから、事前に観光課などにお問い合わせの上お出かけください。お車でのお出かけの際はタイヤチェーンやスタッドレスタイヤの装備などの対策は万全に!

湯西川温泉 かまくら祭りはバスツアーもおすすめ

湯西川温泉 かまくら祭は人気が高く毎年多くの方が訪れます。そんな人気に比例するようにバスツアーなども多くプログラムが組まれています。日光という世界遺産を擁する地域、また栃木の人気いちごなどがセットになったツアーなど提供する会社によって様々なプログラムがあり、おすすめです。

クラブツーリズムや東武日光線を抱える東武鉄道と同グループの東武トップツアーズで各種バスツアーの取り扱いがあります。東武トップツアーズは湯西川500円クーポンが付くなどの限定特典もあります。

またHISでも「幻の白いちご★ミルキーベリー&とちおとめ狩り食べ放題」とセットのバスツアーがあり、おすすめです。HISのバスツアーからご確認ください。

湯西川温泉 かまくら祭メイン会場 平家の里の地図

湯西川温泉の旅館・ホテル

かまくら祭りはとても幻想的で楽しいですが、冷えた体は宿泊の温泉入浴でじっくり温めたいですよね。

平家の落人が傷をいやしたとされる「平家落人の里」で良質な温泉を楽しみませんか。

湯西川温泉 本家伴久 平家伝承かずら橋の宿

部屋が広い、お湯が最高!という声の多い古き良き旅館。秘湯を体験するにはぴったり!

元湯 湯西川館 本館

無料の貸し切り風呂もあり温泉を楽しみたい!という方におすすめです。コストパフォーマンスが高いと評判です。

湯西川白雲の宿 山城屋

渓流沿いの絶景を楽しめる露天が魅力の宿です。季節ごとに見ごたえがあります。

彩り湯かしき 花と華

非常に人気の宿で、歴史を感じさせる建物や料理、周りの景色ともにユーザー満足度の高い宿。もちろん温泉も素晴らしいです。

様々な温泉宿があり、どの宿を選んでも素敵な温泉を楽しむことができますのでご自身のプランに合った宿選んで湯西川温泉を楽しんでください。
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Tea break -Cover Story-

雪と熱帯

昔アジアの暑い地区に住んでいた友人がいた。
もう、冬とか夏とかがあるのかないのかまるでわからないような熱帯気候のエリア。

そんな友人は日本のファッションが好きなようで、日本のファッション誌をプレゼントしたことがある。

食い入るように一ページ 一ページを楽しそうにめくる姿に、いいプレゼントができたなと得意になったものだ。

しばらくして、この服が欲しいと指さしたものを見ると少し派手なセーターだった。

直後、僕の頭には疑問符がポツりポツりと増えてゆき、やがて埋め尽くされた。
「この暑い国でセーター?」ないないないない。

夏生まれなのに、夏が嫌いな僕はその国へ行くたび止まらない汗と戦っては、屋内に入ると凍えるような寒さと戦うという消耗戦を繰り返していた。

確かに屋内では寒いとさえ感じることもあったけれど、それでも湿気を含みかなり高温の外気を知っているとセーターが欲しいなんてにわかには信じがたい言葉だった。

よくよく話を聞くと一応熱帯にも東北地方があるらしく、そういう場所に出かける際には着られると胸を張っていた(笑)
そういえば、20度台の日があると寒いと言っていたのを思い出して少しほくそ笑んだ。

そんな友人が日本に行ってみたいと言っていたことがある。
当時の友人の国では、海外旅行は誰でも気軽に行けるものではなく預金残高とかビザとかいろいろな条件があった。

理由を訪ねてみると、「雪を見たいから」ということだった。

確かにあの国から出ることがなければ、雪は一度も触れることのない幻なんだろうな。日本に住む自分にも、図鑑やテレビやインターネットでしか触れられない世界がある。だから、その気持ちがよく分かった。

あれから十数年、今雪深い温泉街で柔らかい光のイベントに来ていた。

目の前の雪をひとつまみしてみる。
冷たい指先からてのひらに移すと、冷え切った掌で雪が溶けてゆく。

踏みしめる雪の音。痛みさえ感じる耳。感覚を失ったような鼻先。
そんなひとつひとつを味わいながら、あの頃の友人にこの景色を見せてあげたいななんて、白の世界に立つ友人の笑顔を見ていた。

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