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清水寺(宮若市)で雲海鑑賞!発生条件や時期も解説!

更新日:

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公式サイト等で最新情報をご確認ください。

九州の雲海スポットと言えば、阿蘇の大観峰(熊本県阿蘇市)高千穂の国見ヶ丘(宮崎県高千穂町)が有名ですが、福岡県にも幻想的な雲海の風景が見られるスポットがあるんです!

今回はそんな宮若市の『清水寺(きよみずでら)』を雲海が発生する条件や時期を中心に紹介していきます!

清水寺とは?

福岡県宮若市黒丸字清水にあるお寺で、標高600mほどの西山の中腹、標高約200mの場所に位置しています。

その歴史は古く、天平年間(729~748)の建立と伝えられ、筑前国三十三カ所霊場の第二十五番札所にも数えられる古刹です。

また、江戸時代後期に起こった西山の山崩れを食い止めたという逸話が残る大イチョウも有名です。

県内にはもう一つ清水寺があるので注意

福岡県で有名な清水寺は実はもう一つあります。

柳川にも近いみやま市にある『本吉山 清水寺』は紅葉の名所として知られています。

室町時代の水墨画の巨匠、雪舟(せっしゅう)が造ったと伝わる本坊庭園は秋の絶景として多くの人を魅了しています。

お寺の名前は同じですが、こちらでは雲海は見られないのでご注意ください。

清水寺本坊庭園の紅葉の見ごろや基本情報

清水寺で見られる雲海の発生条件や時期・時間帯

若宮盆地で発生する雲海は主に放射霧と言われているもので、その発生条件は以下です。

1.発生するポイントでの湿度が高い
(前日に湿気の滞留や雨が降るなど)

2.放射冷却で地表が冷やされる(晴れる)

3.水蒸気を含んだ冷えた空気がその場でとどまる(風がない)

4.冷やされた空気が飽和状態に達して霧が発生する

5.上空が地上より気温が高い状態(逆転層)になっている

この現象は盆地や山間で寒暖差が大きくなる秋から冬にかけてよく発生します。

若宮盆地には犬鳴川やため池が点在していることもあり、湿度の供給源があるので霧が発生するには適したエリアだといえます。

天気予報をチェックして上記のような気象条件がそろいそうな日に雲海ハントに出かけましょう!
(とはいっても、自然現象なので確実に発生するとは言えませんが…)

宮若市の10日間の天気予報
(tenki.jp)

清水寺で雲海が発生しやすい時期・時間

夜から朝にかけての寒暖差(夜は暖かく、朝が寒い)が大きい際に雲海が発生しやすいため、若宮盆地では9月下旬~12月にかけてが良いとされています。
(条件がそろえば春や夏にも発生することがあります。)

発生しやすい時間帯は日の出前~8時頃までの早朝がきれいに見えます。

特に朝日に照らされる雲海は水墨画に色がついていくように見えて絶景です!

※冷え込む季節の早朝ですので防寒対策があると安心です

清水寺からの雲海のおすすめポイント

雲海に浮かぶ小島が見れる!

雲海は清水寺から東に広がる若宮盆地で発生します。

その盆地周辺には標高100m~300mほどの低い山が点在していて、その山の山頂部が雲海から顔を出すことも多いです。

まるで海に浮かぶ小島のようなその景色は、九十九島(長崎県)や松島(宮城県)を彷彿とさせてくれます。

朝日に染まる雲海と山々はまさに絶景です!

手前に広がるのは田園風景!

清水寺がある旧若宮町は水田や果樹園が多いエリアでもあるので、雲海の手前には田園風景が広がります。

全国の雲海スポットの多くは標高が高い場所にあるため、低山で田園風景と一緒に雲海が見える場所は貴重といえます。

大都市圏から1時間圏内の好アクセス!

宮若市は福岡市と北九州市のちょうど中間に位置していて、その2つの大都市からはそれぞれ車で1時間以内です。

さらに福岡第三の都市、久留米市からも1時間15分ほどで行くことができます!

清水寺の関連イベント・周辺おすすめスポット

ライトアップイベント「竹灯籠」も開催!

毎年の年末に開催されるライトアップ年越しイベント「竹灯籠」が清水寺で開催されます。

東日本大震災をきっかけに日本全国へのエールと地元地域の活性化を目的にした年越しイベントとして定着しています。

年を越した後は、そのまま清水寺で初日の出と雲海(条件が整えばですが…)を見ることができます。
(ちなみに宮若市での初日の出の時間は午前7時21分ごろです)

竹灯籠の開催概要

開催日
2023年12月29日(金)〜2024年1月2日(火)
合計5日間開催

開催時間
通常 17:00~21:00
12月31日のみ 17:00~25:00

参加費
無料

問い合わせ先
黒丸むらおこしの会
090-2710-3759

黒丸むらおこしの会 公式facebookページ

脇田温泉で日帰り入浴もできる!

清水寺から車で15分ほどの場所には「博多の奥座敷」とも称される脇田温泉(わきたおんせん)があり、日帰り入浴を受け付けています。

早朝の雲海ハントで冷えた体を温められるのでおすすめです。

湯乃禅の里(楠水閣)

清水寺から車で約15分

脇田温泉で人気の老舗宿、楠水閣(なんすいかく)が運営する入浴施設です。

その特徴は男女合わせて10種類の露天風呂が備えられていることで、趣向を凝らした様々なお風呂を楽しむことができます。

また、食事処や休憩室、マッサージ施設も併設されて、入浴と一緒に食事も楽しめるセットプランも人気です。

営業時間
10:00~23:00

※冬季期間(11/1~3/31)は22:30まで
※最終受付は22:00まで

定休日
毎週水曜日(火曜・木曜日の場合あり)
※旅館が休館の場合も休み

料金

対象 料金
大人 850円
3歳~小学生 450円
0歳~3歳未満 100円

※食事セットは1,700円/人
※タオルは200円で販売
※バスタオルは200円でレンタル可能

住所・問い合わせ先
福岡県宮若市脇田507
0949-54-0123
※楠水閣の住所と電話番号です

湯乃禅の里の紹介ページ(楠水閣)

健康ランドわかみや

清水寺から車で約17分

地下1000mからくみ上げた源泉かけ流しの天然温泉です。

屋根付きの露天風呂や壺風呂、岩盤浴(別料金)をはじめリラクゼーションスペースも完備しているのが特徴です。

※リラクゼーションスペースの利用の際は別途、岩盤浴料金が必要です

営業時間
10:00~23:00

定休日
年中無休

料金

対象 料金
大人 800円
小人 500円
小学生未満 300円

※上記は平日料金で土・日・祝日は100円アップ
※販売用タオルは150円
※レンタルバスタオルは100円
※岩盤浴利用は500円(オンドル・館内着セット)

住所・問い合わせ先
福岡県宮若市脇田778-1
0949-54-0305

健康ランドわかみやの公式ホームページ

まとめ

・宮若市の清水寺は福岡の雲海スポット

・雲海は秋~冬の早朝に発生しやすい

・前日に雨が降って、夜から翌朝にかけて晴れる+無風だと雲海発生の期待大

・年末には竹灯籠のイベントを開催して、その後に初日の出+雲海もみられるかも

・周辺には脇田温泉があり、冷えた体を温められる

標高が低い場所から雲海が見られる貴重なスポットで幻想的な風景をぜひ堪能してみてください!

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清水寺の動画

清水寺から見る雲海のドローン映像をご紹介します

清水寺の竹灯籠の様子を収めたスライドショー動画をご紹介します

清水寺の基本情報

利用案内

閉門日

指定なし

開門時間

指定なし

料金

拝観無料

問い合わせ先

宮若市観光協会
0949-55-9090

清水寺に関する各種情報ページ

清水寺の紹介ページ
(宮若市観光協会)

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清水寺への行き方・アクセス

公共交通機関で行く場合

※雲海が見られる時間には運行をしていないのでご注意ください
※バスの乗り換えがあります

1.JR筑豊本線「直方駅」より、路線バス(直方線)に乗り「福丸バス停」で下車
JRバス直方線の時刻表

2.「福丸」バス停より、宮若市乗合バス(清水線)に乗り「清水口バス停」で下車、徒歩約15分
宮若市乗合バスの時刻表・料金表

車で行く場合

カーナビでの設定
住所:福岡県宮若市黒丸1558−1
マップコード:68 159 072*22
(カーナビにマップコードを入力すると目的地設定しやすいです)

グーグルマップで清水寺の場所を開く

福岡市方面から

福岡都市高速4号線「粕屋出口」より、県道21号線・92号線を経由して約30分

北九州市方面から

九州自動車道「若宮IC」より、県道30号線・462号線・92号線を経由して約15分

久留米市方面から

九州自動車道「福岡IC」より、国道201号線、県道547号線・21号線・92号線を経由して約30分

駐車場

あり
(無料)
※清水公園の駐車場も隣接しています

清水寺の地図

【エリア別】日本全国のおすすめ雲海スポット

日本全国にある定番から穴場までamAtavi編集部がおすすめする雲海スポットを発生しやすい時期と一緒にエリア別でまとめています。本格的な登山が必要ない車やロープウェイなどで行けるスポットを中心に紹介しています。

【エリア別】日本全国の雲海スポット50選!いざ感動の絶景へ!

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