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【日本三大霊地】富山ー立山 青森ー恐山 あともうひとつは。。。

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日本三霊山とか、日本三大霊山とか、日本には山岳信仰がもともとあったせいでしょうか。。。紛らわしいです・・・。
ですが、今回は日本三大霊地にフォーカスします。

ちなみに霊地とは神仏などの霊験のあらたかな土地とされていて、霊場も同義ととらえられることもあります。どちらも霊験あらたかな場所であり、これは霊山も同様です。超自然といわれる存在を何かしら感じられるかもしれません。神聖なエリアなのでマナーを守ってしっかりとそのエネルギーを感じてください。

富山の立山は、なんとこのすべてに入っていて、観光地としてもがつくほど有名ですよね。
また、恐山はイタコの口寄せで有名です。

日本三大霊場は恐山(青森)・白山(石川・岐阜)・立山(富山)で、日本三(大)霊山は、富士山(静岡・山梨)・白山(石川・岐阜)・立山(富山)とされています。

富山県の立山について確認したい方はこちらの記事も参考になさってください

富山立山は日本三大霊地であり日本三霊山 そこは美しさの宝庫だった!!

青森県の恐山について確認したい方はこちらの記事も参考になさってください

恐山は青森県むつ市 菩提寺に参詣し温泉で極楽へ!三途の川もある

さて、話を戻しますと、じゃ、もう一つはどこ?ということになりますが、そのもう一つは『川原毛地獄(かわらげじごく)』です。

川原毛地獄

写真提供:アキタファン

秋田県湯沢市にある川原毛地獄は、他の霊地に比べて少し知名度が落ちるのか?と思いますが、是非おすすめしたい場所です!

今回はこの、川原毛地獄・川原毛大湯滝をご紹介します。

川原毛地獄エリアの みどころ

川原毛地獄エリアの川原毛大湯滝は熱湯!?地獄?極楽?

川原毛地獄エリアには川原毛地獄とセットで紹介されることの多い『川原毛大湯滝』という珍しい湯滝があります。川原毛地獄から噴き出す熱湯と、沢の水が自然の中で混合し湯滝として落ちてくる全国でも珍しい場所です。

川原毛地獄大湯滝-1

写真提供:アキタファン

自然が作る湯滝は当然天候の影響を受けます。雨が降った場合などはその分温度が下がるなどまさに自然が作る、降る温泉ともいえます!

滝壺にできる温泉には水着とゴーグルが必須!

水着やラッシュガード等の濡れても問題のない衣服・衣類を持っていけば、男女別の脱衣所もあるのでこの滝に打たれることができます。

但し滝つぼでは足がつかない程深い場所もあるので注意が必要です。泉質は秋田に多い酸性のため、目に入ると大変です(痛くて)。なので水中ゴーグルも持っていくことをおすすめします!

川原毛地獄大湯滝-2

写真提供:アキタファン

※駐車場は停車可能台数が少ないので、時間帯・時期等を見計らっていくことがおすすめです。
※滝つぼ以外は入浴が禁止されているので注意が必要です。事前にチェックしていくことをおすすめします。

迫力のある滝に当たるもよし、温泉でまったりするもよし。楽しみ尽くしましょう!

川原毛地獄の地獄とは

川原毛地獄は、冒頭でも紹介した通り青森県の恐山、富山県の立山と並んで三大霊地の一つに数えられます。

標高はおよそ800mです。
この一帯は、かつての硫黄鉱山の跡で草木は一切生えることのない灰色の山肌が広がります。

また岩肌のいたるところから水蒸気や火山性のガスが噴出する様子は、子供頃に思い描いた『地獄』を彷彿とさせること請け合いです。

この川原毛地獄の中腹に沢が流れていて、温泉が湧出しています。
ですがこの場所から湧き出る温泉水は非常に高温です。これが沢の水と混ざり合い先ほど紹介した川原毛大湯滝へと注ぎます。その時はじめて適温となるという奇跡です。

『地獄』を堪能しきったら、『大湯滝』の極楽が待っている。
『地獄』から天国への旅もセットで行きたいですね!

もちろん川原毛地獄は、かつては女人禁制だったとされる霊地。霊通山前湯寺はその後三途川沿いに移され、さらにその後改称されます。

近代では信仰の場というよりは硫黄鉱山として採掘場の色が濃くなります。現在では採掘場としての役目も終え冬には雪に閉ざされた秘境となりひとが近寄ることは出来ません。

三途の川??三途川渓谷にかかる橋からの眺め 紅葉シーズンも

三途川渓谷は川原毛地獄の入り口に位置し、この渓谷にかかる三途川橋は渓流から約40mの高さがあります。

下を眺めると断崖絶壁!「三途川」 との名にぴったりな程の恐怖感を味わえるかもしれません。
橋の両端には、上り方向にはエンマ大王、泰山(たいせん)大王が、下り方向には延命地蔵、合掌地蔵の石像が鎮座しています。

紅葉シーズンもおすすめです。川原毛地獄には草木はなく荒涼としていますが、周辺は木々が多く、赤く染まるシーズンにはその美しさに時のたつのも忘れられそうです。

川原毛地獄エリアの関連情報

川原毛地獄から2kmほどの場所にある『泥湯温泉』は濁り湯であることから、泥湯と呼ばれるようになりました。

このエリアに行かれたら是非この秘湯も訪れてみてはいかがでしょうか。
※硫黄泉特有のにおいにはくらくらしてしまいそうですが、これもまた温泉の醍醐味!
小さいお子さんはちょっと苦手?な硫黄泉の硫黄臭ですが、温泉の効能を約束されている気分になるのでは。

秘湯ともいえる泥湯温泉には、宿泊できる旅館や日帰り入浴ができる宿もあり秘境の中でゆったりと泥パックを楽しめる温泉もあります。

運転に集中して疲れた神経をゆったりとほぐしてくれる温泉宿への宿泊も検討されてはいかがでしょうか。

川原毛地獄エリアの動画

壮大な地獄動画のご紹介!!
シーズンには是非ご自身の目で、足で確かめに行ってみてください。

川原毛大湯滝の映像もご紹介します。是非ご覧ください・

川原毛地獄エリアの基本情報

利用案内

営業日

大湯滝エリアでのベストシーズンは7月中旬~9月中旬が推奨されています。営業日というのはないのですが、豪雪地帯ということもあり冬季は通行止めとなります。※観光協会の公式ページには「営業は終了しております」と記載されます

自然の中にある天然の温泉のため、天候や気候の変動で湯温は一定ではありません。
そのため、推奨時期であっても湯温の変動に注意が必要です。(主に温度低下が懸念されますので無理をしないことをお勧めします)

営業時間

自然の中なので、こちらも24時間OKですが日のある時間に行くことを強くお勧めします。(真っ暗になります)

休業日

休業日というのはありませんが、11月上旬~5月上旬は閉鎖期間となっています。(公式ページで開通時にアナウンスがあります)

料金

入湯税は無料です

問い合わせ先

観光・ジオパーク推進課 観光物産班
電話:0183-55-8180

川原毛地獄に関する各種情報ページ

秋田県 湯沢市役所公式サイト 川原毛地獄ページ

秋田県湯沢市観光情報サイト 川原毛地獄ページ

ゆざわジオパーク ジオサイトの紹介ページ

>>川原毛地獄周辺の泥湯温泉のある旅館をじゃらんで見る

川原毛地獄への行き方・アクセス

公共交通機関

公共交通機関は廃線となりました
乗合タクシーが利用できます。
詳しくはこちら(湯沢市)の情報または、こちら(こまちシャトル)の情報を参照してみてください。

湯沢雄勝道路
→須川I.C.から約60分

駐車場

あり
川原毛地獄駐車場 湯沢駅から車で約45分 駐車台数約20台
川原毛大湯滝駐車場 湯沢駅から車で約45分 駐車台数約50台

川原毛地獄の地図

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紅葉ライトアップ特集

日中のもみじ狩りも素敵ですが、ライトアップされて赤く染まる紅葉も幻想的です。日本全国の紅葉のライトアップの最新情報をエリア別でご紹介しています。

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