梅雨も沖縄から徐々に明けてゆく頃になると、そろそろ夏の旅行の準備をされている方も多いのではないでしょうか。
夏休みの旅行先は海外一択!という方もいらっしゃるかもしれませんが、日本国内にもおすすめの旅行先がたくさんあります。特に2020年・21年は新型コロナウイルスの影響もあり海外への旅行は難しく、国内旅行やお出かけも控えていたという方が多っかたのではないでしょうか。
ただ、ワクチン接種も進み今年の夏休みはでかけようという方も徐々に増えてきています。
夏の旅行はやはり海が人気。また近年の日本ではヒートアイランド状態が続いているので、涼しい場所をもとめ避暑地も益々人気の旅先になっています。
今回は、2024年夏旅行におすすめしたい場所をカテゴリーに分けてご紹介します。
山・川・キャンプ・アウトドア 夏だから楽しめるアクティブ旅行
夏になると毎年キャンプにでかけるという方や、川でバーベキューを楽しんだり、雪解けも終わった山へハイキングに出かけるという方も多いです。
夏はプールや海での海水浴も楽しいですが、春のウォーミングアップを済ませ思い切り体を動かせる時期だからこそ、海やプールだけじゃなくアウトドアライフもおすすめです。
冬には壮大な樹氷の世界が広がる森吉山
森吉山は秋田県の森吉町と阿仁町にまたがる標高約1454mの山です。
こちらの記事では冬の森吉山をご紹介しました
このようにゴンドラがあるので麓から山頂まで比較的容易に行くことができます。山頂からの整備された道を歩きながら散策することができます。
花の百名山にも指定されている森吉山は高山植物の宝庫で、この花を目当てに訪れる方も少なくありません。
また、白神山地や岩木山といった有名な山々が望める大パノラマはとても魅力的で、天気によっては雲海をが見られることもあります。当然麓よりも気温は低く、夏の暑い時期にも避暑にピッタリな場所です。
むしろ天候によっては肌寒く感じることもあり、天候自体も変わりやすいのでマウンテンパーカーなどの上着を用意することをオススメします。
個別に移動手段や宿泊施設を手配する自由旅行も楽しいですが、お手軽なパッケージツアーも検討してみてはいかがですか。きめ細やかなコース設定が人気のクラブツーリズム
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ご予定、ご予算にあうツアーがあるか、ぜひチェックしてみてください。
泊りがけが便利!早朝の探勝路散策はひんやりの五色沼
磐梯山の北側の裏磐梯エリアにある湖沼が五色沼と呼ばれています。
光りの加減や天候によって様々な色を魅せる湖面が特に人気が高く、春の新緑と秋の紅葉の頃は特に人気です!
都市部よりは確実に低い気温ですが、日中は温度が上昇し暑さを感じることもあるので、天気を見ながら散策に出るタイミングを調整すれば夏でも涼しく過ごしやすい環境で素晴らしい景色を楽しめ最高のリフレッシュになるはず。
福島 五色沼の詳細はこちらから
大人気エリアなので、ツアー形態も豊富な五色沼。
夏本番を迎え暑さは厳しくなりますが、少し涼しい美しい自然の宝庫をゆっくり回ってみませんか。
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東京で自然散策 23区唯一の渓谷は渋谷から20分
東京23区にも自然公園や川の遊びを楽しめる場所が少なくありません。
中でも等々力渓谷は23区内で唯一の渓谷で、夏や秋の紅葉の時期には約1㎞続く渓谷を散策に訪れる方も多い場所です。
東京23区では多くの見どころある場所がありますが、エアコンの涼しさだけではなく自然の涼をとりに散策に出かけてみるはいかがでしょうか。
等々力渓谷の詳細はこちらから
電車利用で等々力駅からの場合、東急ワンデーオープンチケットを検討してはいかがでしょうか。東急線全線が一日乗り放題で大人680円(こども340円)の破格です!
バス利用の場合で、Suica・PASMOをお持ちなら東急バス一日乗車券もおススメです。大人520円(小児260円)で一部路線を除き東急バスに一日乗り放題です!
旅行で東京を訪れる場合には、渋谷近辺のホテル(じゃらん)が便利です。都会のオアシスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
筑波山でお手軽登山+温泉!
筑波山は茨城県つくば市にある1,000mに満たない比較的低山に分類される山です。多くのトレッキング・登山コースがあり本格派から初心者まで幅広く人気があります。
頂上付近までケーブルカーとロープウェイを利用できるので、あまり体力には自信がないという方にもぴったりです。
そうはいうものの、一般道のような舗装された道が続くわけではないのでトレッキングシューズ(又は新品に近い靴底の溝がしっかりとした滑りにくいスニーカー)や、レインウェアなど山への多少の準備はお忘れなく!
また筑波山には周辺に温泉もあるので、山歩きで疲れた体をリフレッシュするのに日帰りの立ち寄り温泉を利用するのもオススメです。
筑波山の詳細はこちらから
東京をはじめ関東各県から近いため、主に東京出発の様々なツアーが用意されています。登山を楽しめるコースから夏ならではの100万本のひまわり畑を見れるコースなど多くの選択肢があります。
日帰りから宿泊まで多様なコースがあるのでご予定に合わせて検討してみてはいかがですか。
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水の都静岡の三島で川遊び
富士の湧水で川遊び。
静岡県三島市には富士山の伏流水が湧き出る楽寿園内小浜池を水源とする源兵衛川のせせらぎが、夏の暑さを忘れさせる一服の清涼剤の役を担っています。
親子連れが川遊びをする様子も見られ、水に入らずともウッドデッキを歩きながら清流を眺めながら川沿いの散歩を楽しむことができます。
飛び石や広瀬橋手扱ぎポンプから飛び出る水もまた、夏の暑さにはぴったり。子供から大人、カップルデートにも訪れたい場所です。
源兵衛川の詳細はこちらから
SNSで話題となり、さらに人気を集めた源兵衛川をコースに含むツアーも多くなりました。※時期によりツアーが催行されていない場合があります。
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ツツジや雲海でも有名な甘利山
夏の頃になるとツツジの季節は終わってしまいますが、夏の頃にも雲海が楽しめることもある日帰り登山にも最適な山梨県の甘利山です。
山頂からは富士山も望め、富士山と雲海をセットで楽しめることもあります。ツアーでゆけば疲労や飲酒による運転への心配から解放されます。
甘利山の詳しい情報はこちらから
甘利山へのお出かけは、近隣のハイジの村 クララ館 スパ&レストランホテル(じゃらん)に宿泊されてはいかがでしょうか。
山梨百名山である甘利山では植物も楽しめますが、ハイジの村では夏のひまわりも有名なので花三昧の旅をしてみるのはいかがでしょうか。
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紅葉の時期が有名な紅葉台・三湖台・五湖台で夏の富士山を一望
紅葉の見頃を迎えるのは10月~11月頃ですが、夏の絶景トレッキングにもオススメの紅葉台・三湖台・五湖台は直前でご紹介した甘利山と同じく山梨県にあります。
紅葉の時期が有名ですが、富士山の絶景を楽しみながら登れるコースは夏にもオススメです。
比較的緩やかなコースなので、ゆっくりと登れば日頃の運動不足のリフレッシュにもなるのではないでしょうか。
全行程を必ず完遂しなければならないわけでは、ご自身の体力に合わせてコースを選べるので、無理をせず標高の高い場所で麓よりもひんやりとした空気を楽しんでください。
服装や持ち物の準備やUVケアなどもお忘れなく。
紅葉台・三湖台・五湖台の詳しい情報はこちら
また様々な富士山とのコラボ絶景が楽しめる富士五湖もオススメです。
空気や天候に左右されますが、水鏡に映るいわゆる逆さ富士等も楽しめる場所です。
富士五湖 本栖湖リゾート 竜神池の詳しい情報はこちら
夏に敢えての温泉でエアコン病ともおさらばのほかほか旅
日々の酷暑は続くけれど、家庭やオフィス、商業ビルや移動手段に至るまで過剰なほど冷えた空間に入ったり出たりを繰り返しているうちに自律神経がおかしくなったり、夏なのに逆に冷えが酷くなってしまったりということはありませんか。
体温調節機能が悲鳴を上げてしまうその前に、敢えて汗をかいて自律神経を整える旅に出てみるのはいかがでしょうか。
そんなときにおすすめなのが、じんわりと体を芯から温めてくれる温泉旅。自然の中にある温泉宿も少なくないので、温泉効果と自然のいやし効果でリラックスにはうってつけです。
川床も楽しめる山中温泉は石川県の名湯
石川県の山中温泉は夏でも避暑に訪れる方の多い過ごしやすい温泉街で、周りは素晴らしいロケーションに恵まれ4月から11月には川床を楽しむこともできます。
1300年とも言われるその歴史に裏打ちされた山中温泉の泉質や、周辺の町並みはどのようなものか、一度体験してみてはいかがでしょうか。
ロケーション的には山間となりますが、もちろん石川の美味しい海鮮もいただくことができます。また、鶴仙渓に架かる総ヒノキ造りの橋「こおろぎ橋」等も見どころなので、ゆっくりと散策してみてください。
山中温泉の素敵な自然と川床の様子がわかる素敵な動画をご紹介します
はわい温泉はレイクビューを楽しめる宿がいっぱい
鳥取県の東郷池(東郷湖)を取り囲むように広がった温泉地が「はわい温泉」と東郷温泉。
朝陽や夕陽を間近に感じられる施設も人気で、湖畔の宿からもいつまでも見て居られそうな穏やかな水面と太陽のコントラストや、しじみ漁の船のどこか懐かしい風景を楽しむことができリラックス効果は絶大。
町中には足湯等も点在していて、これを巡りながら楽しむ方も少なくありません。日帰り温泉を実施している宿も多くあるので、湯めぐりを楽しみつつ、夕方には美しい夕日と東郷湖の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
光芒も美しい菊池渓谷 避暑をしながら温泉でリラックス
熊本城の再建もいよいよ進み、一般公開が始まり復興が進んでいる熊本県は阿蘇山をはじめ素晴らしい自然も魅力のひとつです。
菊池渓谷は夏でも涼しいと人気のスポットで、夏の平均気温が13℃と低く天然のクーラーという表現がぴったりくる場所。そして、この場所で梅雨明けから夏の早朝の光芒は自然の奇跡とも言える美しさ!
菊池渓谷の光芒と写真愛好家の様子がわかる動画をご紹介します
そして、菊池渓谷の入口から車で約10分程度の場所に位置する菊池渓谷温泉 岩蔵は人気の温泉宿で、この自然を体験したあとには温泉でリラックス。少し肌寒いくらいですから、温かい温泉はオアシスに感じるかもしれません。
特徴のある、自然も楽しめるような各地の温泉を紹介しました。避暑地としても有名な場所でもあるので夏のお出かけにご検討されてはいかがでしょうか。